I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

元神奈川民、念願のハングリータイガーのハンバーグステーキをようやく食べる

以前から一度食べてみたいと思っていた「ハングリータイガー」に行ってきました。

静岡のハンバーグファミレス「さわやか」が話題になると、併せて名前が上がることの多い神奈川の「ハングリータイガー」(あと埼玉の「フライングガーデン」とか)。神奈川県の出身ですが、さわやかを知る以前には名前すら全く知らなかったんですよね。相模原市民だったので、近くに店舗もなかったのですけども。

さわやか(左)と長野のドンキホーテ(中央、右)

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ハングリータイガーの存在を知ってからは気にはなっていましたが、週末などは混雑すると聞きますし、そのためだけに出掛けることもなく、一方で静岡県方面に行くと食事の候補に必ずさわやかが上がるので、なんやかんやでさわやかはたまに食べているという状況。

ららぽーと海老名からは丹沢がよく見える

さて前回、湯河原温泉のオーベルジュに泊まった件につて記事を書きましたが、その日のランチ。
昼前に家を出て車で湯河原方面を目指すのですが、昼は何食べようか? 御殿場経由にして久々にさわやかでも…… って平日なのに既に数時間待ち!? そういえば、海老名の「ららぽーと」にハングリータイガーってあったよね。行ってみるか! みたいな。

当初、何も考えず府中街道経由で東名川崎ICを目指していたのですが、東名高速は乗ってすぐ渋滞と知って下道に切り替えましたが、246号も海老名まで断続的に渋滞の連続。この日は圏央道も大渋滞だったようで、そういえばこの辺りは平日でもよく渋滞してたな……と思い出す元相模原民(昔は平日でも幹線道路を避けて裏道ばかり走ってましたっけ)。多摩エリアは平日は比較的走りやすいので忘れていました。

12時半を過ぎる頃、すっかり腹ペコになって「ららぽーと海老名」に到着。屋上駐車場に停めたら、下りてすぐにレストランフロアだったので丁度良かった。

ハングリータイガーは横浜エリアを中心に展開する、ハンバーグ&ステーキ料理のファミリーレストラン。保土ケ谷が発祥で、現在も保土ケ谷公園と横浜新道の間に本店店舗があるようです。
横浜のハンバーグ&ステーキレストラン【ハングリータイガー】

店舗情報を確認すると駅チカよりもロードサイド店が多い感じ。若葉台店(横浜市旭区/not稲城)とか港北センター南店は周辺の渋滞を上手く避けて行けば穴場な気もするけどどうなのだろう……?
この日のららぽーと海老名店は12時半過ぎの時点で待ち客なしですぐに入ることができましたが、食べ終わって外に出ると軽い行列ができていました。

店内に入ってすぐ、客からもよく見える場所にハンバーグを焼く調理台があって、鉄板の上で丸々としたハンバーグがいくつも焼かれていました(↑の長野ドンキホーテの写真みたいな感じ)。
ランチメニューはこんな感じ。225gのハンバーグがセットで2000円強。もちろんハンバーグを食べる訳ですが、この日のディナーは間違いなく量多めのコースだと分かっているので、食べすぎる訳にはいきません。

ということでベーシックな「オリジナルハンバーグ」を注文。セットはパンかライス、飲み物のレギュラーセット、さらにスープかサラダが付くプラス1セット、スープとサラダの両方が付くスペシャルセットの三種類。ライスはランチタイムは大、普通、小で値段は変わららず。私は渋滞の運転ですっかり空腹だったのでスープを付けたプラス1セット、妻は夜に備えてライス小のレギュラーセット。

セットのスープ。カレー風味のポタージュ、これがなかなか美味しかった!

ハンバーグが来た際の紙ナプキンや「ソース掛けますか」の作法はさやかやや同タイプのレストランと同じ。


スマホで動画を撮っていたので、最初の状態を撮り逃しました。

動画で。

半分に割った直後は内側が若干レア気味なのが分かります。それでもレア系を売りにしている同系統のハンバーグよりは明らかに火が通っています。

ここから60秒待つことを命じられます。

付け合せはミックスベジタブル、いんげん、飴色のソテーオニオン、ベイクドポテトです。

食べ始める頃には中までしっかり火が入っています。

お味の方はもう間違いないザ肉感たっぷりのハンバーグ。粘度高めのソースは醤油系で玉ねぎやニンニクも使ってる感じ。これも間違いなくお肉に合う味。追いソースをしたり(当然ポテトにも合う)、ソテーオニオンを絡めたり…… どうやって食べたって美味しいに決まっています。

この後は夢中で食べてしまったの写真はなし。レアな肉の舌触りやオニオンソースの酸味がクセになるさわやかともかなり違うし、長野で食べた俵形ハンバーグともやっぱり違う。長年地元で愛されてきた味は伊達ではなく、これはファンが多いのも納得。長年神奈川県民だったのにこれを知らないまま、生きてきたのは少々勿体ないことをしました(でもほんと相模原市民には無縁だったんですよね。ららぽーと海老名が開業したのだって、2015年なので自分は既に多摩民だったし)。

こんなブログを書いていたら、早くも再訪したくなりましたが(ちなみに昨夜もヤオコーのハンバーグを食べた)、ららぽーとは週末は混みそうですし、路面店の平日ディナータイムとかどうなのでしょうね。平日なら電話予約やスマホからの予約もあるようなので、その辺りも検討しつつまた行ってみたい。
ご予約について|横浜のハンバーグ&ステーキレストラン【ハングリータイガー】
ハングリータイガー | EPARK

湯河原のオーベルジュ湯楽でイタリアンコース&バースデープランを満喫

1年ぶりに湯河原のオーベルジュ湯楽に宿泊してきました。昨年2月に宿泊してお料理の美味しさに感動した温泉オーベルジュです。今回はバースデープランを利用しつつ、イタリアンのコースを食べてきました。

オーベルジュ湯楽にスデープランで宿泊する

オーベルジュ湯楽は神奈川県の湯河原温泉にあるイタリアンをベースにした創作料理と源泉かけ流しの温泉を楽しめるオーベルジュ(宿泊施設のあるレストラン)。昨年2月の結婚記念日に利用しましたが、トリュフご飯を始めとするお料理が本当にどれも美味しかった!


そんなオーベルジュ湯楽からバースデープランのハガキが届きました。ぜひまた行きたいと思っていたオーベルジュだったので、3月の妻の誕生日に予約を入れました。


ちなみに前回、妻名義で予約したので妻の誕生日月でハガキが届いたのですが、あまり深く考えずに私の名前で予約を入れたところ、宿側で住所等を照らし合わせて現地では妻名義の予約に訂正されていました。ちなみに今後、私の誕生日月にバースデープランを利用することができるのか図々しく聞いてみたところ、登録名義を家族の連名にして誕生日を2つ登録することができるそうなので、そうして貰いました。

マイカーで湯河原へ

宿の紹介、宿泊レポートは前回書いたので、今回は主に食事の部分を中心に。
前回は公共交通を利用しましたが、今回はマイカーにしました。東京から湯河原方面は色々な行き方がありますが、今回は小田原厚木道路を使いちょっとした観光&時間つぶしで芦ノ湖に立ち寄って、箱根峠から湯河原パークウェイを使って奥湯河原温泉に出ました。

休前日の金曜日でしたが18時前とやや遅めの到着だったこともあり、駐車場はほぼ満車状態でした。

1台分開いていた入口に近い傾斜した駐車スペースに停めたのですが、他の車同僚に宿の方が輪止めを付けてくれました。この傾斜なので輪止めはあった方が安心ですね。

ロビーは改装が入って昨年とは少し雰囲気が変わっていました。全体的にとてもスッキリ。

温泉は檜風呂と大浴場が男女日替わり、貸切風呂は露天風呂と石風呂があります。貸切風呂の予約はチェックイン時に行うので、チェックインが遅かった我々が選べる時間はかなり減っていましたが、露天風呂には前回入っているので、翌日の朝食後の時間に石風呂を予約しました。

大浴場は名前の通りかなり広いですが檜風呂は洗い場が3つ(浴槽は2つありますがせいぜい4〜5人分)、更衣室も3人居たら窮屈に感じるレベルなので、人の少ないタイミングを見計らって入るのがオススメです。

部屋は昨年と同じトイレ付きの和室でした。

浴衣にタオル、足袋くつ下など。バスタオルが4枚、ハンドタオルはこの他に浴場にたくさん置いてあるので、毎回使い切りできるのが嬉しいですね。

休憩所の湯河原文庫、自由に飲める飲み物(お水の他に麦茶や昆布茶、梅茶など)、デロンギのコーヒーマシンなどは変わらず。


夕飯の時間は前回は18時でしたが、今回は到着時間が遅かったからか19時スタートでした。遅いほうがありがたかったですし、この間に温泉に入ることもできました。

ディナー:イタリアンコース+ブイヤベース&パスタ

併設レストラン「ピノクラーレ」は浴衣でも利用可能ですが、テーブルの椅子席でお酒飲みつつ長時間座っていると着崩れたりするので、今回は洋服で行きました。私が浴衣着るの苦手なだけかもですが。

レストラン内はほぼ満席で、昨年来た際よりも宿泊者が多かったようです。

メニュー。今回はイタリアンコースです(トリュフご飯があるのは「シェフ特選コース」)。

バースデープランのサービスでスパークリングワインが付いて来ました。

前菜。赤貝に帆立貝、ニンジンのソース。

自家製パンの盛り合わせ。チーズは手前から牛乳、羊乳にトリュフ入りのものなど。真ん中の揚げパンがモチモチでとてもおいしかった。

大山地鶏のムースで中に小海老が入ったもの。隣は明日葉で緑の粉は明日葉のパウダー。白いのはごま油を粉末にしたもの。確かにごま油の風味があっておもしろい。

飲み物は今回もビールにしましたが、コースに結構な量があるので、この後もう1杯ビールを頼んだこともあって、後半かなりお腹が限界になってしまいました。

強めのアルコールは酔ってしまうので、食事の際はビールを選ぶことが多いのだけど(あまりワインが好きな訳でもないし)、量が食べられなくなってくると飲み物のチョイスも考えないといけませんね。まあ、行き掛けのランチに海老名のハングリータイガーでしっかり食べてしまったことも原因な気もしますけど……。

