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PEAKS 2020年7月号を付録のビッグフライパン目当てに買った

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久々に雑誌を買いました。タイトルの通り完全に付録が目当てです。

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雑誌『PEAKS』の付録にフライパンが付いてくるらしい

山岳雑誌の『PEAKS』、最新号以外はKindle Unlimitedの読み放題対象になっているので、普段は気になった号の電子版を呼んでいます。紙雑誌版は付録を付けている号も多く、最近もスタッフバッグだったりエコバッグ、財布などが付録になっているのは知っていました。

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以前もシェラカップ的なミニフライパンが付録になっていたこともあり(2018年9月号)その際はスルーしていたのですが、今回の付録は17cmサイズのなかなか立派なステンレス製のフライパンらしいということで、釣られて買ってしまいました。
『PEAKS』9月号「オリジナルミニフライパン」SNSコンテスト結果発表! | PEAKS
【6月15日発売】『PEAKS』7月号「オリジナルビッグフライパン」が特別付録。 | PEAKS
紙面本編の特集は槍ヶ岳、ちなみに付録なしの電子版があるせいなのか、紙面では殆ど付録のフライパンに触れない(目次に載っているのみ)のがストイックというか割り切ってるというか……。

ということで、付録の「オリジナル ビッグフライパン」です。

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「付録に付けられる限界サイズに挑戦」とのことで、A4変形版のPEAKSの横幅220mmに対して、170mm直径のフライパンはかなり頑張ったサイズだと思われます。

山専用のフライパンに迫るサイズ

山で使うフライパンですが、コッヘル(クッカー)には蓋がフライパン兼用になっているものも多いのですが、サイズも小さくて本格的なものではなかったりします。

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フライパンというよりは取っ手のついた食器ですね
スノーピーク(snow peak) 純チタン 食器3点セット STW-001T

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  • 発売日: 2012/03/12
  • メディア: スポーツ用品

肉を焼いたり、2人分以上の調理をするフライパンとなるとやはりそれなりの大きさが欲しいです。我が家にあるものだと、Esbitの18cmフライパンとか……

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ユニフレームの山フライパン(17cm)は深型なのでフライパンというより、ほぼ鍋専用ですね。

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どちらもフッ素樹脂加工されているので、調理してもこびりつきにくく、キッチンペーパーで拭けば汚れもすぐに落とせます。ちなみに私は山では殆ど料理をしないので、どちらも妻所有のもの。

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PEAKS付録のオリジナル ビッグフライパンを並べてみます。直径17.5cmのステンレス製で、専用のフライパンと同クラスの直径を実現。本格的なフライパンとして充分に使えるサイズです。

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PEAKSフライパン、使用後なので少し焦げが……

ただし、深さはそこまでないので容量はすり切りで500mlといったところ。湯沸かしや調理で実用な容量は300mlといったところでしょうか(インスタントラーメンがギリギリぐらい?)。これがEsbitのフライパンだと、調理で使えるレベルで500ml程度行けます(ユニフレーム山フライパンはさらにその倍)。

ユニフレーム山フライパンの蓋に使えそう?

ということで、付録に釣られて買ってみたものの、よく考えたら私は山で料理はしませんし、大きめの山用フライパン自体も既に2個もありますしどうしたものか……? と思っていたところ、ユニフレームの山フライパンの蓋として被せてみたら丁度いいサイズでした(笑)

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山フライパン側の取っ手に干渉するので、完全に被せることはできませんが、直径17cmの山フライパンに対して、17.5cmのPEAKSフライパンはいい感じの蓋になります。鍋料理の際に蓋があれば、もう少し速く火が通るのに…… なんて思うことも多かったので、これは丁度いいかも。

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山フライパンの取っ手が干渉するので斜めってしまうけど……

ちなみに山フライパンの底側に重ねると見事にスタッキングできました。

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PEAKSビッグフライパンで料理してみた(失敗)

さて、せっかくなのでこのPEAKSフライパンの実力を確認すべく、フライパン料理といったらスキレットではお馴染みのスペイン風オムレツかなと……?(完全にメニューのチョイスを間違えました) 300mlが目安ということで卵3個で作ることにしましたが、少々入れる具が多すぎたか!

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ステンレスなので熱伝導が低いせいもあり(バーナーパッドを使ったものの)、火加減が難しく全体を固めるまでかなり時間が掛かってしまいましたし、作ってる最中に既に焦げの臭いが……。

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かなり多めに油は使ったのですが、めちゃくちゃこびりついてしまい、皿に出すことはできず…… ナイフで剥がしながら食べるような感じ。スキレットのようには行きませんね。

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実際に使って感じたのは薄手のステンレス素材ということもあり、バーナーの火が当たった箇所が真っ先に熱くなり熱ムラができやすいこと。フライパン全体を使うような炒め料理に使う場合は、炎を適度に拡散させるバーナーパッドを併用した方がいいと思います。

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あとはどうしても、こびりつきやすいのは仕方ないでしょうか。肉を焼くような場合、油はしっかりひいて、火加減に注意して焦げ付かせないよう調理するといいかも。

今回、焦げ付かせてしまった卵を落とすのに、しばらく水に漬けて、たわしやメラミンスポンジを駆使してかなり時間が掛けて落としました。アウトドアではまず落としきれないこびりつきだったので、外で使う前に一度自宅で試すことをオススメします。
……ということもあり、フッ素樹脂加工されたアウトドア用フライパンが既に2個もあるある我が家では、フライパンとしての出番はあまり期待できず、鍋の蓋にしたり食器として使う感じになりそうです。

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早速色が付いてしまった……

この付録フライパンはやはり人気のようで、早速Amazonでは売り切れてしまっています(プレミア価格で買うようなものではないので注意!)。書店などの他、PEAKSは登山用品店やアウトドアショップでも売られていることが多いので、気になったらチェックしてみてくださいませ。

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