先週末の富士五湖キャンプ絡みでもうひと記事です。
久々に山梨の富士五湖エリアに行くことになったので、少し前にMIKINOTEの三木さんがブログで紹介していた、こちらのお店のことを思い出しました。
山梨の郷土料理である「吉田のうどん」と「ほうとう」という2種類の郷土料理(どちらもうどん系の麺類)。せっかく河口湖近くまで来たのですから、西湖キャンプの行き帰りに立ち寄ってみることにしました。
ほうとうは皆さんご存じかと思いますが(?)、吉田のうどんについては知らない人も多いかもしれません。詳細はWikipediaなどでご確認くださいませ。
吉田のうどん - Wikipedia
私も三木さんの記事を読むまで、その存在を知りませんでした。
驚愕のごんぶと麺! 吉田のうどん「たけ川」
まずは行きがけ。土曜日のお昼前にこちらに寄りました。昔、釣りでは富士五湖(山中湖、河口湖、西湖)にはよく通っていたので、近くは何度も通ったことがありますが、吉田のうどん自体を知らなかったので、当然来るのは始めてになります。
メニューはうどん各種、サイズは「中と大」「冷と温」という感じ。私は「肉うどん」の大、奥さんは中を注文しました。注文から1分と経たずにうどんがやってきます。お会計はこのタイミングにテーブルで支払います。食べ終わったら勝手に出ていける、回転の早いお店らしい面白いシステムですね。
肉うどん大。具は甘辛味の馬肉(てっきり牛肉かと思ってましたが馬肉だそうです)とキャベツ、ネギが載っています。テーブルには天かすや「すりだね」(七味&ラー油みたいな感じの調味料)が置かれているので、自由に投入できます。
こちらが「中」。えっと、これでも充分と言えるボリュームかもしれません。
大と中の差、分かって頂けますでしょうか(笑) キャンプや釣りはお腹が減りますし、11時前ということもあったので大を注文しましたけど、正直ちょっとビビりました。お値段は肉うどん大650円、中450円と非常にリーズナブルです。
麺は本当にごんぶとです。そしてめっちゃコシが強い。「ほうとう」は比較的柔らかめの麺が多いと思うのですが、「吉田のうどん」は同じ麺類といえど全く別の食べ物。ちょっと府中二郎の麺が頭の片隅をよぎりました(笑)
途中から天かすやすりだねを加えつつ、腹が膨れないうちにと夢中でかっこんで行きます。このすりだねは、ちょっと入れるだけでもかなり味が変わるのですが、これがまた旨辛い!
無事に完食。ご馳走様でした! 次回は中でも充分かも(笑)
ちなみに営業時間は10:30〜13:30とかな短いので、タイミングが合わないとなかなか入れません。それでも地元と思われるお客さんが引っ切りなしに訪れていて、人気のお店だというのがよく分かりました。少人数だと相席になることも多そうなので、その辺は覚悟して訪問してくださいませ。
一度来たことがあるようなないような…? 「ほうとう不動」
翌日、西湖キャンプを終えて昼食に立ち寄ることにしたのは「ほうとう不動」。実は数年前に河口湖の北側でおいしいほうとうを食べた記憶があるのですが、それが不動だったのかよく思い出せません…。場所はまさにここだと思うのですけども。
西湖から河口湖の北岸に抜けたこともあり、最初こちらの本店に寄ってみました。駐車場と店構えには見覚えがあるような…? しかし丁度、バスの団体客で混み合っていたので、別店舗に行ってみることにします。河口湖周辺に4店舗もあるようですので。
ほうとう不動「ほうとう、河口湖、富士山、郷土料理」
東恋路の交差点まで移動して、こちらの店舗に入ってみました。なんだかほうとう屋とは思えないインパクトのある店舗です。スターウォーズに出てきそう。
ほうとうのメニューは「不動ほうとう」のみと至ってシンプル。このメニューには記憶がないんですよねえ。
でも、この鉄製の重たい鍋敷きは見たことあるようなうーん?
やってきた不動ほうとうはこちら。前日のたけ川(肉うどん大)に負けない位のボリュームです。女性だと食べきれない人もいるんじゃないでしょうか(実際、隣のカップルは途中でギブアップしてました)。
ほうとうにしてはかなりコシのある麺で、味も濃すぎない味噌味でとっても上品。
私はほうとうというと、もっとペランとしていて煮込みすぎてドゥルドゥルになった麺と、味噌と溶けたカボチャでドロドロなスープのイメージもありまして、それはそれで結構好きだったりもします(笑)
しかしながら不動ほうとうはより万人に愛されることを狙い、郷土料理を名物に押し上げようとする意気込みを感じさせる、考えられたプロデュース。やはり以前食べたほうとう屋さんはここじゃなかったような… まあどちらでもいいですけどね。
お店の中からはこんな感じで富士山が見えるようになっていたりと。
三木さん、美味しいお店のご紹介ありがとうございました!