パンはおかわり可能ということで、食べてないものを貰おうとトマトのパンともう一種類貰ったのだけど、右のは最初に来たパンと同じだったような気もするす……。

カルパッチョ。このようなお料理はフォークよりもお箸が使えるのが嬉しいですね。

ここでコースメニューにはない、バースデープランのブイヤベースが入ります。

半分取り分けてこれぐらい。結構しっかりあります。

そしてブイヤベースのスープを使ったリゾット。これはパスタかリゾットが選べますが、この日のコースにはパスタがあるので、リゾットにして貰いました。魚介の出汁が効いていて美味。

そしてスパゲティ。山百合ポークと小松菜、リコッタチーズ。ホロホロになった豚肉、美味しかったなあ。

蛍烏賊、地魚(失念)を生海苔で巻いたフリット、新玉葱のソース。そろそろ満腹になってきました。

メイン前のグラニテで一息。八朔と桜の葉。

お肉のメイン。軽めに見えますが和牛のスライスは4枚ぐらいあって完全に満腹。大満足。

デザートもしっかりあるので気を抜けない。

さらにバースデープランで焼き菓子のサービスもありましたが、これは袋詰して貰って部屋に持ち帰りました。食べられないことはなかったけど、限界に近かったのでありがたかった(笑)

この他チェックアウト時にオリーブオイルのプレゼントもありました。バースデープラン、リピーター向けサービスとしてもかなり満足度高いです。ぜひまた利用したいですね。

洋食朝食

翌日の朝食。イタリアンのプランを選ぶと洋食と和食が選べます。前回、和食を食べたので今回は洋食で。


サラダ、フルーツジュース(ブラッドオレンジとキウイ)。

品数多めで楽しい朝食。1枚目の4マスのお重は和食と共通でしょうかね。


温泉卵と和牛のミートソース、このミートソースが濃厚で美味しいんです。

パンが本当に美味しいんです。右側の食パンぽい方はおかわりも可能でした。

パンナコッタとコーヒー。


チェックアウト直前までのんびり過ごす雨の日

前日はお天気でしたが2日目は朝から雨(前回もそうでした)。こんな天気だと車が気楽でいいですね。

今回は宿泊と食事以外は何も予定していなかったので、予約しておいた石風呂に入ります。

温泉は初日に檜風呂、2日目の朝食前に大浴場、そして食後に予約をしていた石風呂に入りました。露天風呂は前回入ったので、これで4つのお風呂をコンプリート。この写真は貸し切りの石風呂のものです。

チェックアウトの11時ギリギリまで部屋でダラダラして過ごします。コーヒーを飲みつつサービスのゼリーを食べるなど。

前回もでしたが結構な雨が降っています。どこかに立ち寄る予定もなかったので、下道で早川まで走って早川港でお気に入りの鯵コロッケを買って帰りました。


小田原から小田原厚木道路に乗って、県央厚木ICで降りてランチはラーメン山岡家。東京、多摩には全然店舗がないので(横田基地の北に瑞穂店があるのみ)こんなときでもないとなかなか食べられない。

店内に漂うスープの匂いは強烈ですが、ラーメン自体はそこまでこってりとかガッツリでもなく普通に美味しい山岡家のラーメン。多摩地区にも1店舗ぐらい欲しいものです。

おまけ:芦ノ湖スカイラインと箱根関所

前日、時間つぶしがてら久々に芦ノ湖に立ち寄りました。昔は春の解禁直後は釣りでよく通ったのですが、目的がないと特に来ることがないんですよね。10年ぐらい前に箱根フリーパスで来て以来かも。

小田原からは箱根新道を使いましたが、以前走ったときはまだ有料だった気がします。芦ノ湖スカイラインなんて滅多に使わなかったので走るのは20年ぶりぐらいでは。今って800円もするんですね……。

行きは小田厚からよく見えていた富士山も午後になると雲の中。


少しは歩いて夕飯に備えようとやってきたのは箱根関所。恐らく小学校の遠足か社会科見学以来です。2000年代になって大規模な復元工事があったようで、記憶にあった関所跡とはすっかり様変わりしていました。

箱根関所といえば有名な「入鉄炮に出女」ですが、出女については昔習った通りですが、入鉄炮については静岡の新居関所で行っていたもので箱根関所ではそこまで厳格な武器の取り調べはなかったのだとか。

資料館まで見て日没より前に芦ノ湖を出ました。湯河原までは山を下るだけなので20分ちょい(冒頭に戻る)。


陳麻婆豆腐で季節限定の牡蠣陳麻婆豆腐を食べよう!

牡蠣入りの麻婆豆腐はとても美味しいですよね。

牡蠣を入れた麻婆豆腐は、私もたまに家で作っていました。しかし以前は月2ぐらいのペースで作っていた麻婆豆腐を、最近はそこまで作らなくなってしまいました……。

というのも麻婆豆腐を食べたくなると、府中駅のぷらりと京王府中 TSUZUMIにある「陳麻婆豆腐 小吃館」に行ってしまうから。ランチタイム以外でもセットメニューで気軽に利用できるので、麻婆豆腐気分になると外食ばかりになってしまいました。葉ニンニクの入った麻婆豆腐は家ではなかなか作れませんし。

麻婆豆腐を食べるつもりで行ったけど、日替わり主菜が酢豚でどちらも食べたくてミニ麻婆豆腐を追加したりなど。ランチだと350円でミニ麻婆豆腐を追加できるのでとてもありがたい(食べすぎてしまう)。

さて、この日は週末の夕飯として行ったのですが、気になる期間限定のメニューがありました。
「牡蠣陳麻婆豆腐」、ランチやディナーのセットとしても頼めるし単品もあるようです。麻婆豆腐に牡蠣が合うことはよく知っているのでこれは頼むしかない。

単品で麻婆豆腐を頼むなら、それぞれ麻婆豆腐以外のセットを。妻はよく頼んでいるエビチリ。以前に比べるとセットの副菜がややシンプルになっています。


私はこの日の日替わりで豚肉とナスの四川風炒め。単品メニューでもありますが、そういえば今まで頼んだことなかったです。

たっぷりのナスにフクロタケ系?のきのこと豚肉。辛味は控えめで酸味が軽く効いた炒め物。酸味系の炒め物は定期的に食べたくなるので、酢豚かこれをレギュラーのセット主催にして欲しい。

そして牡蠣陳麻婆豆腐。ぷりぷりの牡蠣が入ってます。

麻婆の餡をまとった牡蠣も美味しいですし、牡蠣の出汁が溶け出した麻婆の餡も普段の麻婆豆腐とは違った良さがある。いっぱい入ってるように見えた牡蠣は4粒でした。でも大ぶりなので、2人で食べても十分満足。

公式Xのポストによると3月末までの期間限定とのこと。他店舗での提供状況は不明ですがおすすめです。

キャベツ千切りが捗る2枚刃のキャベツピーラー、ののじ キャベピィMAX

数ヶ月前からこんなキャベツ用ピーラーを使ってます。“ののじ”の「キャベピィMAX」

ツイッターで知人が紹介してるのを見てすぐ買いました。Amazonで1200円でした。

どのような製品かは公式の動画を見て貰うのが手っ取り早いですが、二枚刃仕様でキャベツの千切りがモリモリ作れるピーラーです。動画のまな板がうちでも使ってるエピキュリアンだ。

より細い(薄い)ふわふわの千切りを作れる「キャベツピーラースーパーライト」という製品もあります。

キャベツの千切りはよく必要になるのですが、正直あまり得意じゃないんですよね。使うキャベツのサイズや状態によっても要領が変わってきますし(そのまま切るか、外側から剥がして切るかなど)、かつて勢いよくトントンやっていた際にうっかり指を切ってしまったことなどもあって、どうしても慎重になってしまう。

たまに面倒でカット済み千切りキャベツを買ったりしますが、1/4カット程度のキャベツから生成できる量が100円ぐらいするのでコスパはよろしくない。受け皿の付いたスライサータイプは場所を取るし(ニンジンしりしり用のを買ったけど、徐々に使わなくなってしまった…)、これは良さそうなので買ってみるかと。

早速使ってみましたが、確かに面白いようにキャベツ千切りが量産されます。なるほどこれが二枚刃の効果……。キャベツピーラーは削ったキャベツが飛び散るという声もあるようですが、自分はまな板でなくサラダスピナー(サラダ野菜の水切り)の上で使っているので、特にそれは感じませんでした。削ったそばからそのまま水にさらすことができますし。

ののじ公式による、飛び散りにくい削り方動画もあるので参考にどうぞ。

面白くてつい大量に作ってしまう……。

キャベツおかわり自由。

包丁で切る際は捨てていたような太い葉脈も、いい感じにスライスされるので普通に食べられる。

これを買ってからキャベツ千切りをよく食べるようになりましたし、一度に使い切れなくても別途サラダにしたり、レンチンして副菜にしたりと使い道もあるので、とても良い買い物でした。

さて、ピーラー、スライサーといえば注意したいのがケガ。想像するだけで恐ろしいアレです。二枚刃なのでやや力が入ることもあって、細かなコントロールが普通のピーラーよりも難しい。気をつけていたつもりですが、初回にやってしまいました(痛) 大きめのキャベツ(1/2サイズ等)を使う分には特に問題ないのですが、小さめのカットを使ったり、ギリギリまで使い切ろうと思うと結構危険なシーンが発生しがち。

公式サイトでもオススメの削り方(キャベツの持ち方)と合わせて、厚手のゴム手袋の着用を推奨しています(小さい食材の場合はフォークで差すなど)。


大量千切りキャベツにおすすめ2枚刃ピーラー『キャベピィMAX』|ののじ公式サイト|ののじ公式サイト

その後は必ずポリエチレン手袋をしているので、以後のケガはありませんがちょいちょい手袋の先をカットしているので(手袋がやや大きめサイズなこともあり)使っていて良かったなと。私が不器用なだけの可能性もありますが、注意をするに越したことはないと思います。

厚めのゴム手袋か、ののじ公式の手袋「キャベピィガードマン」買おうかな……。
刃ものから手指を守る調理用耐切創手袋 『キャベピィガードマン』|ののじ公式サイト|ののじ公式サイト

あとは外までピッタリ巻いてるキャベツなら良いのですが、春キャベツだったり外側の巻きが揺るいキャベツは(緑色の葉も一番外以外は結構使うタイプです)、どうしてもピロピロして上手く削れないこともあるので、そこだけは剥がして別途包丁で切ったりしています。

府中市場のど冷えもんで買ったチャーハン&味噌ラーメンが美味しかった

先日、府中市場(大東京綜合卸売センター)で夕飯を食べた際、冷凍自販機で買ってきた味噌ラーメン!


