建国記念日の11日。この日は我が家の結婚記念日ということもあって昼から都心でお食事。その後美術展などにも足を運んだのですが、そういえば神宮外苑から富士山が見えるというのを思い出し、帰りに寄ってみることにしました。
期間限定で都心部の地上から富士山が見えるように…
…というのも旧国立競技場の解体に伴い、新競技場着工までの期間限定で(年内いっぱい位でしょうか?)明治神宮外苑の「聖徳記念絵画館」前から富士山が見えるようになっているのだとか。
なんでも山手線の内側で地上から富士山が見えるポイントは他にはないのだとか… 本当かな?
ここ最近、NHKのニュースでもよく目にしましたし、今月の初めには富士山に太陽が沈む、ダイヤモンド富士が見られるとのことで、多くの写真ファンが押し寄せたそうですね。
ダイヤモンド富士:旧国立競技場取り壊しで「期間限定」 | 毎日新聞
何この人混みちょっとヤバイ…(毎日新聞記事参照)
外苑に行こうと決めたのは麻布十番にいたとき。時刻は既に17時近かったので、17時17分の日没には間に合わないことは分かったのですが、お天気も良かったですし恐らくマジックアワーの中富士山は見られるかな?…と。
降り立ったのは地下鉄大江戸線の国立競技場駅。恐らくこの富士山スポットに一番近い駅だと思います(又はJR信濃町駅)。解体作業が進み目隠しをされた国立競技場の敷地を右手に、絵画館を目指します。富士山が見えるポイントは絵画館の前の歩行者天国になっている直線。Googleマップだと以下の辺りになります。
交差点を曲がったあたりから、既にこんな感じで富士山が見え始めます。丁度、太陽が沈んだ直後でしょうか、富士山の周辺が美しく夕焼けに染まっていました。右手に見える囲いの向こうが国立競技場の跡地になります。
絵画館前の直線を歩きながら、後ろを振り返ると少しずつ富士山が見える範囲が広くなっていきます。信号や電柱が邪魔に感じるようならば、絵画館正面を少し過ぎる辺りまで行ってしまえば、冒頭に貼ったような感じの景色が観られます。
聖徳記念絵画館がこのような角度で見えるあたりまでくると、一番富士山が綺麗に見えるようです? この日もでしたが休日ならば三脚を立てて望遠レンズを構えたカメラファンが沢山集まっているので、すぐに分かるかと思います(笑)
引き気味に見るとこんな感じ。並木道の中央に富士山が綺麗ですめ。
まあ、つまりみんな同じ場所で同じような時間帯に写真を撮っているので、よほどなにか工夫をしないと面白い写真を撮るのは難しいかもしれませんが、都心かつ高いビルの上などでない地上から富士山が見えるのは、なかなか他にありません。
望遠レンズを持っていくと捗るかも?
私はこの日はスナップカメラのPEN Lite E-PL6と単焦点の25mmしか持っていなかったので、写真は二の次で富士山が見えるのを確認するのが目的。デジタルテレコンでなんとか引っ張って(25×2×2で100mm相当)取ったのが上に貼った写真。富士山をしっかり引き寄せて撮るには、FF換算で300mm前後の望遠レンズあると捗ることでしょう。
50mm相当だとこんな感じで随分遠い。でも、引きは引きで日没後のマジックアワーに浮かぶ富士山と細いお月様、なかなか絵になりますね。
iPhone内蔵カメラの画角が30mm弱ぐらいのはずですので、スマホで撮るともっと小さくなってしまいますが、Instagramなどに載せたいならデジタルズームでなくトリミングで後処理した方が綺麗にまとまると思います。
OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN Lite E-PL6 EZレンズキット ブラックE-PL6 EZ LKIT BLK
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: エレクトロニクス
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ブラック マイクロフォーサーズ用 単焦点レンズ
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: エレクトロニクス
おまけの外苑夕景
日が暮れて一気に寒くなってきたので帰路に着きましたが、この辺りフォトジェニックな建造物も多く、なかなか写真向きのスポットのようですね。広角や望遠もあったら楽しそうだなぁ… なんて思いましたが、わざわざ撮りに来るのは次はいつになることやら?(笑)
追記:2016年11月に外苑前からダイヤモンド富士が見られる?
「富士見坂眺望研究会」のホームページにて、今年2016年の11月にも神宮外苑絵画館前広場からダイヤモンド富士(富士山頂への日没)の予定が更新されていました。
詳しくは以下のリンク先をご覧くださいませ。
xm©â]¤ï
旧国立競技場の解体に伴い、神宮外苑絵画館前広場からダイヤモンド富士(山頂への日没)を11月に見ることが出来ます。 2016年11月4、5、6、7日の4日間です。