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愛用の7-14mm F2.8 PROレンズがOM SYSTEM PLAZA内で完全に壊れたけど、一週間経たずに修理完了して感動

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先週、OM SYSTEM OM-1のダイヤル不調の件で新宿のOM SYSTEM PLAZAを訪れた件について書きましたが、実はその際にOM-1の件とは別にレンズの修理依頼もしていました。

愛用の広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」ですが、先日の四阿山で使った帰りにオートフォーカス動作中に気になる異音が発生することがありました。その後もAF合焦時に微妙なウォブリングが出ている気がして、OM-1のダイヤルチェックと合わせて、7-14mm F2.8 PROもショールームの展示品と比較するつもりで持って行きました。

で、比較の際は展示品と変わらぬ挙動だったので、やはり気のせいか……?と思った直後、突然ズームリングにガリガリ引っ掛かりを感じて、中からカラカラと異音が発生。まさかのタイミングで、完全に壊れてしまったようです。タイミングが良かったのか悪かったのか…… 少し前からの不調はこの前兆だったのかも。

ということで、OM-1の件と合わせてサービスステーションに持ち込んだところ、こちらは即故障判断で預かり修理(八王子修理センター送り)となりました。サービスステーションが月内で業務終了となることから、完了品の受け取りは八王子からの直送となり、修理費は日通の代引き(現金のみ)になるそう。
送料(通常1320円)はOOC+に加入しているので掛からないそうです。

修理費は基本料金として2万円の提示で、そこからプレミア会員の修理割引(30%OFF)で税込み15,400円予定とのこと。それ以上かかる場合のみ、別途連絡を貰うこととなりました。
実はこの7-14mm F2.8 PROは5年前にも似た症状の故障(ズームリングのガリガリと内部の異音)で修理に出していて、その際は12,096円(割引後)の修理費だったので恐らく同じ感じだろうなと。

1月にM.ZUIKO 40-150mm F2.8 PROを壊してしまった際は2週間半ほど掛かってますし、今回もしばらくは戻ってこないと思っていたのですが、なんと預けた週の金曜日に八王子の修理センターから戻ってきました。

20日(日)に預けたのですが、翌日21日(月)は祝日だったので、営業日としては中3日の驚きのスピード修理です。さらに修理代金も予定の15,400円の半額の7,700円、5年前の修理よりも安いという不思議!?

修理内容ですがレンズ内部での部品脱落による不具合だったとのこと。5年前はレンズのガタツキ調整だったので、故障のパターンとしては若干違うものだったのかもしれません。もちろん修理と合わせて、点検作業も行われています。ガリや異音が直っているだけでなく、こころなしかAF時の動作もスムーズになったような気もします(部品の緩みが何かしらAFに影響を与えていた?)。

5年前の修理以来、長らく分解を含む点検はしていませんでしたし(OOC+での簡易点検のみ)、使用頻度の高いレンズの点検と考えても今回の7,700円という修理費用はかなりのお得感があります。ちなみに修理箇所については6ヶ月保証も付きます。

月内での東京サービスステーションの閉鎖もあり、今後のOM SYSTEMのサービス体制に一抹の不安も感じていましたが、そんな私の気持ちを見抜いたかの今回のスピード修理。最新ボディOM-1の完成度の高さといい、まだまだOMDSは大丈夫という決意だったり底力のようなものを感じさせる出来事でした。

工業製品なのでときに初期不良に当たることもあれば、長期間使っていれば故障やユーザーの過失による破損が発生することもあります。それでも毎回、良心的で満足度の高いサービスの対応があったことで、オリンパス改めOM SYSTEMの製品は安心して使い続けることができていますし、メーカーやブランドに対する信頼はこのような体験の積み重ねで生まれるのだと思います。

今後、対面のサービス窓口がなくなってもこの体制は引き継いで貰いたいですし、ブランドの製品コンセプトと私の目的が合致する限り、この先も使い続けて行くことができれば幸せですね。

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