そろそろ外での写真撮影を再開して行こうかな……ということで、まずは近所で手軽に楽しめるマクロ撮影でも。昨日、小雨の降る中ランチを食べに出かけたのですが、その帰りに撮った雨の日写真です。
さて、これは一体何でしょう……?(ヒント:スイーツではない)
TG-6があれば三脚もライトも不要で片手でマクロが撮れる
今回は妻とランチに出掛けたついでなので、OM-Dやマクロレンズでなくオリンパスの防水コンデジ、Tough TG-6をポケットに入れて出掛けました。
もともとマクロ撮影には強いTG-6ですが、内蔵LEDライトや内蔵フラッシュを併用することで、雨の日のような光量の少ないときでも傘を片手に持ちながらの片手マクロ撮影が可能です。
実際、今回撮ったような拡大率の写真を一眼カメラとマクロレンズで撮ろうと思ったら、手持ち撮影ではかなり難しい……。極小センサーのコンデジだけに、これだけの接写でもある程度の被写界深度が確保されますし(それでもボケが大きいのが分かると思います)、とにかく歩留まりが良い。
もちろん画質での妥協はあるものの、撮れないことにはなにも始まりません。見慣れた道端に、こんな不思議で美しい世界が広がっていることを手軽に体験できるカメラはとても貴重です。
最近はTG-6にLEDライトガイドのLG-1を付けっぱなしにしてるのですが、これは本体内蔵のLEDライトを拡散して被写体に当ててくれるアイテム。フラッシュディフューザーのFD-1に比べると光量は弱いものの、かえってそれが日中のちょっと薄暗いシーンで自然に働きます。見ているままを少し明るく、至近距離で撮る際にカメラの影を消し、シャッター速度も稼げるので重宝しています。
OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-4/TG-3 Tough用 LEDライトガイド LG-1
- 発売日: 2014/06/13
- メディア: エレクトロニクス
OLYMPUS TG-4用 フラッシュディフューザー FD-1
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: エレクトロニクス
実写編
この時期、道のあちこちで黄色い花を咲かせているのがキンシバイの植え込み。思い切ってグッと寄ってみると、今まで見えていなかった世界が見えてきました。
TG-6は顕微鏡モードにして、LEDライトをオン、ズームも積極的に使っていきます。
葉はまるで撥水素材のようなコロコロの水滴が見られます。
同じく植え込みの定番であるサツキ(ついツツジと言ってしまいがち)。花や葉の表面にクモが巣を貼っていて、そんなクモの糸に付いた水滴に寄ってみました。今までも視界には入っていたはずですが、TG-6の顕微鏡モードならではの接写が見せてくれた幻想的な世界。
そして雨といったらやはりアジサイ。少し前にはまだ緑の蕾ばかりだと思っていたら、いつの間にずいぶんと花(ガク)が開き始めていました。
普段はあまり気にもとめなかった道端の小さな花も、水滴をまとってなんとも艷やか。
これはなんだろう? 蕾っぽい先にから茶色い液体が流れているように見えますが、どういう現象なのだろう? 他には見当たらないので、誰かがコーヒーでもこぼしたのかと見回してしまいました……。
帰り道での20分程度の寄り道でしたが、TG-6を持っていたことで面白い写真が撮れました。
せっかく雨の日でも使える防塵防滴のマクロレンズも持ってはいるものの、TG-6がとにかく圧倒的に楽で歩留まりがいいので困ったものです(困ってない)。
OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-6 ブラック 1200万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS 内蔵Wi-Fi TG-6BLK
- 発売日: 2019/07/26
- メディア: エレクトロニクス
OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-4/TG-3 Tough用 LEDライトガイド LG-1
- 発売日: 2014/06/13
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OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro
- 発売日: 2012/10/05
- メディア: Camera