I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

電動エアダスター サンワサプライ200-CD080を購入、カメラのお手入れから車中泊マットの空気入れまで

本ページは商品、サービスのリンクにプロモーションが含まれています

こんなものを買ってみました。サンワサプライの充電式電動エアダスター「200-CD080」です。

スプレー缶のエアダスターを電動へ……?

カメラ、レンズ、パソコンのキーボードの隙間に溜まった埃を強い風で吹き飛ばすエアダスター。写真のようなガスを使ったスプレー缶のものを以前から定期的に買っているのですが(エレコム ダストブロワー)、スプレー缶のゴミが出ることや、個体差でたまに噴射の勢いが弱いものがあったり、連続して使うと気化熱で缶が冷たくなり噴射力も下がります。あとは以前より少しばかり市場価格が上がってきている気がします。

そろそろ新たな在庫を買う時期なのですが、そういえば電動式のエアダスター(エアコンプレッサーのような本格的なものでなく、ドライヤーから温風機能を抜いて送風口を細くしたような製品)もあったよな…… と調べてみると、今年の1月にサンワサプライから発売されたモデルが結構良さそうかも?
用途に応じて交換できるノズル5種類付属!充電式電動エアダスターを発売|サンワサプライ株式会社のプレスリリース

類似の電動エアダスターはAmazonで検索すると中華ブランドを中心に色々とありますが、価格帯も変わりませんし国内メーカーを買っておいた方が安心かな…… とはいえ本製品も中身は中国製で保証期間は6ヶ月のみなので、そこまで大差ないかも? 仕様は以下になります。

  • 型番:200-CD080
  • 風量:弱:約18m/s 中:約22m/s 強:約25m/s
  • 使用可能時間:20分
  • 充電時間:約5時間
  • 重量:393g(本体のみで実測375gでした)
  • 電源:充電式
  • 価格:¥6,480
  • 保証期間:6ヶ月

電動エアダスター 充電式 ノズル付き 3段階風量調整 LED付き ガス不使用 クリーナー 200-CD080の販売商品 | 通販ならサンワダイレクト

サンワサプライからはこれまでにコンセント給電式も含め、いくつかのモデルの電動エアダスターが出ていますが、200-CD080はその中で最新のモデルになるようです。

公式サイトの電動エアダスター比較一覧表にはなぜか乗ってない…

風速は最大25m/sとコンセント式程ではないものの同ブランドの中ではそこそこ、価格はサンワダイレクトの楽天公式ストアで6000円を切っているのでまあまあお手頃でしょうか(Amazonだと少し高い)。
私はサンワダイレクトの直営ECで、セールになっているタイミングで購入しました。

サンワサプライ 200-CD080 ハンズオン

届いたのは白箱の簡易パッケージ。これが通常仕様なのか、直営店のセール品だからかは不明です。

本体、取扱説明書の他にノズルが5種類と充電用のUSBケーブルが付属しています。ノズルは大小の細長いノズルにブラシが付いたもの、浮輪などの空気入れノズルに、エアマットなどに使うワイドノズル。

ノズルの交換は噴射口にはめ込み式。ネジではないので、繰り返し使う交換するうちに緩みが出たりして使用中にノズルが吹っ飛ぶ事故が怖いですが…… 結構ガッチリはめ込まれるので恐らく大丈夫なはず。
エアダスターとして使う場合は、短くて口の細いノズルを使うことになると思います。

電源は本体のUSB-C端子での充電式。小さくて見にくいですが、充電中は赤いLEDが点灯、充電完了すると緑色になります。5時間充電で連続使用最大20分とのことですが、充電切れまで一度使った感じでは風量大で使用した場合は20分も使えない気がします。

使い方は長押しで電源オン「弱」になって、ボタンを押すごとに「中」「強」の3段階の風速と「スリープ」(スリープ状態で1分経つとオフ)の順で切り替わります。風力がスプレー缶のエアダスターに近いのは強で、小と中は正直あまり使うことがなさそうなので、最初から強でも良かったかも。

あとは使用状況を考えると、押したときのみ動作するアンラッチタイプのボタンで即噴射される方が、スプレー缶と同じ感覚で使える気もします。

ちなみにスプレー缶のエアダスターでレンズ交換式カメラのマウント内やセンサーを吹いてはダメと言われてますが、これは噴射の強さやノズルが飛ぶ可能性の他に、昔のエアダスターはガスが液体のまま出てしまうことがあったので、その注意についての名残だと思います。電動エアダスターなら液体が出る心配はないので、弱・中ぐらいならブロワ代わりに使えるかも?……恐らく自分は使わない気がしますが。

使用時にLEDが光る仕様ですが、暗い所を吹く場合は役に立つのでしょうか?

使用時の動作音はそこそこにうるさいです。ドライヤーとかAnkerのハンディ掃除機と同レベルか、もう少し大きいぐらい。購入を検討する際は、事前に公式の動画を見て確認しておきましょう。

あと、使っていて気になったのは、電源オンまで長押しで少しタイムラグがあるので、そこからボタンを押す回数を間違えてうっかり「スリープ」まで行ってしまうことも……。誤作動防止かとは思いますが、やはりアンラッチボタンか、ドライヤーのようなスライドスイッチの方が使いやすい気がします。

車中泊用エアマットの空気入れになる?

エアダスターを使うのは主に外から帰宅した際のカメラやレンズの埃(花粉)飛ばしと、デスクトップ、ノートPCのキーボード掃除ぐらいですが、実は別の用途も少し期待しての購入でした。

それは車中泊に使うエアマットの空気入れとして。現在使ってるマットは自動膨張式と手動ポンプ式のもので、後者は空気を入れるのに通常5分ほど掛かります(自転車用の空気入れは一応積んでありますが)。

それを今回購入した電動エアダスターのワイドノズルを使うと……

20秒ほどで空気入れが完了しました! ドライヤーのような単純な仕組みなので、吐出圧力を気にする必要もありません(その代わり、自転車のタイヤなど一定以上の圧力が必要な空気入れは無理でしょう)。

今までマットを膨らますの(と荷物を移動してフルフラットを作る作業)が面倒で、シートを倒すだけの仮眠が多かったですが、これがあれば少し気軽にマットを使った仮眠ができそう(静かな場所で使う場合、ドアを締めて使えば問題ないでしょう)。充電が切れたとしても車内でUSB充電できますし、車内の細かい場所の埃掃除(ハンディ掃除機と併用すると良さげ)や登山や撮影後のカメラの埃掃除も捗りそう……?

今週のお題「変わった」(スプレー缶から電動へ)