といっても「鎌倉」は腰越のあたりをちょっと歩いただけのタイトル詐欺(?)。
こちらの続きになります。
「しらすや 腰越漁港前店」にて昼食を済ませたのが、まだお昼の12時を回る前。そのまま帰ってしまうのも勿体ないですし、一応14:30に帰りのロマンスカーも予約してあったので、それまで腹ごなしと時間つぶしがてら付近を散策してみることにしました。
江ノ島電鉄「鎌倉高校前駅」へ
まずは、なんとなく七里ヶ浜方面へと国道134号線を歩いて、江ノ電の鎌倉高校前駅まで歩いてみます。毎度見事な地層が見られる露頭の横を抜けていきます。
「鎌倉高校前駅」は単線片面ホームの目の前に七里ヶ浜と相模湾が広がるという素敵なロケーションの駅ですよね。
…とそんな光景をゆっくり楽しむ間もない見事なタイミングで、ホームに藤沢行きの江ノ電が入ってきてしまったので、そのまま乗り込みます。
(これは以前、やはり腰越にしらす丼を食べに来たときに撮ったもの。ちなみに冒頭の江ノ電305編成もその時のものです。やはり湘南は青空が合いますね)
お次の腰越駅は4両編成の後ろ1両がはみ出しますよの注意を促す「腰越BZ」。
江ノ電の車内より。相模湾の向こうには伊豆大島。
先ほどまでいた腰越を通り過ぎて江ノ島駅で下車しました。
江ノ電は色々なペイントの車両がありますよね。
生しらすストリート!?「すばな通り」
江ノ電の江ノ島駅から小田急の片瀬江ノ島駅方面へ伸びるのが「片瀬すばな通り」と呼ばれる商店街。ここは、ご当地名物の生しらす丼を食べさせてくれる店舗が、驚く位に密集しております。
もちろん、先日紹介した腰越エリアや、江ノ島に渡っても生しらすは食べられるのですが、特に江ノ島の混み具合は凄いことになっているので、あまり待たずに生しらすや地の魚介を食べたいという方は、このすばな通りで食事を取るのがいいかもしれませんね。
この日も、人気店にはそこそこの待ちが出ていましたが、すぐに入れそうな店で「生しらすあります」の看板を掲げている店もかなり目にしました。特に生しらすは鮮度命な食材ですし、それを掲げている以上は、その日に揚がったばかりの新鮮な生しらすを食べられるはずです。
カフェ飯風しらす丼。
ピザ ピッツァにもしらす。
お好み焼き屋さんでもしらす丼は食べられます。
「本日」「生しらす」「あります」「有ります」「あります」
しかし、我々は未だ満腹状態なのです…。
子供の頃以来の江ノ島へ渡る
子供の頃は釣りを含め何度か遊びに来たことのある江ノ島。大人になってからも江ノ島を眺めながらのシロギス船釣りなどは来たことがあるものの、江ノ島へ渡るのは何年ぶりでしょうか。
自動車専用の江ノ島大橋と併走するこの弁天橋。以前はサザエのつぼ焼きやらイカ焼きの露天がたくさん出ていて、いつ来ても香ばしい香りが漂っていたかと思いますが、随分スッキリしてしまいましたね。
この日は潮が高く片瀬側と江ノ島との間にしっかり海ができていました。
相模湾の向こうにうっすら富士山が見えました。富士山の右手が丹沢山系、左手が箱根でしょうか?
さて、江ノ島に上陸です… ってなんだこの人混みは! 特に表参道の階段方面は「初詣?」といった感じの密集具合。私の記憶にある江ノ島とは全く違う光景です(笑)
江ノ島しらす丼の人気店といえばこの「とびっちょ」(弁財天仲見世通り店)。といっても噂に聞いていただけで、実際に来たのは初めてなんですけど、本当に凄い混雑っぷりですね。島内にはマリーナ方面にもう1店(本店)あるようです。
スパゲッティの五右衛門を思わせる(?)カラフルなメニュー。
当然、江ノ島でも生しらすを食べられるお店は沢山ありますが、気のせいか陸側のすばな通りや腰越エリアと比べて価格が高めかも? 実際に細かく比較した訳ではなく、たまたま私が見たいくつかの店舗のみを見た雑感ですが、売られている釜揚げしらすなどを見ても、島内はやや観光地価格になってるように感じました。
マリーナ方面も人だらけで身動きが取れないので、結局江ノ島では、いつの間にできていた「江の島アイランドスパ – 都心から わずか1時間のアイランドリゾート」という健康ランドでソフトクリームだけ食べて戻ることにしました。
江ノ島は磯側に回ると結構楽しかったりもするのですが(これも20年以上前の記憶で書いてますが)、そこまで時間もありませんでしたし。
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再び片瀬方面へ
お土産に釜揚げしらすや干物でも買ってこうかと思ったのですが、どうも江ノ島は観光地価格な上に、干物も冷凍っぽいものばかりで、いい感じのが見当たりません。
それなら少し戻りますかと再び片瀬方面までてくてく… 流石に腰越までは戻りませんでしたが、江ノ電が道路を走るあたりまで戻って来てしまいました。
干物の「鈴傳」。そういえば以前来たときも、こちらでお土産のしらすと干物を買いましたっけね。向かいにも有名な干物屋さんがあるのですが、そちらはやや高級な価格設定になってまして、こちらの方がお求めやすい感じ。
今回は鯵の干物と、しらすでなくちりめんを買っていくことにしました。
数軒お隣には先日のブラタモリにも出ていた、江ノ島もなかの「扇屋」。
お土産の鯵の干物は早速翌日の夕飯に頂きましたが、うま味たっぷりのふっくらした身で、大変美味しく頂きました。
魚のひらきって身側を上にするのが基本だと思うのですが(?)、先日旅館の朝食の写真で皮側が上になっているのを見たこともあって、こんな感じで出してみました。
僕は鯵は皮と身を一緒につまんで食べたい派なので、皮がパリっと食べられるこの向きもアリかなーと。ただし、背骨回りの美味しい所がやや食べにくくなってしまいますね。
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