2年ぶりに昭和記念公園の花火大会に行ってきました。

立川まつり 国営昭和記念公園花火大会|立川観光コンベンション協会
一昨年、この花火大会に参加した後、新型コロナに感染してしまい、まあまあ辛い思いをしたこともありしばらく人混みは心底嫌になったのですが、喉元過ぎればなんとやらではないですが、徐々に人混みとの付き合いも自分なりに割り切るようになり(未だに電車や人混みではマスクする派)今年は現地参加を決めました。

ちなみに昨年まで日中は普段通りの入園料を徴収して、一旦の閉園後17時半以降の入園を無料にしていたのが、2025年は混雑緩和を目的に終日の無料入園日となりました。これまで夕方からの入園無料時間を目当てにしていた人が前倒しで入園することになるので日中からの場所取りは却ってし烈になるかも?と想像しつつ、前回の入園時間よりも少し早い15時半頃にJR西立川駅に降り立ちました。

西立川駅のホームは普段とは違ってそれなりに混雑していましたが、園内を歩く人の数はまだこの程度。

メイン鑑賞エリアのみんなの原っぱに付くと、手前側のエリアから場所取りはそこそこに。

この暑さではシートやポップアップテントを設置して場所取りをしたら、日陰などに避難している人が殆ど。前回、前々回とこの辺りから見ていましたが、結構手前の木が邪魔だったんですよね。

今回は少し引いた場所で見ようと予定していたエリアまで移動すると、この時間帯はまだガラガラでした。流石に暑いので敷物だけ敷いたら木陰に避難して、事前にダウンロード(人が増えると徐々にスマホが繋がらなくなります)しておいた動画などを見て過ごします。

打ち上げ直前になるとトイレが大混雑になるのと、退場時の人混みでの疲労などを考えてビールは最初だけ。

氷を入れた魔法瓶に凍らせたペットボトル、終了後に夕飯難民になってシャリバテしないようにゼリー飲料なども持参。準備は万端でしたが今年は待ち時間はほぼ日陰で過ごしていたのであまり汗をかくこともなく、退場からの夕飯もスムーズだったので半分以上は余りました。

徐々に人が増えてきました。

トイレの案内の地図には混雑度の参考なども。結構アテになりますが、18時を過ぎると人が増えてそもそも会場内での移動が困難になるので注意。

売店も盛況です。

比較的空いてるサイドの売店でかき氷を買いました。


かき氷を買って戻ると、自分たちがキープしていた場所は既に日陰になっていました。風もあるので日陰は普通に涼しくて、わざわざ日向に戻ってかき氷を食べるなど(笑)

18時半を過ぎると空いていたエリアも、いよいよ足の踏み場もない状況に……。

この時間になってからのトイレや待ち合わせ(スマホが繋がらないので知り合いを探して絶望した表情でウロウロする人多数)はオススメしません。

19時15分から今回初の試みとして、花火打ち上げとは反対方向でドローンショーが始まります。500機のドローンを使ったという日本ハム提供のプログラム「シャウエッセン花火」。Xでバズったりネット記事にもなるなかなかシュールな演出でしたが、木に隠れて半分ぐらい見えなかった(笑)


J:COMの中継アーカイブで見ることができました。
ドローンショーが終わると反対側から花火が打ち上がり始めます。こちらは狙い通りバッチリ見える。

やっぱりいいいですね花火。

一尺五寸の大玉がいくつも上がるのがこの花火大会の魅力。写真は適当にコンポジットしていますが、大玉は単発で上がるのでその度に大きな歓声が上がります。

最近になってようやく気づいたのですが、どうやら自分は花火写真を撮るのがあまり好きじゃない(笑)
OM SYSTEM(OLYMPUS)のカメラに搭載されているライブバルブやライブコンポジット機能は花火撮影には便利だけど、撮影中にどうしてもカメラを見ることが多くなってしまうのが難点だと感じていました。

一方で実際に目で見た花火とは異なる(長時間の光跡が1枚に凝縮された)花火の写真は記録や鑑賞用途としてはやっぱり好き。記録は残したいけど撮影結果を気にして花火を見ることに集中できないのも嫌なので、大玉まで入る一旦構図を決めたらあとは極力ノールックで適当なタイミングのバルブ撮影を続けて、後で使えるものを比較明合成コンポジットする方式に落ち着きました。巡り巡ってごく普通の花火撮影に落ち着いたと。

手動バルブということもありムラのある結果になってしまいましたが、記録としては十分でしょう。次回以降はもっと撮影は自動化して、より花火を楽しむ方向に舵を切りたいものです。

その分しっかり花火は堪能できました。

スターマインが露出オーバーになるのは想定通り。

ラストは特大スターマインからの一尺五寸玉の三連発(なのでスターマインと大玉が一緒に写っているのは比較明合成によるまあまあ嘘写真です)。今年も入場無料の花火大会とは思えない豪華さでした。なんなら有料席とは別にこの日だけ普段の倍の入園料でもいいのでは……と思ってしまうぐらい。

立川まつり 国営昭和記念公園花火大会フィナーレ🎇 pic.twitter.com/1v3zGXcqnI
— OKP (@iamadog_okp) 2025年7月26日
退場は想像通りの大混雑でしたが、今年は西立川口や立川口ではなく、玉川上水口か昭島口からの退場を予定していました。玉川上水口だと西武拝島線の武蔵砂川駅まで歩けば良いのですが、そこから夕飯を食べつつ府中方面に戻るのが少々面倒。

幸い昭島口方面の園路は普通に空いていたので、さくっと昭島口から退場。東中神駅までの一般道は交通規制が入ってやや混雑気味でしたが、比較的スムーズに東中神駅に到着。中央線直通の青梅線があれば立川方面もアリですが、立川止まりが続いていたので一旦昭島に移動して夕飯を食べることに。

前回、終演後に立川駅の入場規制に阻まれ、そこから1時間並んで食べた家系ラーメンの塩気が染みるほど美味しかったので今回も昭島駅前にあった家系ラーメンへ。

今回は余るぐらいの水分と移動前にゼリーでのカロリーチャージもしていたせいか、普通に家系ラーメンを食べたなって感想(笑) あまり入念に準備をしすぎてしまうと体験が薄まってしまうのは仕方がないことですね。

まだ立川駅の改札口は入場規制をしていたようですが、構内の北改札と南改札は閉鎖していたらしく、西側通路はガラガラで青梅線からの乗換えもスムーズでした。この感じなら来年もまた参加しようかな。