「ど冷えもん」でお馴染みの冷凍自動販売機が並んでいる一角。場内に出店している店の商品の他、ラーメン専門の自販機もあるようです。そこで気になったチャーハンと味噌ラーメンを買ってみました。

チャーハンは府中市場に出店している「れもねゑど亭」というレモネード、ラーメン、丼ぶりなどの店。味噌ラーメンは、全国のラーメンを冷凍自販機で販売する「ヌードルツアーズ」の商品。ヌードルツアーズの自販機には二郎系や魚介つけ麺もありました。チャーハンは1食単位で500円、ヌードルツアーズは2食分入って1000円なので1食分の料金は同じです。比較的買いやすいお値段なので、美味しかったらまた買いに来よう。

まずはれもねゑど亭の炒飯から。炒飯の上に大ぶりのチャーシュー、そしてレモンの輪切り。賞味期限は6月末までとかなり長い、ですが早く食べた方が良いでしょう。

レンチン完了。

あ、これは結構美味しい。油分多めですが、そのおかげかしっかりパラパラですし味も良い。上に乗ってるチャーシューも柔らかく、ご飯側に入ってる角切りのチャーシューも大きめで満足感があります。量はやや物足りないですが、平日ランチにはこれぐらいが丁度いいかも。スーパーやコンビニの冷凍チャーハンと比べてしまえばコスパ的には低いものの、個人的にはまたリピートしたいと思える満足度。

続いてヌードルツアーズの「濃厚みそらーめん」。こちらは冷凍麺と冷凍濃縮スープ、そしてチャーシューをそれぞれ鍋や湯煎等で温めての調理。具材はチャーシューのみ。

茹でもやしと九条ネギを別途用意しました。確かにこれは濃厚な味噌ラーメン。麺は丸山製麺とのこと。北海道の西山製麺を彷彿とさせるコシのある縮れ太麺で、このタイプの味噌ラーメンは大好きです。

気に入っていた7プレミアムの味噌ラーメンがリニューアルしてスープ一体型になってしまい、少々物足りなさを感じていましたが、家で味噌ラーメンを食べる際はこれからはこれにしよう!


購入は府中市場 場内のど冷えもん自販機なので、恐らく休市日でなければいつでも買えるはず。市場の営業時間は17時までですが、一部の飲食店は20〜21時頃まで営業しているので、入口さえ空いていれば買える気がします? 今回買ったのも土曜日の20時過ぎでした。

平日の17時過ぎに買えるかは、次回実際に買いに行って追記したいと思います。ヌードルツアーズは美味しかった「濃厚みそらーめん」をリピートしたい気持ちもありますが、他のラーメンも食べてみたいな。

あと、家ラーメンといえば現在ローソンで売ってる「天下一品監修 こってりラーメン」が結構それっぽい再現具合で、続けて食べてしまいました。コンビニラーメン全般に言えますが、もう少しスープが欲しい。
天下一品 こってりフェア開催!|ローソン研究所

それっぽいだけにやはり本物を食べたくなりますが、天下一品は府中だと中河原にしかないんですよね。

データ:大東京綜合卸売センター(府中市場)

  • 所在地:〒183-0025 東京都府中市矢崎町4-1
  • 営業時間:5:00~17:00
  • 休市日:日曜・祝日(その他の休市日、開市日は公式HP「年間営業カレンダー」にて確認)
  • 公式サイト:https://www.fuchu-doc.co.jp/

府中市郷土の森博物館の梅園ライトアップを見て市場の海鮮丼を食べる

本日、3月3日(日)の営業を最後に約3ヶ月間の全館休館に入ってしまう府中市郷土の森博物館。休館直前の週末にも開催されている梅園ライトアップの様子を見てきました。

本日も通常の開演時間の後、17時から20時までの夜間梅園ライトアップが実施されます。翌4日から5月末まで長期の改修工事で園内を含む全館休館となってしまうので、日中の梅園や各種屋外展示、メジロたちの姿を楽しめるのもこの冬は今日が最後。興味のある方はぜひ本日のうちにどうぞ!
梅園ライトアップ開催!|公益財団法人府中文化振興財団
郷土の森博物館改修工事に伴う休館等のお知らせ|公益財団法人府中文化振興財団

日中の梅園はつい数日前に訪れたばかりです。

日没時間を過ぎてから自宅を出発、車で行っても良かったですがちょっと運動不足なので徒歩。現地は特に混雑もなく、駐車場も日中より空いていました。バスの場合は分倍河原行きの最終便が19時3分となっています。徒歩の場合は近い順に府中本町駅、中河原駅、分倍河原駅、それぞれ徒歩18〜24分程度。

ナイトミュージアム

入園。けやき並木、旧府中役場付近。ライトアップされた復元建築物が見られるのはこのときだけです。


旧府中役場の裏、ハケの茶屋周辺の梅園、売店。




日中営業しているハケの茶屋は既に閉まっていますが、キッチンカーや温かい汁物の出店がありました。

ハギのトンネル周辺の梅園。普段通れる小川の




梅園ライトアップを見る

ここからがメインの梅園のライトアップになります。


以前、梅園ライトアップを見に来た際は早咲きのタイミングだったので、全体に花の咲いてるタイミングの方がやはり見応えがありますね。3月に入り早咲きの花は殆ど散ってしまっていますが……。







富士見の丘寄りの梅園。昨年あたりから新たに梅の木を植えて、梅園を広げようとしているようです。


戻ります。


夜の旧府中尋常小学校

旧府中尋常小学校。せっかく開けているようなので、少し覗いてみます。

夜の学校は独特の雰囲気がありますよね。

企画展、ちょっとむかしのくらし。自分の子供時代は既にちょっとむかしらしい(知ってた)。

府中市場で海鮮丼を食べる

既にバスもないのでどこで夕飯を食べるか…… 中河原駅まで歩いて天下一品も悪くないですが、府中市場に入ってる飲食店で夜まで営業している店がいくつかあるようです(日曜は市場が休みため定休)。

少し前にオープンしたとんかつ屋も気になりましたが、今回はお馴染みのまぐろ丼の「のんしゃらん食堂」。

瓶ビールを飲みつつ海鮮丼を待ちます。徒歩で来て良かった!?


妻は京風にゅうめんとミニ海鮮丼のセット。

こちらのまぐろ丼や海鮮丼は具につけダレの味が付いていて、そのまま食べられるのが好き。マグロにサーモン、ホタテ貝柱、ますこがたっぷり掛かっていて美味しい海鮮丼でした。


データ:府中市郷土の森博物館

  • 所在地:〒183-0026 東京都府中市南町6-32
  • 開館時間:9時~17時(入場は16時まで)
  • 月曜休館(祝日の場合は翌日)
  • 公式サイト:http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/index.html
  • 改修工事に伴う休館
    • 園内を含む全館休館:2024年3月4日(月)〜5月31日(金)、7月16日(火)〜19日(金)
    • 本館休館:2023年9月4日(月)〜2024年7月19日(金)
    • 本館リフレッシュオープン:2024年7月20日(土)


データ:大東京綜合卸売センター(府中市場)

  • 所在地:〒183-0025 東京都府中市矢崎町4-1
  • 営業時間:5:00~17:00
  • 休市日:日曜・祝日(その他の休市日、開市日は公式HP「年間営業カレンダー」にて確認)
  • 公式サイト:https://www.fuchu-doc.co.jp/

府中駅にオープンした洋食レストラン「民芸レストラン盛よし by onion」で食べる

昨年12月、府中駅駅ビル内にオープンした洋食レストラン「民芸レストラン盛よし by onion」、開店直後はなかなかの人気で混雑が続いていましたが、落ち着いてきたようなのでこの2週間で2回行ってきました。

店舗が入っているのは京王線府中駅の駅ビル「ぷらりと京王府中」の東館1階レストラン街「TSUZUMI」。以前、「天ぷら居酒屋 上ル商店」(コロナ禍での休業を経て閉店)が入っていた跡地。ちなみに隣にあったバルの「夏火鉢 府中」も閉店して、オイスターバーの「ジャックポット」が最近オープンしたばかりです。

「盛よし」は長野県松本市発祥の洋食レストランということですが、2023年3月に閉店した店の名称とレシピを千葉県にあるオニオン新聞社という企業が引き継ぎ、元従業員の協力の元同年8月に復活させたのだそう。府中店は新たな運営の元での新店舗となります。
長野、松本で愛された「民芸レストラン 盛よし」完全復活へ。盛よしの味を熟知したシェフと共に“思い出の味”を再びご提供
長野県松本市で創業44年「民芸レストラン 盛よし」の新たな挑戦!

