先週、青空に満開の桜堤と花吹雪を見た多摩川の稲城北緑地公園。翌日は一日雨のお天気となりましたが、さらに夕方からは雷を伴うゲリラ豪雨のような強烈な雨が断続的に続きました。
翌日の土曜日、普段より少し早起きして稲城北緑地公園に行ってみると。
たった中1日ですが、多摩川堤防の桜並木は葉桜が一気に進んでいました。
花が落ちたのもありますが、新芽もあっという間に増えました。
日中は家族連れで賑わっている広場も朝はとても静か。
前々日に桜吹雪を楽しんだ大丸谷戸川沿いを歩いてみます。
前日の大雨が流れ込んでいるのか、アカシア通りを挟んだ大丸用水のオーバーフローか。
花びらのピンクが木の上から足元に移りました。
ピンクの絨毯。木の上にあるときは太陽光を透過して全体的には白っぽいソメイヨシノの花びらですが、地面に散ると(重なることで)よりピンクが濃く見えますね。
すごい量の桜の花びら。
水路の壁にも花びらが張り付いています。
遊歩道を流れる水の量も相当だったのか、足元の花びらにも水が流れたような模様があります。
風と雨、いそして花びらが描く紋様。そういえば今シーズンは雪山登山をお休みしたのでシュカブラ(風雪紋)を見ていませんでした。
これは花びらのシュカブラみたいなものかなと。
朝の多摩川、週末ですがまだ散歩をする人もまばらで、静かな中にキジの鳴き声が響いていてとても気持ちがいい。朝の散歩を習慣にできればいつでも体験できるはずですが、久々に6時前に起きるだけでもかなりの気合いが必要でした(笑)
8時を過ぎると徐々に風がでてきてジョギングや散歩の人も増え、朝の静かな雰囲気は徐々に消えて行きました。
対岸の府中市川ではゴミ拾いなどの地域活動をしている人の姿。
結構大規模にやるものなのだなぁ……と思ったら年一回の多摩川清掃市民運動当日だったようです。
第52回多摩川清掃市民運動 東京都府中市ホームページ
朝の多摩川、最近は自転車で気軽に行ける地元の左岸をよく歩いていましたが、特に午前中は右岸の方が太陽の光線状況がいいことが多いので、稲城市側も好きになってきました。
桜はこれで終わってしまうのでまた来年ですが、車が停められて河川敷での野鳥探しの拠点になるので、これからも定期的に訪れてみようと思います。