関東に梅雨明けが発表された一昨日、散歩のついでに花火大会を見てきました。
この一週間、ポケモンGOにかこつけては買い物だ暗渠探しだと、毎日のように10km前後の散歩を繰り返してきた私。28日の木曜日は、多摩川競艇場で花火大会が行われるということで、歩いて行くにはちょっとアクセスの悪い場所ではありますが、夕方から市内のポケス… もとい遊歩道を巡りながら行ってみることにしました。
ちなみに通常多摩川競艇場へのアクセスは、最寄りの西武多摩川線「競艇場前駅」の他、府中本町駅や多磨霊園駅からの送迎バスがあるそうです。
ボートレース多摩川オフィシャル
多摩川沿いのポケストップやジムに何度か引っかかってしまい、気付いたら花火大会スタートの30分前…。
その時点で是政橋付近にはいたので、間に合うことは分かっていたのですが、競艇場の南側(多摩川沿い)から回り込んで行こうと思ったら、随分と回り道になってしまいました。西武多摩川線を越えられる場所が、結構限られてるんですね。
実は多摩川競艇場に来るのは始めての私。オートレース自体にそもそも縁がないのですが、モーターボートで水上をかっ飛ばすのは気持ちいいですし(レンタルのバスボートレベルですけどね)一度ちゃんと見に来てみたいかも。
ボートレース多摩川オリジナルキャラクター、静波まつりちゃんだそうです。競艇場のメイン客層からは随分と遠い気もしますが、少しは新しいお客さんを開拓できているのでしょうか…?
なんとか花火スタートの10分前には間に合ったのでビールでひと息。観覧エリアは既に多くの人で埋め尽くされてましたが、適当な場所から立ち見で楽しむなら問題ありません。
ただし、写真を撮るのに紙コップが邪魔なことに気付いて、慌てて飲み干すなど…。
ボートレース多摩川 多摩川競艇場納涼花火大会 2016
さて、この競艇場花火大会、毎年平日に開催されるのと、告知もほとんどされないので、市報やネットの有志の情報をしっかりチェックしておかないと、いつの間に開催日が過ぎていたなんてこともしばしば。
たまたま仕事が早く終わった日に、Twitterで知って慌てて東京競馬場辺りまで行って遠目に眺めたり、確か昨年も当日になってから花火の音を聞いて慌ててマンションの上階に上がって眺めたり…と。
この日は散歩のついでということもあって、カメラはPEN Lite E-PL7のみ。レンズはあまり広角だと花火には広すぎかなと、いつもの14mmパンケーキは置いていき、M.ZUIKOの17mm F1.8と45mm F1.8の2本の単焦点を持っていったのですが… 結果は14mm 1本のみが正解だったと思います(笑)
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終わってみたら微妙にピントが合っていなことも多く、せめて無限遠の位置だけは事前に確認しておくべきでした。
しかに何より面食らったのは花火の近さ。競艇場のスタンドからコース(プール?)を挟んだ対岸から打ち上がる花火の距離の近さは、なかなかありません(競馬場の花火大会も馬場内での打ち上げでしたが、やはりコースの広さが段違いなので)。
FF換算34mm相当の画角では、全く入りきらないこの距離感… これには笑ってしまいました。花火の燃えかす(?)もそこらにバンバン降っててきますし(笑)
プログラムは19時半スタートの1部と、途中10分程度の休憩を挟んで20時からの第2部。トータルで40分弱ですが、花火の解説アナウンスや企画モノのプログラムなど一切ないまま、ひたすら花火が上がり続ける潔さ。
ラスト直前には競艇場のコーナーに沿ったナイアガラの滝花火… って全然ピントが合っていませんでした。素直にAF使っていれば良かったかも。
今回は、あえて三脚も持たずに、合間合間に適当に写真を撮ってきただけですが、この花火大会は(少なくとも会場内では)三脚を立ててじっくり撮影するものではないかな?というのが私の感想。競馬場に比べても場内が狭く混み合っているので、素直に花火観覧に徹してしまった方が楽しめると思います。
花火を上げる場所なども分かったので、来年は競艇場に入らずにスタンドとは反対側になる多摩川の河川敷から眺めるのも良さそうかな、なんて。ナイアガラだけは場内でないと見えませんが、それ以外は十分な距離で楽しめることができそうです。
三脚を立ててじっくりと撮るならば、むしろ多摩川の河川敷側から、是政橋や周辺の建物などを背景にして狙ってみるのも面白いかもしれません。
そんな花火大会の帰り道がこれでした。花火用に持っていったものの、全く出番のなかった45mm F1.8がこんな所で役立つとは!(笑)