会社を辞めて9ヶ月… フリーランス主夫としてしばらく生きてみよう

ブログではあまりこの手の話は書かないことにしてるのですけど、新年度の頭ぐらいいいでしょう。

昨年の6月に長年勤めた会社を退職し、気が付いたら再就職しないままここまで来てしまいました。いわゆる無職、ノージョブです。…なのですが、何もしてないかというとそれはそれで嘘になります。

気付いたら復職しなくても生活が回ってる…？

以前も書きましたが、前職は趣味系ジャンルの専門誌／実用書の編集者だった私。
実は今もちょいちょい過去のクライアントから声がかかったり、定期的にお邪魔する企業があったりします。「いつになったらフリーランスでガッツリ仕事受けてくれるの？」なんてありがたい打診もありますが、そうなると職場が自宅になるだけで、結局以前と同じ慌ただしい日々になってしまうので（会社員とは責任も桁違いですし）受ける仕事はかなりセーブ気味…。
他にもこのブログを含めた広告収入や何やらもあって、会社員時代には届きませんが、自分の食い扶持分程度の収入は発生しております。残念ながら奥さんの扶養には入れません（笑）　なんともありがたい時代ですね。

元々、共働きではあったものの、なるべく片方の収入だけでも暮らしていける位の生活をしていたので、いきなり片輪走行になってもすぐには走行不能には陥りません。半年ぐらいの間に次の目処が付けばいいなぁ…と思ってましたが、気がついたら主夫をやりつつ、ある程度のベースができてしまったので、それならこのまま行ってみようかと。若干貯金のペースは落ちましたけど。

以前は「ダブルインカムフルタイムこそ正義」と信じてましたが、片方が在宅で家のもろもろを見られる1.5馬力状態は、2馬力時代より生活コストが随分と下がるのだな、というのも新たな発見でした。電気代はちょい増えましたが…。

平日に在宅してると色々と捗ります

今は基本的に平日は自宅にいられるので、なにより優先してるのは主夫業。つまり家事。といっても毎食事の準備と洗濯、毎日どこかしらの掃除程度で、後は生活用品や食料の買い物が週1〜2回といったところ。それ以外の時間は趣味に使ったり、好きに取材活動したり、多少は仕事もしますが、会社員として朝から晩まで拘束されていた頃に比較したら、驚くぐらいにフリーダム。
宅急便はいつでも受け取れるし、日中にユーザーサポートの電話はかけられるし、平日の役所だって行き放題。

もちろんこのような生活をさせて貰えてるのは、安定した奥さんの稼ぎあってこそなので、彼女が働きやすい環境を整えてあげることが重要。特にここ半年、彼女の人生で最もハードでは？というレベルの激務続きなので、せめて家にいるとき位はリラックスできる場を作ってあげたい。バランスの良い食事や弁当を用意してあげられる、今の私の状況は偶然の産物とはいえ願ったり叶ったり。
夫婦揃って激務続きで、家事ばかりが溜まる生活が続いていたら、余暇に登山や旅行を楽しむ余裕など、とてもなかったことでしょう。

…とまあ、私が再就職しない理由を並べ立ててもあれですが、家を優先しつつ、並行して稼ぎを得ることも可能だと分かったのが、この半年に得られた知見。後は、バランスであって仕事量を増やすこともできますが、それで家が回らなくなっては本末転倒ですし、その辺は慎重に見極めていきたいところ。
何年続けられる生き方かも分かりませんし、かといって前職も決して未来安泰な業界でもなかったので、むしろ新しいことに挑戦できるいい機会です。

むろん、奥さんばかりに重荷を背負わせ続ける訳にもいきません。会社を辞めることを相談した際も、今の人生も無条件に応援してくれる奥さんには感謝しかありません。
いつ立場が逆転しても大丈夫なよう、それなりの力とパイプをキープしておく必要は、ひしひしと感じております。当面の目標は日々の家事をこなしつつ、まずは会社員時代の収入を目指すことかな。努力は苦手だし、あまり好きじゃないですけど。

フリーランス主夫宣言！？

ということで、やや照れくさいですがここらで主夫リーランスならぬ、フリーランス主夫宣言をしておきましょう。いや、フリーダム主夫か？（笑）

基本的に編集者としての仕事は前職の流れもあってこのブログとは切り離した所で回してますが、現在は比較的時間に余裕はありますので、私に興味を持っていただけたり、ライティングなどの依頼がございましたら、サイドバーリンクのフォームよりお問合せください。全てのご依頼にお答えできる訳ではありませんが（これまでもいくつか、身に余るお話もお断りさせて貰ってます）、興味の持てることにはなるべくご協力できればと思っております。

…という記事をエイプリルフールのうちに更新する予定でしたが、4/1から都心でお仕事＆花見にお呼ばれがありまして、帰宅したら日付が変わっておりました。

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フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。