この盛よしのオープンを知ったのはポスティングのチラシだったと思いますが、自分もまあまあ縁のある松本、長野市と府中の関連がよく分からずに「????」となったのを覚えています。ちなみに府中市の姉妹都市は長野県の佐久穂町なので(八千穂高原の市民保養所が来月末で終了、残念!)、全くの無関係でもない。

民芸レストラン盛よし by onion|長野県松本市の心温まる洋食店
私たち長野県民にとって府中という街は、長野県から東京に向かう際の“玄関口”であり、人生の中で一度は訪れたことのある思い出の地です。
街も、欅並木など自然と都市とが調和し、多摩川の水系から恵みを得て、武蔵の国の守り神と言われるほど歴史が深く、松本市や長野市とどこか似ている街だと思っており、盛よしとも親和性があると考えています。

なんにせよ地元に美味しい洋食店ができるのは大歓迎ですけども。

ということでまずは日曜日の夜営業の少し前から並んで入店。17時の開店直後に30席ちょっとの席の大半が埋まって、退店時には外に数人の行列ができている状態でした。
メニューはこんな感じ。ちょっと光って見にくいですが公式サイトにもメニューがあります。

定食、コンビメニュー、セットメニューとありますが、定食メニューは味噌汁、コンビは主菜に2品以上のもの、セットメニューはスープがポタージュスープになったもの。価格帯は1000円台が中心で、単品メニューの他、コロッケ、エビフライ、カツなどを1つ単位で増やせるトッピングメニューもありました。

店内は電球色の照明で光量控えめなのでカメラの感度は上がりがちかも。メニューにカツ系があるので、とんかつ屋のようなソースの壺がテーブルごとにあります。ドレッシングも備え付けだったかな。もやしナムルはビールのおつまみでなく、定食に付いてくる漬物です。

生ビール(中)は府中らしくプレミアムモルツの香るエール。

私が頼んだのはオススメメニューのトップにあった「海老フライとカニコロッケとチーズハンバーグセット」。順番にいろいろやってきました……。

なんだか凄いことになっちゃったぞ。

チーズハンバーグはチーズたっぷりでハンバーグの姿が見えない。ハンバーグは薄く伸ばしたタイプ。
妻が頼んだのは「スペシャルハンバーグセット」でトッピングでエビフライ(上写真の左上)。付け合わせはマッシュポテトにマヨネーズが掛かったもの。見た目ほどこってりはしていません。

店の名前の通りなかなか盛りのよいお料理ですが、味はオーソドックスな洋食で見た目よりもスッキリ系(not サッパリ)の味付け。デミグラスソースは醤油とか入ってそうな味。ポタージュスープはサラサラ系。これなら普通に食べ切れそう…… と思いましたが、完食したらそれなりに満腹でしたね。

しばらくして再訪。生ビール(小)は少しグラスが小さい。

今度は普通の定食を頼んでみました。私は「ロースカツ定食」、定食だとライスがご飯茶碗になります。個人的には味噌汁の方が良かったので、これからは定食中心に頼むことになりそう。

ロースカツは今どきのとんかつ屋に多いふわふわサクサクとした衣でない、洋食的なザクザクした衣のカツ。そのままでも食べられるぐらいにしっかり下味が付いていますが、基本はテーブルのソースで食べました。

こちら、妻が頼んだ「みそ味ヒレカツ定食」はなかなかのヒットでした。ロースカツと交換で私も数切れ貰いましたが、カツに掛けられたみそソースが、いい感じの和風ダレになっていて、いわゆる味噌カツ的な甘味のあるソースとは全く違います。コショウが効いてるせいかスパイシーな和風ソースといった感じ。

これは結構クセになりそうな味。ここまで食べた中ではイチオシメニューかも。

ロースカツよりもヒレカツ系の方が我が家的には好みっぽい感じだったので(肉の量もロースカツより多いぐらい?)、次回以降「みぞれヒレカツ定食」「ヒレカツ定食」あたりを試してみたい感じ。カニコロッケやエビフライも美味しかったので定食メニューで食べてみたいですね。

オープンから日が浅いせいかまだ一部オペレーションに不慣れっぽい雰囲気はありましたが(オープン直後は結構混乱もあったみたい)、2度目に訪れた際は平日の夕飯時間でそれなりに空いていました。
ぷらりと京王府中の飲食店は以前紹介した「陳麻婆豆腐 小吃館」など相変わらずよく利用していますし、こちらの店も定着してくれると嬉しいですね。

天元台ロープウェイ運休からの米沢・日中ダム・喜多方・鶴ヶ城・郡山

山形県の白布温泉に泊まった翌朝、楽しみにしていた西吾妻山の登山ができなくなってしまいました……。


天元台高原ロープウェイが強風で運休、転進プランは…

西吾妻山の登山口にアクセスするための天元台高原ロープウェイ、及びスキー場のリフトが強風で運休していることを知ったのは、西屋旅館チェックアウトのタイミング。前夜の時点で各種天気予報は確認していたのですが、基本天気はよく強風予報が出ていたのもヤマテン(飯豊山)のみで、登山天気やSCWの風予報はそこまで強くなかったこともあり、ロープウェイ運休は完全に頭から抜けていました。

天元台高原からの西吾妻山には昨年も行ってますが、時期的には4年前に近いこともあっていい感じに育った樹氷群を見られることをとても楽しみにしていたのですが…… 残念。

一度部屋に戻らせて貰って転進先を検討。時間は既に9時過ぎ、真っ先に思いついたのが蔵王ですが、平日だというのに蔵王ロープウェイは朝から2時間待ちのアナウンスがホームページで出ていました。
春節に入り樹氷目当ての訪日観光客が一気に増えてるみたい。現地到着が10時半頃になることを考えても、ちょっと現実的ではなさそう。蔵王ライザワールド側から刈田岳に行くとしてもスタートが遅すぎる…… 安達太良山や磐梯山にしても同様か(あと、やはり山は爆風らしいとの情報……)。

残念ながら雪山登山はすっぱり諦めて観光に切り替えるしかなさそう。といってもこのエリアの観光スポットもよく分からない。とりあえず道の駅米沢に行って検討することにします。
その前にせっかくここまできているので天元台ロープウェイ湯本駅の様子を見ておきましょうか。行ってみると谷間の麓だというのにこの強風…… そりゃロープウェイも止まるわ。

スキー客を乗せて上がっていくバスがなんとも物悲しい。

米沢へ。行きがけに気になっていた笹野一刀彫のモニュメントを見る。

その向かいに雪のちいかわがあったのも気になっていた。隣には竜、その奥には巨大な雪灯篭。



米沢市上杉博物館、&上杉神社(米沢城址)

こちらも行きがけに見かけた米沢市上杉博物館(伝国の杜)。昨年も前を通ったはずですが、覚えてなかった。数日前の連休前半(2/10-11)には上杉雪灯篭まつりが行われていたそうです。


博物館は休館でした。

せっかくなので上杉神社にお参りしますか。

なせばなる。

上杉神社は伊達・蒲生・上杉氏などが居城とした米沢城址に創建された神社。立派なお堀があります。

西吾妻山や蔵王目当てだとここに来ることもなかったでしょうし、こんなときぐらいは。

このお天気と陽気では雪灯篭も解けてしまいそう…… なんて思っていたら眼の前でショベルカーが雪灯篭をザクザクと壊し始めました。解けて崩れたりしたら危ないってことでしょうか。


道の駅米沢。もうすぐお昼ですが登山のつもりで旅館の朝食をたっぷり食べてしまったので、未だ腹は減らず。当初は下山後に米沢ラーメンのつもりでしたが、とてもそんな気分ではありません。

観光案内を見ていたら、米沢からそのまま南下するルートで喜多方、会津方面に抜けられることに気づきました。会津若松の鶴ヶ城(若松城)は一度行ってみたかったですし、喜多方で本場の喜多方ラーメンも食べられる。プランが決まったところで、道の駅でお土産(後述)など買って喜多方に向かって出発。

ところで前日の福島エリアから気になってましたが、福島山形エリアはセブン&アイ系のスーパー、ヨークベニマルだらけ。ドラレコに写っていただけでも、あと数軒ありました。

国道121号線から見かけた日中ひざわ湖〜日中ダム

米沢からは国道121号線で福島県の喜多方を目指します。白布温泉から裏磐梯に抜ける西吾妻スカイバレーは冬季閉鎖されますが、より内陸にある国道121号線は、磐梯朝日国立公園(吾妻連峰と吾妻連峰の間)の中を数本のトンネルと橋で繋ぎ、冬季でも通行可能となっています。

この区間は「大峠レインボーライン」と愛称が付けられていて、最長の大峠トンネル(3,940m)を始め7つのトンネルと橋が交互に続きます。秋の紅葉スポットでもあるそうです。

そんな橋のひとつ、石倉沢橋の手前が休憩所(石倉沢橋休憩所)になっていて、ダム湖らしい湖とかっこいい斜張橋橋(日中大橋)とが見えました。

ちょっと気になったので、大峠パーキングで121号から左折してやってきたのが「日中ダム」。日中ダムは堤高101mの中心コア型ロックフィルダムで、先ほど見えたダム湖は「日中ひざわ湖」と呼ばれているそう。


国道121号線の上にそびえる鉢伏山、飯森山への飯森山登山口もこの近く。手前側の鉢伏山まででも、まあまあロングルートなので、天元台からの転進先としては厳しそう。遅くても登山口を8時前にはスタートしたい。

それにしても2月の東北の山上湖にしては雪が少ないのでは……。既に残雪期のような光景です。

ダム直下に見えているのは観光施設か何かかと思ったら、日中温泉という一軒宿のみの温泉地のようです。

そんな日中温泉の横を抜けてダム左岸側にある洪水吐きの前までやってきました。

なかなか迫力がありますね。

予定外の寄り道でしたが、なかなか良かったです。日中ダム。

ここからはダムから流れる押切川(阿賀野川水系)沿いを下って行くと喜多方ですが(121号で山形との県境を越えたら既に喜多方市内)、このあたりには1984年に廃線となった「日中線」という鉄道が走っていたそう。日中線記念館の横も通り過ぎていたようで、気づいていれば立ち寄ったのに勿体ないことをしました。
日中線 - Wikipedia
日中線記念館|観光・体験|会津若松の公式観光情報サイト【会津若松観光ナビ】

押切川を渡る吉志田大橋からの景色。正面が猫魔や磐梯山方面?で、正面左が吾妻連峰でしょうか。


振り返って雪がたっぷりあるのが飯豊連峰。


喜多方ラーメン赤れんが

その後、喜多方ラーメンを食べようとやってきたのが喜多方の中心地からは少し離れた場所にある「喜多方ラーメン赤れんが」。連休明けの14時という時間帯ですが営業していてくれてありがたい。

喜多方といえば蔵の街ですが、この周辺はレンガ造りの蔵が集まった地区みたい。それで店名も赤れんが。

お冷と一緒にたくあんがでてきました。

メニュー。「喜多方ラーメン」と「ライス(おともつき)」を注文。

出てきました。近隣のラーメンは食べたことがありますが、初めての本場の喜多方ラーメン。

澄んだスープにチャーシューは豚バラでしょうかね。面は中太のちぢれ麺。透き通ったスープは一見するとあっさりしてそうですが、出汁も塩気もしっかり効いていて、熱々の油と合わせてなんともうまい。

そして大当たりだったのがライスのおとものネギチャーシュー。ラーメンのチャーシューがとても美味しいので、「肉ラーメン」を選ぶのもいいかもしれませんが、このごはんとネギチャーシュー、そしてラーメンを順番に食べるのが最高。次回行ったとしても、またこの組み合わせで頼んでしまいそう。

