週末に掛けてゆっくり日本列島を縦断して各地に大きな被害を与えた台風10号。東京多摩エリアもその影響を受けて不安定な天気が続きました。そんな中、雨を避けることもなく雨に打たれるシオカラトンボ。
台風が接近する中、近所の水路と川の様子を見に…… なんて書くと不穏な空気が漂いますが、まあ間違いなく安全な範囲で地元の雨の様子を記録。同じ府中用水から分かれた水路でも緑道に沿って設置されてる水路はあくまで親水施設であって(緑道の地下が暗渠になっているのかも)、むしろこんな日は水の流れはほぼ止まっていたり、一方でガチの水路は勢いよく水が流れていたりなど。
雨の中、どこかでトンボは見られるかな?と思ったら人口の水辺の周辺にアオモンイトトンボがいました。よく見ると結構な数が、雨宿りすることなくかなり活発に飛び回っていました。
ちょっと遠いのは、雨の日の記録用途で持っていたのがM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROレンズだったので、性能的には寄れるけど物理的に近づけない限りはなかなか大きく写せない。
なんとか頑張って近寄ってた、交尾中のアオモンイトトンボ。オスが頭を90度開店させて頭をかいて?いるのは雨の雫を落としているのかな。レンズの最短付近まで近寄れたものの(さらにトリミング)、被写界深度が浅くなってしまうのでオスにピントを合わせるとメスがぼやけてしまいます……。
真横に入るのはちょっと難しい場所だったので、F8.0まで絞ってみましたがまだちょっと甘かったですね。
久々の出番でしたがやはり雨の日は安心。広角から頑張れは昆虫マクロも撮れる便利ズーム。たまにもっと軽くて望遠に強いM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3に買い替えたら…… なんて考えてしまうのですが、ある程度は現像とトリミングと稼げると思ったら、この描写力を捨ててしまうのはやっぱり勿体ないなと。