立川の国営昭和記念公園でチョウトンボを見てきました。

前回、観察自体は楽しかったものの(交尾や産卵も見られましたし)写真の方はやや不完全燃焼だったチョウトンボを見てきました。前回とは違う池の近くにある湿地帯に行くと、数匹のチョウトンボが飛んでいて、しばらくすると更に数が増え、今までで最も多くの数を見ることができました、

黒いヒラヒラは全てチョウトンボ。
湿地にチョウトンボがたくさんいました pic.twitter.com/orIwhPhj29
— OKP (@iamadog_okp) 2025年7月17日
池と湿地の間にあるヨシ原には葉っぱに止まって休むチョウトンボの姿も。


やはりオスの羽は本当に美しい。

今回は交尾などは見られず飛んでいたのはほぼオスだったと思います。ナワバリ争いは相変わらず。

既に花の終わったハス池の上を飛ぶチョウトンボ。

今回は緑のヨシ原をバックにたくさんの写真を撮ることができました。


手前に緑のカーテンが被ってしまいましたがこれはこれで。

こちらもハス池。

羽が傷ついた個体もチラホラ。老熟したのか自慢の羽の輝きも少し落ち着いてきているのかも。チョウトンボが見られる時期はいつ頃までなのでしょう……。

チョウトンボの名前の通りトンボにしては直線的でなくヒラヒラと飛ぶトンボですが、旋回するときの姿勢はやはりトンボ。

前額も青く光ってます。

そしてこの羽のきらめき。

やっぱりどれだけ見ていても飽きません。




ハラビロトンボもいました。ちょっと小さくお腹が太いのがかわいい。

ハラビロトンボもいつもオスばかりだなぁ…… と思っていたら。

メスが産卵していました。

オスよりも腹広感のあるボディですね。

今回はそこそこ時間を掛けて撮影してみましたが会心の一枚と言える写真は撮れませんでした。それでも複数の個体を色々な角度から観察したり撮影できたので今回はよしとしましょう。



今回もカメラはOM-1にM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISでした。今回は飛んでいたトンボの数が多かったのでテレコンは使わず遠くは諦めてフォーカスリミッターを2〜10メートルに設定して撮影しました。本当はもっと距離を絞ってもいいのかもしれませんけども……。