夫婦揃ってスープ飲み干しで大満足でした。本場の喜多方ラーメン、本当に美味しいですね。
ごはんが美味しかったので、レジ横で売っていたお米を買ってしまいました。ラーメン屋が作るお米というか、農家がやってるラーメン屋さんなのか。米沢でも米を買っているので、お米の在庫が充実しました。

さすがラーメンの街「こども麺道味隊」。

付近の赤れんがの蔵を改めて。


豪華な犬小屋(ではない)前のワンちゃんに吠えられてしまう。写真では少々分かりづらいけど耳が片折れで吠えるたびに、耳がピョコピョコしててかわいかった。


会津若松市へ、若松城(鶴ヶ城)見学

喜多方の中心地はスルーして121号を南下してやってきたのは「鶴ヶ城」です。「会津若松城」の名前で長らく認識していましたが、正しくは「若松城」で、地元で昔から呼ばれている別名が「鶴ヶ城」とのこと。

戊辰戦争における激戦地としてボロボロに損傷した天守閣の写真が有名ですが、現在の天守閣は1965年に再建された鉄筋コンクリート造のもの。

鶴ヶ城公園東口から天守に向かうとまずは瓢箪濠。これがかなり深く大きな堀。

さらに二の丸を超えるとまたしても深く広い内堀。石垣も高く確かに籠城戦に強そうな城。

柵がないまま砂利道からそのまま滑り落ちてしまいそうなワイルドなお堀。

二の丸に入ってもでしたが、再び石垣の囲まれたクランク。

そしてようやく見えてきた天守。もう太陽がかなり傾いています……。

先程まで見ていた切込接の石垣とは違い、野面積みっぽい石垣。

反対側には武者走りと呼ばれる石垣の両階段、石垣の作りが全く違いますね。

ぐるりと天守の回りを歩きます。


重機とあかべこモチーフのガードパイプ。

赤瓦はかつての姿を復元したものでこの姿に葺き替えられたのは2011年と比較的最近のこと。


鉄門(くろがねもん)。戊辰戦争の籠城戦では天守を目標としてひっきりなしに打ち込まれる砲弾を避けるため、この鉄門から指揮を取ったそう。


せっかくなので天守閣にも入っておきましょう。


天守土台の石垣を内側から見られるのはなかなか貴重かも。上に建てられているのはコンクリート造ですが、この石垣は古いままのもの。

途中は撮影禁止なども多かったので一気に5層の展望台へ。先程の鉄門。

飯豊連峰。屋内の案内に「いいで」と後からふりがなが振られていました。

磐梯山。

影天守。

鶴ヶ城、石垣や堀がかなり高さがある割に転落防止の柵などを付けてないのが、なかなか潔い。うっかり落ちたら打ちどころによっては死ぬなって場所がちょいちょいあります。




新島八重像。

立派な福島県立博物館。


郡山「松しま」でソースカツ丼

この後、市街のファーマーズマーケットで買い物をしてこの日の観光は終了です。あとは東京まで戻るだけですが、さて夕飯はどこで何を食べて行こう。ちなみにまだそこまで腹は減ってない……。
猪苗代湖の北を抜けて、郡山まで下道で1時間ほどかけて移動。やってきたのがこちらの「松しま」。郡山駅からはちょっと離れている開成山公園の近く。

メニューはこんな感じ。そばうどんに丼物、定食、ラーメンと何でも食べられるお店。

当初はそばにミニ丼ぐらいの軽めのセットでも…… と思っていたのですが、普通にお腹が減ったのでソースカツ丼。一応会津名物ではあるようですが、福島県内全般に食べられる場所は多い感じでしょうか?
注文したのはヒレカツ丼、明らかに丼がデカい……。

分厚い大きなヒレカツが3つ。なかなかのボリュームですが、柔らかくて美味しいヒレカツでした。

これで1050円とかかなりお安く感じます。

妻はざるそばにミニのソースカツ丼。こちらもヒレカツが1枚。まあ普通にお腹いっぱいになれますね。

当初の目的だった西吾妻山登山ができず、2日間ひたすら移動しては食べるだけを繰り返した福島・山形旅行。特に体を動かすことなく、ただ太って帰宅しました。

結果的に吾妻連峰を反時計回りに一周するようなコース取りで、移動距離は往復で918kmほどとなりました。
東北自動車道は中央、関越、上信越道に比べるとアップダウンも少なく燃費もそこそこ伸びるので、福島往復だけならガソリン満タンで行けますが、初日の福島で12Lほど(2000円分)給油しました。帰着時の残量を見ると満タンで本当にギリギリだったかなぐらい(63lタンク✕15.2km/l≒957.6km)。白布温泉のみの往復だったらノン給油でも行けそうですね。

帰りの国立府中ICで下りて給油直後

今週のお題「大移動」


米沢&会津土産ですき焼き

おまけ。翌日、米沢の道の駅で買った米沢牛の切り落とし肉を使ってすき焼きをやりました。

きのこや野菜、卵など割り下以外の材料は全て道の駅米沢と会津若松のファーマーズマーケットで買ったものです。しらたきに焼き豆腐は会津産。えのきとまいたけは新潟産。

それにしても1月の焼岳以来、全く雪山に行かないまま(相変わらずこちらの腰が重いのもありますが)厳冬期が終わってしまい、まだ2月だというのに既に残雪期のような陽気。蔵王の樹氷もごく短い期間で消えてしまったようですし、今年に限っての暖冬なのか、この先厳冬期らしい厳冬期はどんどん短くなっていくのか…… なんとも心配です。

福島・うまか亭の絶品回るお寿司と米沢・白布温泉 西屋の米沢牛しゃぶしゃぶで幸せな日

三連休最終日の2月12日、福島市内で寿司を食べ、米沢の白布温泉の温泉宿で米沢牛を食べた記録。


福島の回転寿司「うまか亭」

猪苗代湖の青松浜で白鳥を見てから、福島県道6号(郡山湖南線)で三森峠を越えて郡山市街へ。郡山中央スマートICで東北自動車道に乗って、一気に福島西ICまで移動します。しばらく福島市街を走ってやってきたのが「うまか亭 福島西店」。うまか亭は福島市を中心に、福島県エリアに出店する回転寿司チェーンです。
うまか亭 公式ホームページ (福島市・本宮市 回転寿司)

はてブで話題になった回転寿司の記事を見たこともあり(この記事には乗っていませんが)、出発の少し前に「福島に人気の回転寿司はあるのかな?」と調べてみたら、こちらの店がヒットしました。

福島県は大まかに縦方向に東から「浜通り・中通り・会津」の3つのエリアに分かれるそうです。福島市や郡山市があるのは中央の「中通り」で内陸エリアですが、浜通りは太平洋に面した海沿いのエリア。良質な漁場である三陸常磐の海の幸が浜通り方面から集まることは容易に想像ができます。

「北緯37° 寿司のうまか亭」なのか「【寿司】北緯37°のうまか亭」なのか?

我々は11時の開店10分前ぐらいに到着して1番手でしたが、開店から30分ほどで店内は満席になっていたので、地元でも人気の回転寿司なのでしょう。
最近は回らない回転寿司も増えてますが、うまか亭は頼めば眼の前の職人さんが握ってくれるし、オススメのお寿司も定期的に流れてくるタイプの回転寿司。コロナ前には多かったですが、久々に見ました。

せっかくなので黒板メニューを中心に頼みましたが、ネタはどれも美味しく大満足。

サワラ、サバ、ブリヒラ(近畿開発のハイブリッド養殖魚らしい)あたりは特に美味しかったですね。

あとは特上穴子、塩とタレで1カンずつ味が違います。

2人でこれぐらい食べて、お会計は8000円ちょい。アルコールを飲んでないので、北陸の回転寿司よりやや高めの印象ですが、納得できるだけの美味しさでした。機会があればまた来たい回転寿司。

うまか亭は福島市に数店舗ある他、二本松や本宮にも店舗があるので、安達太良山や猪苗代方面に行った際に立ち寄ることもできそうです。海沿いまで行かずとも、このお寿司が食べられるのはかなり嬉しいですね。

「道の駅ふくしま」から「道の駅 米沢」

食後は連休最終日で賑わう「道の駅ふくしま」を覗いてから、東北中央自動車道の無料区間を走って米沢へ。

移動中に突然眠気が襲ってきたので、米沢に到着したらそのまま「道の駅 米沢」の駐車場に滑り込んで30分ほど仮眠を取りました。道の駅から道の駅の移動でした。

どちらの道の駅も連休最終日ということもあって、かなり混雑していました。平日の翌日まで滞在予定なので、お土産は翌日で大丈夫。とりあえず売り場のチェックのみして、トイレ利用と併設のセブンイレブンで飲み物と翌日の行動食のパンを購入して移動します。

1年ぶりの白布温泉「湯滝の宿 西屋」に泊まる

米沢市街を30分ほど南下して走ってやってきたのが、山形県南部、福島県との県境に近い白布温泉。昨年の3月にも宿泊した、茅葺屋根の温泉旅館「湯滝の宿 西屋」を再び予約してやってきたのです。

宿泊レポートは前回も書いているので今回は簡単に。新しい情報や気になったことなどは、前回の記事に追記しました。豊富な湯量の温泉は相変わらず素晴らしく、短い滞在中に3度も入ってしまいました。

チェックインを済ませたら、まだお寿司でお腹が膨れているので、夕飯の前に少し外を歩いておきましょう。雪が少ないと言われてる今年の冬ですが、さすがにここまで来るとそれなりに雪があります。


米沢から白布温泉まで、道路の雪はほぼ除雪されていましたが、直前に降雪があったようで白布温泉に近くなると一部残っていました。駐車場などは雪がたっぷり、当然ですがスタッドレスタイヤは必須です。

翌日は天元台から西吾妻山に登る予定ですが、下山後はこちらの中屋別館の日帰り入浴に来ようかと思っていました。ただし、翌日の計画は大きく変わってしまうのですが……。

車の雪よりも気になる、軒下のつらら……

どうしたらこんな角度につららが伸びるのか? 恐らく風の影響だとは思いますが、どんなタイミングで曲がったのか?

