ランチがてら小金井市の「江戸東京たてもの園」に行ってきました。
ここのところ持ち歩くカメラ機材をなるべくシンプルにしたいと考えていて、結果広角ズームレンズを標準レンズ的に使うようになりました。ただしどうしても望遠側が弱くなるのでサブ機にLUMIX DC-GF10と単焦点レンズも持ち歩いているのだけど、あえて広角ズーム1本のみで押し通してみるかと少し意識的に行動。
冒頭の1枚は標準画角っぽいけど広角ズーム(M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO)でデジタルテレコン。マイクロフォーサーズ14mmの1/2クロップになるので35mm換算で56mm相当、遠景だと普通に使えます。
さて、「江戸東京たてもの園」都立小金井公園内にある野外博物館(東京都江戸東京博物館の分館)です。園内には歴史的に価値のある建築物(主に明治から昭和初期)が多数移築復元されており、町並みを再現した展示の他、実際に建物の中に入って見学することができます。
江戸東京たてもの園
自宅から車で20分ほどで行けて入園料も手頃なので、これまでも何度かこのブログでも紹介しています。
まずはランチ、「たべもの処 蔵」にやってきました。いつも江戸東京たてもの園に行く際は「小平うどん」に立ち寄っていたのですが、園内にある武蔵野うどんの看板がずっと気になっていたのですよね。
蔵風の建物(ここは移築ではなく新たに作ったものらしい)の2階、自然光多めの店内。
メニューの「武蔵野うどん」は、素のざるうどん又はかけうどんで、一般的に想像される武蔵野うどん(豚肉の入ったつけ汁うどん)は「肉汁うどん」になるようです。肉汁うどんはそこまで割高ではないけど、素うどんで700円は少し高く感じてしまうかも……?
「肉汁うどん」(850円)。思っていたよりうどんが細い!?
うどんは手打ちとのことですが、いわゆる極太ゴワゴワの武蔵野うどんではなく、オーソドックスなうどん(標準よりやや細め?)。味は悪くないですがちょっと量が少ない気もします。(これはGF10と20mm)
肉汁は辛めで美味しいですが肉の量もそこまで多くなくて、あまり気合の感じられない公共施設ごはんクオリティでしょうか。一度ぐらいは体験して良いと思いますが、車なら小平うどんに行くのが正解ですね。
以下、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROを使って14mm/28mm/56mm相当のJPEGの撮って出し。ざっくりと園内東ゾーンから西ゾーンに掛けて移動しています。

足立区千住元町にあった銭湯「子宝湯」。
そういえば男湯女湯の仕切りが低いな。
デジタルテレコンび標準画角はボケが圧倒的に足りないけどまあこれはこれで。
その他、東ゾーン(下町中通り)は軽めに……。
二・二六事件の現場にもなった「高橋是清邸」。やはり建築物は超広角レンズがあると楽しい。
「田園調布の家」。瓦屋根、平屋の洋館、いいですね。
みんな大好き「前川國男邸」。ここは今でも住んでみたい人が多そう。
東京都指定有形文化財の「小出邸」。ザ和洋折衷。
「デ・ラランデ邸」。
「三井八郎右衞門邸」。
キッチンが完全にレストランの規模。
日本家屋に絨毯を敷いて西洋家具を並べる明治の金持ちの家。
園内西の茅葺き民家ゾーン。
結局閉園時間まで居ました。
小金井公園やたてもの園内では梅が咲き始めていました。これはGF10と20mm単焦点。
データ:江戸東京たてもの園
- 所在地:〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
- 開園時間:9:30~17:30(4〜9月)/9:30~16:30(10〜3月)
- 休園日:月曜日・年末年始
- 入園料:一般400円
- 公式サイト:https://www.tatemonoen.jp/