I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

PENTAX K-S1を購入:2年振り2度目のKマウントユーザーになりました

本ページは商品、サービスのリンクにプロモーションが含まれています

前回の記事が中途半端な所で終わっておりますが、お察しの通り(?)買ってしまいました、PENTAX(RICOH)の一眼レフカメラK-S1。


AmazonのWinterセールでレンズキットが3万5000円を切っていたので思わず買ってしまいました。

ちなみにボディのみなら3万円程度で買える場所もあり迷ったのですが、すぐにレンズを買い足す予定もないので、ひとまずキットの標準ズームでいいので手に入れておこうかと。

開封/保護フィルム/外観など

既に発売から1年以上経ってることもあり、開封レポートの類はネットに溢れていると思いますので簡単にいきます。

今回購入したのはレンズキットですのでK-S1の本体の他、キットレンズの「smc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6AL」が付属します。その他充電池、充電器、ストラップなど。右手前の白いリングはキットレンズ用のプロテクトリングです。レンズフード同様にバヨネット式になっています。

付属の取り扱い説明書は簡易版のスタートガイドのみ。詳細はPDFの使用説明書をダウンロードして使ってくれ、ということのようです。

液晶の保護フィルムは貼る派ですが、最近は100均で売ってるもので済ませてしまいます。撮影はファインダーがメインですしなんでもいいのです。

ただし微妙にサイズが合わなかったりしますが、そこはまあご愛敬。

ということで、キットレンズを取り付けてみました。奇抜なデザイン…というイメージが強かったK-S1ですが、こうして見ると意外とスッキリしていてい悪くないです。なによりボディが非常にコンパクト。

ミラーレスカメラのE-M1と並べてみても、その小ささがよく分かります。ちなみに重量はE-M1+12-40mm PROよりも130g近く軽量です。まあ、12-40mmが重ため(382g)というのもあるのですが。

K-S1の大きな特徴といえばこのボディライト。特徴的なグリップ形状と合わせて、本機の好き嫌いの大きな要因になりそうな部分ですが、実際使用時には右手で握り混んでしまうので見えないのですよね(笑)

一眼レフにしては浅めなグリップの握りやすさですが、思ったよりも悪くないです。ただし、指先にぶら下げるような持ち方は難しいですし(できるけどやや恐い)、重量級のレンズを使うとなると安定感に欠けるかもしれません。

モニター側。十字キーの周りにモードダイヤルがあるという、かなり個性的なボタン配置です。操作系は以前の機種とはやや異なりますが、メニュー自体はこれまでのペンタックス機を使っていれば特に問題ないレベル。

エントリー機のモードダイヤルは誤作動が気になるのですが、本機のモードダイヤルはその辺安心して使えそうです。その代わりに十字キーが使いにくくなってしまったのは残念。特に中央の「OK」ボタンはクリック感が希薄でイマイチです。

コマンドダイアルは1個のみですが、露出補正ボタンで機能を切り替えるのにK-01で慣れていたおかげで、すぐに感覚を思い出しました(笑)

キットレンズがめっちゃうるさい…

さて、早速使ってみた訳ですが、分かっちゃいいましたがキットレンズ(smc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6AL)がAF時に「ギュイ、ギュイ」やたらとウルサイんです…(笑)
レンズ外観はカラバリに併せて綺麗目になってますが、中身はかなり古い設計のレンズ(*ist時代?)。レンズ内にAF用モーターを持たずボディ側から動かすためか、AF時にかなり残念な駆動音が響きます。正直、人が多い場所では恥ずかしいなぁ… ぐらい(苦笑)
ペンタックスの一眼レフエントリー機がその性能や価格の割に、2強から大きく離されてしまうのは、もしかしてこのキットレンズの使用フィールも大きいのでは?なんて思ってしまいます。店頭で触っていてもニコキャノのキットレンズはAFも静かでスムーズですものね。

ちなみにK-S2からはキット標準レンズが改訂され、DCモーター内蔵となりました。ただし沈胴機構になっていたり、広角端でF4.0とやや暗かったりと相変わらず不思議な個性を発揮してしまうペンタックスさん…。

…と文句ばかり書いてしまいましたがこのキットレンズ、写りの方はそこまで酷い訳ではありません。それについては次の項目で試し撮りを貼っています。

* *

ストラップは以前K-30で使っていたNikon×PORTERのダイアゴナルストラップを付けました。個人的にペンタックス=緑、ってイメージなんです。

K-S1+smc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6ALで試し撮り

バッテリーの充電もそこそこに、日の入り前後の写真を撮ってきました。JPEG最高画質で撮って現像は最低限の調整のみです。

まずはギリギリ間に合った夕焼け。WBはオートでしたっけね。キットレンズの望遠側55mmを絞り気味で使用しました。

一方の広角18mm側。ホワイトバランスは太陽光だったかな?

ズーム中間の35mmあたり。お約束のCTEでも撮ってみました。

そこら辺に咲いてたタンポポを55mm側の開放で。そこそこ寄れるのでセミマクロ的にも使えそう。日が沈んだ後ですが、ISO1600で手ぶれ補正もしっかり効いてます。ノイズリダクションはオートにしていましたが、思ったより効果は薄めでしょうか?

ISO3200などでも撮ってみましたが、気のせいか以前使っていたK-01やK-30などの16万画素機に比べて高感度がノイジー気味な印象もあります。あくまで肌感覚の感想レベルですが、高画素化によって画素ピッチが小さくなったことども原因しているのでしょうか? 所有してるMFT機と比べても、高画素性能はどっこいどっこいという印象です。
取り急ぎ、購入初日の簡易レビューでした。

追記:K-S1でこんな感じに撮ってます