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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

今年も残雪の立山に行ってきました:速報写真とGW前週の現地の様子など

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4月22日(月)から24日(水)にかけて今年も残雪の立山へと行ってきました。

昨年はGWに入ってから雷鳥沢キャンプ場を拠点にして立山周遊のコースを楽しみましたが、今年はGW一週間前の平日山行。ネパールから帰国して1日のみ仕事をしたら、週末を挟んで今度は富山へ…… と先月から遊び通しの我が家です。

実際に登山をしたのは2泊3日の2日目のみで、後はテント場でビールを飲んでダラダラと過ごしたり、室堂で溫泉に入ったり富山の街で美味しいものを食べる日々……。

24日でネパール渡航から数えて丁度1ヶ月遊び続けていることになりますが、さすがにそろそろ仕事や溜まった諸々の作業、もちろんこのブログだって更新しなくてはいけません。

ということですぐに立山のレポートに手を付けられる状態ではないので、Twitterの方に投稿した写真(+α)を貼りつつ、私の見てきた立山の状況を簡単にご報告……。

今回、私が歩いたのは室堂から雷鳥沢キャンプ場、そして奥大日岳と別山への登山ルートです。昨年歩いた立山周回コースとは一部被っていますが、3月そして今月に入っても降雪があったらしく、雪の量は昨年よりも多く感じました。

晴れた夜の翌朝は放射冷却で氷点下まで冷え込み、雪はかなり締まって歩きやすい状態でしたが、日中になるにつれぐんぐんと気温が上がり、雪はグズグズに腐り始めます。

昼頃になると膝から股下までの踏み抜きも多くなり、トレースのないエリアを歩くのに苦労することも(トレースがあっても踏み抜くことも増えます)。去年は踏み抜きに苦労した記憶がないので(むしろ氷のエリアが多かった)ので気温なども異なるのかもしれません。

さて、立山のお楽しみといえば可愛らしい雷鳥たち。

今年もボーナスステージ状態で雷鳥が次々に現れてくれ、特に新室堂乗越から別山にかけての登山中は快晴の下でも沢山の雷鳥たちに会うことができました。

そして最終日は天候が崩れたため撤収のみでしたが、雨降るテント場には何羽もの雷鳥たちが遊びに来てくれたのでした。

雷鳥は晴れていても元気に活動しているのをよく見ますが、やっぱり曇りや雨の中の方がより活発に走り回っているかもしれません。

明日からスタートするGW以降も、最高の立山が皆さまを待っていることでしょう……。

しかしながら、現在発表されているGWの北アルプス方面の予報は28日を除いて芳しくないようですし、新たな降雪も予想されるようなのでくれぐれも無理は禁物です

敢えて私が書くまでもありませんが、最新の予報と現地の情報を確認の上、入山する際は正しい装備(今の立山は完全に雪山ですし、上記の通り雪の状態も日中大きく変化します)を携行した上、無理のない登山計画を立てて楽しみましょう。

積雪期の立山入山ルールで携帯が義務づけられているビーコンは、富山側だと立山駅構内でレンタルすることも可能です。

室堂周辺の散歩だけでも絶景&雷鳥に会えるかも

ちなみに室堂までは富山側(立山駅)か長野側(扇沢)からアルペンルートの乗り物のみでアクセス可能なので、登山をしない人でも安全に雪山の絶景を楽しむことができます。

最低限の防寒(朝夕は薄手のダウン位は必要)と、周囲を散歩したい場合は防水の靴や長靴、場合によってはスノーシューのレンタル(立山駅にもあります)をしておくと、登山エリアに入らなくても立山の雄大な自然をより身近に感じることができると思います。

室堂ターミナルを出て5分も雪の中を歩けば、足下に雲海が広がる光景が見られたり……

今回も室堂から徒歩10〜15分程度の「みくりが池温泉」の前では雷鳥を見ることができました。一眼カメラを持って行くならば、望遠レンズは用意しておきたいですね。

400mm相当の超望遠まで対応するオリンパスの新型高倍率ズーム。これがあればネパール旅行も立山でも大活躍してくれたことでしょう。欲しい。

現地からのツイートなど(主に食事)

立山入りの前は、今回も富山市内の絶品回転寿司「すし玉」に寄るなど。

みくりが池温泉での朝食、喫茶は朝8時半から営業しています。

下山後の食事は新湊まで移動して。

〆は富山ブラック。

……といった感じで、今回も立山と合わせて美味しい富山を満喫しました。詳細は改めて記事にする予定です。

2018年春 GWの立山レポート

昨年のGWの様子は以下の記事にて。装備は比較的似たような感じだと思います。

2018年初冬 11月頭の立山とみくりが池温泉

今回も溫泉入浴と朝食(ピザ)を食べに行ったみくりが池溫泉に泊まった、昨年11月の立山の様子です。