さて、今回で6本連続の稲城関連記事(HANA・BIYORIも一応、一部が稲城市ということで)ですが、フルーツタウンのベストシーズンはどうしてもお隣の市に足を運ぶことが増えてしまいます……。
今回はJR矢野口駅前にある手打ち蕎麦屋さん「あかりや弧仙」で、この時期だけ作られるという「梨そば」を食べてきました。
昨年知ったのですが、稲城特産の梨を使った手打ち蕎麦「梨そば(梨切り)」を出す蕎麦屋さんが矢野口にあるそう。この時期しか食べられないメニューらしく、昨年は梨シーズンが終わった後で気づいたこともあり、今年こそは行きたいと思っていたのでした。
「あかりや弧仙」があるのは南多摩の駅前から矢野口駅前まで南武線沿いの北側を抜ける「いちょう並木通り」沿い。いちょう並木通りにはフルーツの直販所も多い通りなので、稲城産の梨やブドウを探しがてら訪れてみるのも良いでしょう。
車の場合、店の前には軽自動車が1台停められるのみで、提携駐車場はお店の周りにいくつかあります(駐車時に利用証明の発券が必要な駐車場もあるのでご確認ください)。
人気のお店らしくランチタイムには混み合うこともあるそうです。我々が訪れたときは外で2組が待っていて、10分ほど待ってからの入店となりました。
メニューはこんな感じ。「小海老かき揚げのぶっかけそば」が気になりますが、今回は初志貫徹で梨そばを食べます。普通のお蕎麦となしそばの両方を楽しめる「二色もり」、あと「ランチ野菜天」も行っておきましょう。
お蕎麦が出てくるまで、梨そばの食べ方を見て予習しておきます。
やってきました、まずは梨そばから。
ランチ野菜天。かぼちゃ、ナス、ししとう、えのき、さつまいも。
梨そば。更科そばに梨を練り込んだ、柚子切りの梨版のようなお蕎麦ですね。だから「梨切り」。
続いて普通のお蕎麦のせいろも出てきました。二八蕎麦ぐらいでしょうかね。
こちらが梨そば用の梨ジュレ。そばつゆを混ぜて梨切りのつけ汁にします。
梨そばは爽やかな舌触りの更科そばで、柚子切りのように分かりやすく果実の香りがある訳ではありませんが、なるほど梨ジュレつゆとの相性が良くてとても美味しい。
そして何よりお蕎麦、そしてそばつゆがとても美味しい。軽めなのでせいろもう1枚行っても良いかと思いましたが、天ぷらもありますし丁度いいぐらいかな?
さらにデザートにわらび餅。これは嬉しい。わらび餅、そしてそば湯を飲んでいるうちに、すっかり満腹になりました。せいろ追加しなくて正解でした。
今回は季節限定の「梨そば」を楽しみましたが、次はオススメの「小海老かき揚げぶっかけ蕎麦」も食べにきたくなりました。この日は車でしたが駅チカなのでお酒が飲めるようになったら、ランチのコースや夜に訪れてみるのも楽しそうです(お店のサイトを見つつ)。
さて、この日は「あかりや弧仙」の前後にブドウをゲット。「シャインマスカット」に「高尾」、梨と合わせて自宅にフルーツの在庫が充実していて嬉しい季節です。




データ:あかりや弧仙
- 所在地:東京都稲城市矢野口310-10
- 定休日:月曜日、第4火曜日(祝日の場合は翌日)