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霧ヶ峰 で満開のニッコウキスゲを見てトンボを探した

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長野県の霧ヶ峰高原でニッコウキスゲを見てきました。

2週間ぐらい前からXのタイムラインで霧ヶ峰のニッコウキスゲが素晴らしいというポストを目にしていて、行きたいと思っていましたがタイミングが合わず。この週末、ようやく行くことができました。見頃のピークは少し過ぎてしまったようですが、車山の周辺では一面の黄色い花を楽しむことができました。

朝の6時頃に霧ヶ峰高原に到着、ビーナスラインの車山肩を通り過ぎた頃には、駐車場はほぼ満車で有料駐車場の方も8割以上埋まっていたように見えました。車を停めたのは肩から1.5kmほど先にある富士見台の駐車場です。八ヶ岳と南アルプスの間に富士山が見える展望駐車場。

南アルプスは山頂付近が雲の中。

自転車用のラックもあります。

富士見台のニッコウキスゲ群生地、2週間ほど前はこちらが見頃だったという情報を見掛けたのですが、現在は完全に終盤になっていました。車山肩との標高差は50mもありませんが、結構違いがありますね。


八ヶ岳は上の方に雲が掛かっていました。中央道を走っている頃はまだよく見えていたのですが。


とりあえず久しぶりにお天気の山を歩けて気持ちがいいです。

そのまま歩いて車山肩へ、だいたい20分ぐらい。ビーナスライン、歩道がなく路側帯も狭い割に走ってる車は飛ばしがちなので、徒歩での移動はちょっと怖いです。右側通行が基本として、カーブ前後の見通しや路側帯の広さによって安全な場所を適宜選びながら歩きました。

車山肩と富士見台の中間あたりに2箇所ある駐車スペース、車山肩に近い方はこの時点で8割ぐらいが埋まっていましたが、もう少し離れた方はガラガラでマイカー撮影をしている人の姿なども。


7時半の車山肩。手前側が有料駐車場でもう満車です。

車山方面のニッコウキスゲ。やはり富士見台よりも花が多いですね。

車山肩に立派なバイオトイレが設置されていました。以前来た際はなかったと思います。

コロボックルヒュッテは開店の1時間半前に既に結構な行列ができていました。この日はランチを食べるつもりでしたが、大丈夫だろうか……?

取り敢えず青空が出ているうちに、車山肩のニッコウキスゲ群生地を見ておきましょう。


既にしぼんだ花もあってピークは少し過ぎているようですが、まだまだ一面のニッコウキスゲが見頃です。


なにやら大きな望遠レンズを構えている集団がいます。トンボガチ勢…… ではないようです。

どうやらこの鳥を撮っているっぽい。トンボとチョウも写ってますね。

ノビタキみたい。

さて、私が気になるのは高原のトンボ。望遠レンズを持ってきたので、歩きつつトンボの撮影も試みますがやはり移動と飛んでいるトンボの撮影は難しく、止まった所を記録写真で収めるのが精一杯でした。

周囲を飛んでいたのは未成熟なアキアカネ。気温が高い中では生きられないこのトンボは、夏の間は涼しい高原で過ごし、秋になると里山に下りてきます。この日も車山肩から車山の山頂まではよく見られましたが、少しでも標高を下げると全然飛んでいませんでした(実際、車山肩より富士見台の方が暑い)。

八島ヶ原湿原方面。

車山とニッコウキスゲ、奥には蓼科山。

車山に登り始めるとビーナスラインの渋滞が始まっていました。

車山肩を通り過ぎれば、その先の駐車場はまだ空いていた時間帯ですが、狭いビーナスラインは一度詰まってしまうと追い越しは不可能なので、こうなってしまうようです。この時期、朝8時を過ぎたら白樺湖側から行った方が良さそう(それでも確実に空いてるとは限りませんが)。

ゆるゆると車山へ。


こんな展望台ありましたっけ。そして西の空にはちょっと薄暗い雲。

車山神社。天空の社の看板も記憶にない。前からあったかな?


車山湿原を少し歩いて車山肩に戻ります。

少し下りたらトンボが居なくなってしまった……。

雨まで降ってきた。レインウェアもいいですが、霧ヶ峰なら傘でもいいですね。


結局見ることができたのは全てアキアカネでした。

コロボックルヒュッテの行列はこれぐらい。

結構待つかな?とも思いましたが回転はよく30分ほどで入店することができました。

以前は空いてる席に自由に座れた気がしますが、お店の方の座る席を指定されます。店内とテラスは希望ができて、やはりテラス席の方が人気のようでした。

水は有料。ペットボトルで100円。

久々ということでやはりこれでしょう。

ボルシチ、パン、ドリンク(コーヒー)のセット(1450円)。

食後にはアップルパイ。

結局、雨は一瞬だったようで食事を終えた頃には再び青空となりました。

車山肩、バスでも来ることができるのですね。

ビーナスラインの渋滞はS字カーブの下まで伸びていました。車山肩の駐車場は比較的入れ替わりがあるとはいえ、どれぐらい待つことになるのでしょうね。

車山肩からこちら側にはほぼ車は来れない状況。

富士見台にも戻ると車がいっぱい。それでもまだ1〜2割の空きはありました。

12時少し前に霧ヶ峰を出て真っ直ぐ東京を目指しましたが、それでも14時過ぎに談合坂の先から渋滞がスタート。そのまま小仏トンネルまで繋がって結局いつもの中央道でした。

あと1時間早く出てたら間に合ったのか結局ダメだったか? 昔はいかに渋滞に付き合わないようにと、日付が変わる頃に帰ったりしていましたが、頑張って早く帰ろうとする分には大抵失敗しますね。

霧ヶ峰は緩やかなハイキングなのでトンボ用の望遠レンズを付けたカメラを持って行ってみました。最初はMC-14を装着してましたが途中でMC-20に交換。トンボ撮影は不発でしたが山歩きでこれぐらいの焦点距離があるとやはり楽しい…… でも大きく重くなってしまうのは悩ましいところです