前回お土産を買った、地酒充実の酒店「かもしか」。

日本酒の4種類飲み比べ試飲がありました。前回はなかった気がするけど、コロナ禍の影響でしょうかね。気になりましたが、夕飯が近いので我慢しておきました。

白布温泉にはすぐ上にある天元台と米沢を結ぶバスで来ることもできます。

16時台のバスがやってきました。このバスで来れば温泉旅館の夕飯にも間に合います。


西屋のお部屋と米沢州しゃぶしゃぶ夕飯

西屋に戻ると母屋の囲炉裏に火が入っていました。


前回は冬といっても3月後半だったので、やはり雪深い季節の方が東北の温泉宿は風情がありますね。

今回もベッドのお部屋でした。歴史ある日本家屋なのでガスファンヒーターを切ると夜はそれなりに冷え込みますが、寝具がしっかりしてるので問題なし。羽毛布団の上に厚手の毛布、やっぱり効果ありますね。

お茶菓子は手作りの猫の手クッキーからドーナツになっていました。前回アメニティにあった足袋くつ下がなくなってしまったので、登山用のメリノウール靴下を履いて過ごしました。

前回は気付かなかったのですが、フロントにコーヒーや紅茶のコーナーがありました。部屋の電気ケトルでお湯を沸かしていれることができます。温泉に入った後でコーヒーをいただきました。

日没後、ちょっと外に出てみました。玄関前で写真を撮っているのは宿の方かな。

丁度、山に月が沈むところでした。

18時、お楽しみの夕飯の時間です。温泉(滝風呂)にも入ってしっかりお腹は作っておきました。
昨年はすき焼きだったので、今回は米沢牛しゃぶしゃぶのプランにしました。お肉がまぶしい!

お雛様の前菜や冷や汁は昨年同様。ご飯はもちろん山形産のつや姫、お吸い物は舞茸と豆腐でした。セルフのおばんざいを含めると、品数豊富で何から食べるか迷っていまいます。

ところで、しゃぶしゃぶやすき焼きは人数分まとめて同じ鍋や皿で提供されるより、別々にしてくれた方が嬉しいかも。料理の品数もそれなりにあって、家族といっても食べるスピードも違いますし、自分のタイミングとペースで食べたいのですよね。お肉の枚数が奇数だったのもちょっと迷いました……。

こちらの宿は1人泊プランにも力を入れてるようで、ソロでお食事してる方の席もいくつかありましたが、1人分の小さなお鍋の方が落ち着いて食べられそうでいいなあ、 なんて思ってしまいました。

セルフのドリンクにおばんざい。システムは前回のレポートに詳しく書いたと思うので割愛します。

では、しゃぶしゃぶをやっていきます。やっぱり米沢牛は美味しいですねえ(しみじみ)。

ポン酢、ごまダレ、どちらも美味しいですが、やはりポン酢が好きかな。

ご飯は軽めにするつもりが結局おかわりして、フルーツポンチも食べて完全に満腹。それでもまだ時間は19時、部屋で一休みしてから今度は家族風呂に入って、21時台には満たされたまま就寝しました。

朝食はこんな感じ。前回は7時半スタートが選べましたが、現在は8時のみになっていました。宿泊後に登山の予定がある場合は、少し余裕のある計画にしておいた方が良さそうです。

2日目は西吾妻山登山の予定でしたが、まさかの強風で天元台ロープウェイが運休でした。朝食後すぐに出られる準備をしていましたが、チェックアウト時に運休を知ったので(天気予報が良かったので油断してた)、予定が完全に狂ってしまいました。さて、どうしたものか……? ねこちゃんかわいい。


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最近おいしかったもの、2024年1月

今週のお題「最近おいしかったもの」

今年に入って食べたものでブログで使わなかった写真の供養。主に外食。自炊編を別にやるかは分からない。
相変わらずランチによく利用する府中駅の陳麻婆豆腐。日替わりで初めて酢豚に当たりました。酢豚大好き!

黒酢系の酢豚かな。お肉たっぷりで美味しかった。

麻婆豆腐を食べるつもりで行ったのについ酢豚に釣られてしまったので、追加で小さい麻婆豆腐(ランチのオプションで300円ちょっとで頼めるようになっていた)。麻婆豆腐をフルで食べるより、別主菜に麻婆豆腐付けるのはアリかもしれない。少々お腹は膨れますが……。


国立にコーヒー豆を買いに行く際に結構よく立ち寄る「横浜家系ラーメン孝太郎」。ほうれん草追加。


冷蔵庫にあったクラフトビール「FAR YEAST 源流IPA」。山梨県小菅村のビールらしいので、昨年牛ノ寝通りを歩いた際に小菅の湯で買ったやつですね。


酢豚と同じ店、陳麻婆豆腐ランチの担々麺。セブンイレブンの冷凍担々麺がなくなってしまったので、突如襲ってくる担々麺欲に負けて食べに行きました。身近に食べられる担々麺ではかなり好きなやつ。


コロナ禍の散歩で見つけたパン屋の惣菜パンが好きで、たまに買いに行ってます。この日は車で郷土の森博物館に行った帰りに立ち寄り。食べたのはメンチカツパンとチキン竜田パン。素朴でうまい。


買い物ついでに、府中ル・シーニュの節。偶にとんこつラーメンが食べたくなると行く

野川を歩いたら魁力屋ですが、数日前にラーメン↑を食べていたので炒飯と餃子にしました。以前は炒飯は麺とセットにするミニサイズしかなかったのが、今はご飯メニューとして各種サイズが選べるのが嬉しい。

おじさんのランチはこれぐらいの量が満腹になりすぎずに丁度いいのかも……。でもやっぱりラーメンも食べたくなったので、そのうち行きます。


その他、1月で美味しかったものはこの辺。

バンド再開とタブレット楽譜、西新宿で俺の魚を食ってみろ!!

3年ぶりにバンド活動が再開になりました。

2019年の年末にライブをやって(これも久々の活動)、その後はコロナで翌年のライブが中止になったり、メンバーの単身赴任もあって活動が中断していたおっさんバンド。まだしばらく先ですが、今年2本のライブ出演が決まり、この週末、3年ぶりに楽器メンバーが揃ってスタジオに入りました。

ライブが決まらないと練習しないバンド(というか私)なので再び曲を覚え直す作業があるのだけど、さすがに3年のブランクは長かった。本当にもうびっくりすぐらいに曲を覚えてない。
そんな練習に欠かせない楽譜、以前はiPadを使っていたのが数年前にiPad miniを落として壊したままiPadのない生活が長かったので、自宅では紙やPCモニターで見られるけどリハスタで見るカンペがない。

やっぱりiPadがあった方が良いかな…… とは思ったものの、昔に比べて随分と高くなってしまったし(比較的手頃な第9世代はLightningだし)、恐らく楽譜と電子書籍ぐらいにしか使わないだろうし……。
どうしたものかと迷って、とりあえず唯一手元にあるタブレットのFire HD10で間に合わせてみました。Fireタブレットのアスペクト比は16:10で縦長になるので、10インチにしてはちょっと表示が小さく読みにくいですが、曲を思い出すまでの一時的なものだし、とりあえず今回のリハスタは乗り切りました。


Fire HD 10への楽譜(PDF)の転送はAmazon Driveを使えばいいんだっけ…… と思ったらサービス終了してたのね。Macと直接USBケーブルを繋いでのファイル転送には、Android File Transferを使えばいいのか。
Android File Transfer for Mac - 無料・ダウンロード

特にiPadで使いたいアプリがある訳でもないし、電子書籍と楽譜を見る用に4:3で11インチぐらいの格安中華Androidタブレットがないものか…… と思ったけど意外とないものですね。

肝心のスタジオの方はメンバー全員リハビリ的な雰囲気ではあったものの、大きな音を出して合わせるのはやはり楽しいものでした。3年会ってなくても「どうもご無沙汰です」で何事もなくリスタートできるのが、時間の流れるのが早い中年バンドの強みか!? ライブまでまだ時間はあるので少しずつ取り戻して行きましょう。
音は少々うるさいですが、のんびりペースでやってるアラフィフバンド(いつの間に)です。

さて、メンバーが集まるのも3年ぶりということで、練習後に食事でもと。
西新宿のリハスタに入っていたのですが、外に出たところ隣のビルに「俺の魚を食ってみろ!!」という居酒屋が入っていて、まあまあ人気のお店のようですが、雨の土曜日でまだ17時過ぎということもあって席が空いているようなので入ってみました。ちなみに俺の株式会社(俺のフレンチ、俺のイタリアン、俺のやきとり…)や俺カンパニー(ハンバーグ)とは別会社による運営です。
西新宿の海鮮居酒屋「俺の魚を食ってみろ!!西新宿店」
俺の魚を食ってみろ!! 西新宿店 - 新宿西口/居酒屋/ネット予約可 | 食べログ

名前の通り魚介系を中心にした居酒屋で、お通しはアサリの酒蒸し。火にかけられた直後の写真なのでアレですが、この後グツグツと沸いて貝が開いてからが食べ頃。スープも美味しかったです。

メニューを見て気になったレアのアジフライ。刺し身で食べられる新鮮なアジを使っているそう。提供されて30秒までが食べ頃ということで、慌てて写真を取って食べる。うまい。

刺盛りには「玉手箱」と名前が付けられていて、テーブルで蓋を開くとドライアイスの煙が立ち上がる演出。なるほど玉手箱。かなり映え狙いな感じはありますが、どのネタもしっかり美味しいですし、グループでの飲み会ではこんな演出があると話も盛り上がって楽しいものです。


炙りしめ鯖とかハムカツ、数の子の天ぷら、ピーマン丸焼きを食べて、再びレアアジフライをリピート。

刺盛り含めて全てが4人で丁度いい個数や切り分けになっていたのは、たまたまなのか、店側が人数に合わせて調整してくれたのか。鰹節が入った出汁感のあるレモンサワー的なお酒など、会話のネタになるメニューと味の良さ、映えのバランスが適度で楽しい飲み会となりました。

入店から2時間でお腹も膨れ、適当にお酒も飲んで1人5000円ちょっとの会計。雨の日にスタジオの隣だったということで飛び込んだにしては良いお店に当たりました。そしてやっぱりバンドは楽しい。

