昨日から夏を思わせる暖かい日が続いてますが、立川の国営昭和記念公園でコスモスが見頃を迎えていると聞き、よく晴れたこの日の午後から出掛けてきました。
現在、昭和記念公園では「コスモスまつり2016」が開催中(9/24〜11/3)。園内3箇所のお花畑には合計500万本以上のコスモスが植えられ、丁度今は「原っぱ東花畑」の70万本のキバナコスモスが見頃のピークだそうです。
「花の丘」に植えられた400万本のドワーフセンセーションや、「原っぱ西花畑」のイエローキャンパスは、これから10月下旬にかけてが見頃とのことです。
各花畑へのアクセスは「拝島口」「玉川上水口」「砂川口」が最寄りになりますが、公共交通を使う場合はJRの西立川駅前の「西立川口」が一番近いと思われます。ただし、立川駅での青梅線の乗換次第では、立川駅から歩いた方が早い場合もあるかもしれません。
オレンジと黄色が満開! 「原っぱ東花畑」のキバナコスモス
この日は14時半過ぎに西立川口から入園。正面の池の右側を回り込むように歩いていくと、10分程で大きな広場(みんなの原っぱ)が見えてきます。
広場の東側にあるのが、オレンジと黄色のキバナコスモスのお花畑! オレンジの花は「マンダリン」、黄色には「レモンブライト」と「サンライズ」の2種類があるそうです。
たくさんのミツバチや蝶々が花の蜜を求めてやってきていました。
この日のカメラはPROMINAR 8.5mmを付けたOM-D E-M1(アスペクト比4:3の写真)とDA16-85mmを付けたK-S2(3:2写真)。2メーカーのカメラからの仕上がりがバラバラで、驚く位に統一感のない写真になっていますがご容赦くださいませ。
ピークには一面花が咲き乱れる「花の丘」はまだ三分咲き程度?
続いてやってきたのは400万本のドワーフセンセーションが植えられてるという「花の丘」。緩やかな斜面の一面にピンクや白、赤のコスモスが植えられています。現在はまだ三分咲き程度でしたが、これが満開になると丘一帯が花で埋め尽くされるのでしょうね。
コスモスを撮りに来たのは初めてですが、これがなかなか難しい。お約束の青空バックをやりたくとも、いい感じに花を正面に捉えることができません。裏側ばっかり(笑)
ズームレンズなのであまり綺麗にボケませんが、引き寄せてみるのも楽しい。やっぱり長めの単焦点やマクロレンズが欲しくなります。
しかし、この丘が満開になったらさぞ素敵なことでしょう。今回、「原っぱ西花畑」のイエローキャンパスを見忘れてしまいましたし(数日前はほぼ未開花だったようです)月末あたり、もう一度来てみましょうかね。
相変わらず超広角の使い方が上手くなりません。もうちょっと撮り方考えないとですね(苦笑) そして激しい現像ムラ… でも使っていて楽しいレンズです。
夕暮れ前のコスモス畑もいいぞ!
気付いたらあっという間に16時過ぎです。この季節の閉園時間は17時、各入場口までかなり距離があるので最低30分前には動き出すことをオススメします。ちなみに駐車場の閉門も閉園時間と同じに設定されてるので、車でおこしの場合は気を付けましょう。
丁度、沈み始めた太陽の光線とキバナコスモスがいい感じ。
おや、地平線の雲の合間に何やら気になる影が見えるような…? DA16-85mmなら130mm相当までズームできるので、拡大をしてみると…
やっぱり富士山でした! そういえば昭和記念公園からも富士山が見えるのですよね。
夕日に照らされる黄色とオレンジ、まるで金色の野ってやつでしょうか!? この時間帯を上手く狙ったら、面白いキバナコスモスの写真が撮れるかもしれません。
そして銀杏の黄葉に一抹の不安…?
さて、帰りは西立川口でなく、メインゲートの立川口に向かってみました。黄葉にはやや早いですが、秋の楽しみであるイチョウ並木の様子も気になりましたので。
やや黄色くなりはじめてますが、まだまだ緑の銀杏の葉。
しかし、気のせいか若干葉に元気がないような? 1枚1枚の葉のサイズも小さいですし、緑色のまま枯れ始めてる葉も見られます。
今年は台風や天候不順の影響もあって、山の紅葉に元気がないという話も効いていましたが、東京の銀杏はどうなのでしょうね? 単なる杞憂であればいいのですけども…。
そして、美しい夕焼け… にはなりませんでしたが、雲がかかってこれかこれで幻想的な空を見ることができました。
立川口を出て正面のイチョウ並木はやや焼け始めているでしょうか。
ちなみに昨年の紅葉シーズンはこのような感じでした。11月に入ると銀杏の他、日本庭園でのモミジやカエデも楽しむことができます。