先週のその前の野川と三沢川で撮ったカワセミ。
一部の写真はOM-D E-M1 MarkIIのプロキャプチャーモードで撮っていたので、連続写真をアニメーションGIFにしてみました(次の写真は普通のJPEGです)
(いきなり大量のGIFアニメが表示されると鬱陶しそうなのでたたみつつ、いつもより改行気味で……)
「プロキャプチャーモード」はオリンパスのOM-D E-M1 MarkII以降の上位機種に搭載されている、いわゆるプリ連写撮影機能です。
ダイナミックな鳥の姿を捉える!OM-D E-M1 Mark II 野鳥撮影レポート 4|鳥の写真投稿|ズイコーフレンドクラブ|OMデジタルソリューションズ
“シャッターを切る前”の写真が撮れる! 一瞬の動きを逃さない「プリ連写機能」を使いこなそう | CAPA CAMERA WEB
プリ連写機能はシャッター半押しの時点で電子シャッターによる連写画像をカメラのバッファに貯めておき、全押しするとそのタイミングから遡って画像が保存されるというもの。オリンパスの他にパナソニック(G9 PRO)や富士フイルム(X-T4、X-T3)の対応機種に同様の機能が搭載されているようです。
例えば冒頭の写真は次のようなプロキャプチャー連写で撮った中の1枚です。
鳥が羽ばたく瞬間が撮れる機能としてお馴染み(?)ですが、私もカワセミを始めとする小鳥を撮っているときには、ちょいちょいこのモードに切り替えています。
実際には鳥が直前まで顔を向けていた方向に飛んでくれるとは限らず、構図作りで失敗することも多いのですが(羽を広げないジャンプの場合もありますし)、この機能でないと撮れない写真があることは間違いないでしょう。
りなみに次の写真はカワセミが羽を閉じたまま飛んで(ジャンプして)いるようにも見えますが、恐らく素早い羽の動きを連写のタイミングが押さえられずに(羽を広げた瞬間がたまたま撮れていない)不思議なパラパラ漫画になっているのだと思います。
このような使い方をすることを想定せずに途中や前後の素材を捨ててしまったものもあるのですが、素材的に使えそうなものだとこんなものでしょうか。パラパラ漫画的にカワセミが翔び立つシーンをまとめてみました。使っている素材はどれも10枚前後です。
プロキャプチャーモード自体、個人的には日頃あまり多様しないので設定値はかなり適当で…… あまり撮影枚数がかさんでしまうと後のセレクトが面倒なこともあって、ProCap L(連写L)で15fps(コマ/秒)、ProCap H(連写H)でも20fpsの設定にしていましたが、それだと小鳥の素早い羽ばたきには間に合ってないことも多いようです(最大60fpsまで設定可能ですが、いくらなんでも…… )。
シャッター速度も、ISO感度の上限(今はISO2000上限)や現地の明るさもあって控えめに設定しているのですが(1/1000秒を基準に現場の明るさで前後させてます)、今後は画質を多少犠牲にしても少し高速シャッターを使ってみる予定。
実は今週から既に動画での撮影も試しているのですが、シャッター速度をマニュアルで設定できなかったり(上限ISOを上げておくしかない?)、動画からの切り出しだと結局JPEGになってしまうことなどもあり、引き続きプロキャプチャーモードや連写での撮影も試して行きます。
あとはこれらの連写系や動画撮影モードと単写のモードがファインダーを除きながらスムーズにできると良いのですが、どうにも難しいですね。
我ながら見ていて酔いそうな記事ですね。失礼しました。
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