そういえば、久々に会ったギタリストの足元が新しいペダルになってました。いいな、ケンパー。

突然ほうとうブームが訪れ、談合坂SAでほうとうを買って家で食べている

山梨の郷土料理「ほうとう」。最近になって突然好き度が上がっています。

昔から山梨の富士五湖方面にはよく通っていたこともあって、機会があれば食べていましたが、いつの頃からかほうとうよりも「吉田のうどん」が好きになってしまっていたのでした。

最近はゴワゴワ系うどんとして共通項のある(?)、武蔵野うどんを普段からよく食べているせいか、昨年久々に山梨でほうとうを食べたら(山梨市駅前の「歩成」にて)、これが新鮮でとても美味しかった! 麺料理としてというよりは、後半のドロドロになったスープの味わい深さにやられてしまった。


以来、「またほうとう食べたい……」と常に頭の中にあって、11月末の立山の帰りに中央道の談合坂SAに立ち寄って、ほうとう(と吉田のうどん)を買い求めました。

買ってきたのは、湖桜製麺の「手もみほうとう」、井筒屋の「甲州味噌付きほうとう」(とワタショクの吉田のうどん)。麺と味噌がセットになっていて650円(2人前)〜930円(3人前)、ほうとうの麺はスーパーや成城石井でも売ってますが、ややお土産価格かも。

手もみほうとう 3人前 | 談合坂サービスエリア上り線 オンラインSHOP
井筒屋甲州味噌付きほうとう | 談合坂サービスエリア上り線 オンラインSHOP

早速作ります。まずは湖桜製麺。売られているほうとうはだいたい2〜3人前の麺ですが、野菜をたっぷり入れるので普通に2人✕2食分ぐらいになります。我が家で一番大きいウォックパンに限界の量……。

具材はカボチャ、白菜、ニンジン、長ネギ、里芋、きのこ類、インゲン、そして豚バラスライス。うまい。

そして翌日。かぼちゃが完全に溶けてスープがドロドロになった2日目のほうとう。麺は伸び切ってドゥルドゥル、見た目はアレですが、この濃厚な味噌ポタージュ(?)スープがうまい。野菜たちがかなり完成度に寄与するので、家で作ってもそれなりに本格っぽい味になるのがほうとう。

吉田のうどんも作ったので食べる。SAで売ってたもの(ワタショク)はそこまで麺も太くないですし、馬肉のしぐれ煮もないので再現度は低めですが、豚肉とキャベツだけでも結構それっぽく仕上がります。

ということでやはりほうとう。井筒家だけど麺は平井屋。麺はなんとなく前回の湖桜製麺の方が良かった気もするけど、比べて食べた訳ではないので保留。コスパを考えたらこちらも十分おいしい。

ドロドロさをアップさせようと、2日目には少し煮崩れさせたじゃがいもを足したけどさすがにやり過ぎだったかも。メイン食材のカボチャを溶かす用と、具材として形を残す用に段階を分けて入れるのがいいかも。野菜をたっぷり食べられて温まりますし、冬の完全食としてのほうとうの良さに気づいたかもしれません。

松本帰りにまた買ってしまった……。賞味期限が長いので好きなタイミングで食べられます。

追記:買い足したほうとうを作った。どんどん作る量が増えて1つの鍋では足りなくなってしまった……。麺も美味しいんですけど、具が、野菜が美味しいんですよね。

山帰りにドーミーインの和風ホテル「御宿 野乃松本」に宿泊、岳都の居酒屋と朝の松本散歩

1月5日、北アルプス焼岳で登山を楽しんだ後、松本駅前のホテルに宿泊しました。上高地や長野側の北アルプスエリアは何度も行ってますがマイカー移動だと日帰りでも帰れる距離なので登山と宿泊(テント泊以外)をセットにすることは珍しく、松本に泊まるのも実は初めてだったりします。


天然温泉 あづみの湯 御宿 野乃 松本

今回宿泊したのは、2024年4月にオープンした「天然温泉 あづみの湯 御宿 野乃 松本」です。
【公式】天然温泉 あづみの湯 御宿 野乃 松本|ホテル宿泊予約 – ドーミーイン

「御宿 野乃(おんやど のの)」は共立メンテナンスが展開するビジネスホテル「ドーミーイン」系の和風プレミアムブランド。現在、全国に13館あるそうですが西日本エリアに多く、関東圏では東京 浅草に2館、その次に近いのが松本となります(その他、仙台、富山、金沢など)。
ドーミーインの和風プレミアムブランド「御宿 野乃」を松本に4月14日オープン | 株式会社 共立メンテナンスのプレスリリース

ドーミーイン系ですがビジネスホテルというよりは、同社の「ドーミーインPREMIUM」や「ラビスタ」(共立リゾート)と同様に観光ニーズを意識したホテルブランドのようです。ちなみに松本には通常のドーミーイン「天然温泉 梓の湯 ドーミーイン松本」もあります。

新年登山の行き先を検討している中、妻からこの「御宿 野乃 松本」が気にると提案があり、それなら松本エリアから登りやすい焼岳に行こうと登山計画も決まった感じ。ホテルの予約をしたのは前日のこと。平日とはいえお正月期間の休前日ではありましたが、ダブルとツインの両方から選べました。宿泊料金は通常のドーミーインと変わらないので、気軽に泊まることができます。もちろん朝食付きの宿泊プランです。

立地はJR松本駅のお城口(東口)から徒歩5分ほど。駅前を横切る大通り(しらかば大通り)沿いなので、上高地や松本インター方面からの場合、国道158号をそのまま東に進んで(途中で国道143号になる)、中央一丁目交差点を右折、松本駅前を通過してすぐの左手。

17時半過ぎの到着で併設の立体駐車場は満車でしたが、提携の駐車場(シルクパーキング)がすぐ裏にあり、併設駐車場と同じ料金(1,200円/1泊)で利用できます。というか駐車場って別料金なんですね。観光地のホテルは無料駐車場があるのが当たり前な気がしてましたが、ビジネスホテルだとそれが普通なのか……。

ホテルのビル外観は普通の一見するとドーミーインですが、1〜2階に瓦屋根の装飾が施されていたり、入り口周辺など和テイストなデザインとなっています。

全館畳敷きのホテル館内、部屋も畳敷き

御宿 野乃、普通のドーミーインと大きく違うのは、玄関を入ると旅館のように靴を脱いで入館すること。下駄箱はスーパー銭湯のような鍵のかかるロッカー方式になっています。

館内はロビーから各階の廊下まで全館畳敷きになっていて、素足(靴下)で歩けるようになっています。部屋にアメニティとして足袋(靴下)が用意されてる他、自分たちはフロントで使い捨てのスリッパを貰って館内履きにしていました。デフォがスリッパ履きでないのは旅館含めて珍しいと思いますが、個人的に他人とのスリッパの共用に抵抗があるのでこの方式は悪くないかも。

1階レストランにウェルカムドリンクが用意されています。長野ということでリンゴジュースを選びました。

ダブルの部屋はこんな感じ。部屋の設定はツイン(20.32~20.99㎡)よりダブル(15.35~18.57㎡)方が狭いのですが、床の畳のスペースがダブルの方が広そうに見えたのでダブルにしてみました。

ベットサイドには畳のベンチシートに足を伸ばせる畳のスペースがあって、寝るときはベッド。和室の旅館的にくつろぐこともできますし、個人的にはかなり嬉しい組み合わせ。

東向きの部屋だったので展望はほぼありませんでしたが、同じ6階の廊下からビルの間に北アルプスの常念岳が見えていました。大浴場がある10階からの展望は後ほど。

ドーミーインといえば天然温泉ということで、館内着とお風呂セットが用意されています。ゆるりたび(足袋っぽい靴下)は全館畳敷きのこのホテルにもピッタリですね。

パナソニックのテレビと空気清浄機。テレビでは温泉の混雑具合も分かる親切仕様。

冷蔵庫には洋梨プリンとミネラルウォーター。その他、洗面所周りと館内着など。

「御宿 野乃松本」、前日に予約が取れたので空いてるのかな…… と思ったら普通に宿泊客で賑わっていました。ビジネスホテルのドーミインと違って家族連れが多め、外国人旅行客の姿もそこそこ見られました。

松本駅前の居酒屋「味の店 萬来」で山賊焼きを食べる

登山中は行動食しか食べてなくて、下山後の食事もまだだったので腹ペコです。チェックインしたらすぐに松本の街に食事に出掛けました。

松本、そこは松本城とアルピコ交通の街。アルピコプラザにバスターミナルビル。

アルピコプラザホテル1階の飲み屋横丁「松本つなぐ横丁」、ちょっと気になりますが今回はスルー。

これぐらいの街や駅の規模だとペデストリアンデッキがあってもおかしくないですが、駅前に駐車場があったりと地方駅らしい雰囲気も残している松本駅。駅舎の中は一部新しくなっていますね。

月山ももさんのブログで紹介されていた居酒屋「風林火山」が気になっていましたが、とても人気の店のようで18時過ぎで既に店内は満席で入ることはできませんでした。

平日17時の開店からすぐに満席になってしまう人気店のようですが、なんとなく松本の街って夜のスタートが早い感じでしょうか? 定時でしっかり上がれるホワイトな会社が多い土地柄なのかな。

風林火山が人気店だというのは事前に分かっていたので、風林火山のすぐ近くでGoogleのレビューが同じぐらいだった居酒屋「味の店 萬来」へ。こちらも既に満席に近い状態でしたが、カウンター端の2席になんとか滑り込むことができました。良かった!

座ったカウンターの上を見上げると、お店の先代夫婦と長谷川恒男氏、そしてアルプス三大北壁の写真が!

長谷川恒男氏は冬季にアルプス三大北壁を単独で制覇した伝説的な登山家。奥多摩で開催されるトレランレース「ハセツネCUP」の由来だったり、夢枕獏の小説『神々の山嶺』で主人公の1人である羽生のライバルとして登場する長谷常雄(そのままですね)のモデルとしても知られています。

山の帰りに何も調べずに入った居酒屋が長谷川恒男氏に縁のある店ってさすが岳都松本。

山の後に美味しい、長野といえば山賊焼き。こちらのお店の名物とのこと、ザクザクの衣に、ニンニクの効いたジューシーな鶏肉、これまでに食べた山賊焼きで過去いちかも!

やはり長野といえばの馬刺し。

醤油は地元松本の丸正醸造の濃口醤油。ほのかに甘い旨味強めの醤油が、ニンニク、ショウガのどちらとでも馬刺しによく合います。

眼の前で焼いてる焼き鳥がとても美味しそうだったので焼き鳥。どれも焼き加減がよくうまい!

注文した信州サーモン刺身とイワナ塩焼きが品切れだったため、何か魚系で…… と相談したら教えてくれた、信州サーモンのカマ焼き。脂ノリが良いですが鮭カマと比べたらさっぱりしていてこれまた美味。

ちなみに信州サーモン、てっきり三倍体の養殖ニジマスかと思ってましたが、四倍体のニジマスとブラウントラウトをかけあわせた一代限りの養殖マスだそう。知りませんでした。
信州サーモンってな~に?/水産試験場

こうして写真だけ見ると軽めに感じますが、途中でビールを追加しつつ十分にお腹が膨れたのでお会計。

ドーミインの夜鳴きそば〜北アルプス展望の天然温泉

ホテルに戻って1時間ほどダラダラとした後はこれ。ドーミインといえば「夜鳴きそば」。

21時になってすぐにレストランに行ったところ、軽い行列ができていましたが、そこで「夜鳴きそば大盛り」というものの存在を初めて知りました。麺が通常の倍になった夜鳴きそばですが、途中でどんぶりがなくなって「大盛りを頼むと通常の夜鳴きそばが2杯」というシステムになっていました(笑)

2杯頼むなら食べ終わってから再度頼めばいいかなと普通の夜鳴きそばを注文。普通にこれだけで満足したのでこの日は終了。ドーミーインは朝食バイキングも楽しいので、夜の食べ過ぎは注意です!?
夜鳴きそば後、妻は温泉に行ってましたが自分は中の湯で入った温泉が良かったこともあって、この日は温泉には行くこともなくそのまま就寝しました。

入浴は翌朝。10階の大浴場や休憩所からは北アルプス方面の山がよく見えます。北アルプスにはやや雲が掛かってますが、松本に近い手前側の鍋冠山や大滝山、そして雪を被った常念岳がよく見えています。

足元には松本駅に隣接する松本車両センター。あずさやかいじの車両が並んでいます。

大浴場は温泉(お湯は安曇野・穂高温泉郷からの運び湯とのこと。近くの「天然温泉 梓の湯 ドーミーイン松本」の方は自家源泉のようですが……)で、内湯、露天風呂共に西側の展望あり。内湯にある展望用の小窓の意匠が矢狭間・鉄砲狭間になっているのが、城の街らしいというか。

「天然温泉 あづみの湯 御宿 野乃松本」公式サイトより

朝食「味めぐり小鉢横丁」

さて、ドーミイン泊のお楽しみといえば、ご当地食材や名産品を楽しめる朝食バイキング。

信州そばに揚げたての天ぷら、朝から天ぷらそばが食べられるのか……

鮮やかな彩りが目を引く、信州サーモンちらし。

個人的に美味しかったのが「信州アルプス牛鍋」。バイキングだとつい色々と食べたくなってしまいますが、もう少しお腹が空いてたら大盛りごはんにこれをぶっかけて食べたたかった。

結局ちょこちょこと取って、こんな感じになりますよね。

おろしわさびも安曇野産。

おかわりでそばと牛鍋、デザートなど。

ながの牛乳も飲みましょうか。

1時間近くかけてしっかり満腹になりました。少し外を歩いて腹ごなししてもいいかも……。

チェックアウト前に松本城まで散歩

チェックアウトは11時とまだまだ余裕があったので、腹ごなしの散歩がてらに松本城や旧開智学校を見てきました。ホテルから松本城までは、徒歩で20分ぐらいでしょうか。

立派な建物があるなと思ったら、昨年新しくなったばかりの松本市立博物館。

松本城。松本インターはよく利用しますが、天守を見たのは10数年ぶりです。

旧開智学校校舎。松本城天守と並んで国宝指定されています。

旧開智学校の横にハローサイクリングのシェアサイクルを発見。丁度、ホテルの裏手にもステーションがあるようなので、自転車に乗って少しブラブラしながらホテルに戻ることにしました。

防水布店、ちょっと気になる……。

自転車レーンが広くて自転車で走りやすい松本の街。シェアサイクルでの観光も悪くないですね。

11時少し前にチェックアウト。コーヒーがありがたい。

三連休初日の中央道上りは渋滞もなく、スムーズに昼過ぎには東京に戻ることができました。

温泉旅館に泊まるのも楽しいですが、登山と組み合わせるなら、夕飯なしのホテル泊も悪くない。ビジネスホテルでもなくリゾートホテルとの中間ぐらいのドーミーイン系のブランド。各地にあると嬉しいですね。

過去のドーミーイン

年末年始、食事写真日記

個別の日記を書くほどでもないけど、使うタイミングがなかった年末年始の食事写真など。

クリスマスディナーは毎年恒例の地元イタリアンのクリスマスコース。価格も手頃で間違いなく美味しい。



今まで肉料理は煮込み系やラム率が高かった気がするけど、やはり焼いた牛肉はうまい。

コースに追加のからすみのパスタ。笑ってしまうぐらいどっさりからすみ。うまい。


この日、レジでの会計中に突然立ちくらみのような状況になって、そのまま尻餅をついて数十秒間失神していたようで、妻や店の方にとても心配を掛けてしまった。飲みすぎていた訳でもなく、失神なんて人生で初めての経験でこっちが驚いた。その後は特に何もないけど、とりあえず水分は意識して多めに取るようにしてます。

普通の家夕飯。最近ちょっと作ってなかったグラタン。


豚トロで生姜焼きを作ったらどうなるか? 普通にうまいですね。


ヤオコーのトンテキはいつもうまい。


年末、駅前に買物に行った際に食べたカンパチ丼。安い海鮮丼の店なんだけど美味しかったです。

ヤオコーの生ハンバーグを焼いて……

トマトを焼いてスライスのチェダーチーズと重ねる。ソースとかなくてもこれで十分うまい。


この冬ははズワイガニが安いらしいということでこちらもヤオコーで。

カニ鍋、カニ出汁雑炊。


クリスマスコースを食べたレストランで予約したオードブルセット。31日の午後に受け取り。

昨年は年が明けてからおせち的に食べたのだけど、オードブルなら受け取ったその日のうちに食べた方が美味しいでしょうと、紅白歌合戦を見ながらの大晦日夕飯にしました。正解。



年越しそばはてんやで調達。そばは深大寺そばの生そばが付いてきます。

正月の実家。どんどんシンプルになっている。この他に雑煮とか煮物とか…… なぜかうなぎ。


大晦日のオードブルが豪華過ぎて食べきれなかった年越しそばの天ぷらを天丼にして食べ切る。

年末に食べたカニの殻を冷凍しておいたので、オーブンで焼いて出汁を煮出して……

パスタにしたり

ちょっとやばい色のポタージュスープになったりして使い切り。

島根の大根島で買った大根島醸造所のビールがうまい。

年末に色々と買い込んだ食材や惣菜を捨てることなく、うまく使い切たり食べ切ったのが主夫的にはなかなか気持ちよかったです。正月はかなり家事をサボりましたが、明日から妻も仕事始めで通常営業に戻ります。

サーモス真空断熱マグカップのフタ、かなり効果あるのね…

今更ですが、サーモスの真空断熱マグカップに付いてきたフタ(蓋)について。

普段、自宅でコーヒーを飲む際に使っているサーモスの真空断熱マグカップ(JDG-281C)
過去、ニトリ製、サーモス製と真空断熱カップを使って行き着いた取っ手付きのマグカップ(発売タイミングの関係で少々遠回りになってしまった)。毎日のようにコーヒー、アイスコーヒーを飲む際に愛用しています。

付属のフタは飲む際に邪魔なだけと使ってなかったのですが、気温が下がってくると保温マグとはいえ中身が冷めるのが早いこともあり、ふと存在を思い出して試しに使ってみたところ、コーヒーの保温力が全然違うなと気づきました。いまさら! 今までならコーヒーを淹れてから30分程度でぬるくなっていたコーヒーが、最初の30分近くはまあまあ熱々、飲み終わるまでかなり温かいままなのです。

このフタにどれだけ効果があるのか簡単な確認として、同サイズのサーモス製の蓋なしの真空断熱カップ(JDH-280)と、フタあり&なしでの保温性能を比較してみました。別の製品なので厳密な比較ではありませんが、同容量のサーモス製真空断熱カップで仕様の保冷性能は同じなので、簡単な比較としては十分でしょう。

沸騰したお湯を両方のカップに注いで10分毎に30分まで、そして1時間後の温度を計測してみました。

経過時間 フタあり(JDG-281C) フタなし(JDH-280)
0分 96.6℃ 96.3℃
10分 90.0℃ 76.2℃
20分 85.2℃ 65.8℃
30分 81.1℃ 58.8℃
60分 71.5℃ 46.6℃

最初の10分で10度以上の差が付く一目瞭然の結果となりました。
1時間後にはフタなしでは46℃まで下がってしまっていたのが、蓋付きでは71℃とそれなりに熱いお湯のままでした。ちなみに70℃のお湯ならば、カップラーメンもそれなりに美味しく作ることが可能です。

実際は中身は飲むことで減って行くので、保温性能はもっと低くなると思いますが、少々面倒くさくても毎回フタを乗せてあげるだけでかなり冷めにくくすることができるようです。

このフタ、かなり効果があるのでフタなしで販売されているJDH-280等でも使えるように(口径が同じなのでそのまま使えます)パーツで買えるといいのですが、今のとことろ個別の販売はないようです。

JDH-280でも普通に使えるのですが……

サーモス製保温ボトルのフタやパッキンはパーツ販売されていますし、マグカップのフタの場合はそうそう壊したりなくすものではないとはいえパーツでも買えるといいのに。

ちなみに温かい飲み物でフタを使っているとフタの内側がかなり結露するので、そこはちょっと注意。

私が使っているのはJDG-281Cですが、現行モデルはJDG-282C(2023年秋発売)になってます。サーモス製品あるあるの仕様据え置きで、型番と色のラインナップが変わったもの。新たにブラックが出たのがいいですね。シルバーで良ければJDG-281Cと同世代のJDG-281がかなりお買い得です(性能は変わらず)。