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OM SYSTEMオリジナル カモフラージュレンズカバー(M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 用)を使う

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超望遠レンズ用のカバーを使ってみることにしました。

野鳥や虫の撮影に欠かせない超望遠ズームレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISですが、フィールドで使っていると灌木にぶつけたり藪の中でよく擦ったりします。カメラ機材に傷が付くのは仕方がないと割り切ってますが、レンズの図体が大きな分ちょいちょい何かにぶつけることも多く、特に樹脂製のレンズフードはぶつけたり枝などに引っ掛けると乾いた音が鳴って鬱陶しい。

そこまで目立たないけど細かい擦り傷が多い……

正直に言うとこの手の迷彩柄のレンズカバーってちょっとダサいな……と思ってたところもあるのですが、普段はあまり人のいない場所でしか撮影しませんし、見た目を気にしても仕方ない。OM SYSTEM STOREのサマーセールで15%OFFクーポンが配布されていたタイミングで買ってみることにしました。
【OM SYSTEMオリジナル カモフラージュレンズカバー(UN社製)M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 用】| OM SYSTEM公式サイト|OMデジタルソリューションズ

100-400mm用のレンズカバーにはネオプレン製でもう少し手頃な価格のものもあるのですが(枯草模様の方が自分のフィールドには合ってる気もするし)、新宿のOM SYSTEM PLAZAで現物を見たら布製で質感も悪くなかったので、せっかくなので公式のものを買ってみることにしました。

公式といっても製造しているのはカメラアクセサリブランドのUN社製で、写真のような白箱で届きました。中身は7パーツに分けられたレンズカバーと装着方法の取説が1枚。7つ全てを使う訳ではなく、6番と7番はフード部分のカバーでどちらか片方を選ぶことになります。

100-400mmの1型、2型に対応していますが、1型に装着する場合デコレーションリングを外します。三脚座を使う場合はこの部分のカバー(2番)は併用できないと思います。

カバーは表地は撥水加工されたポリエステルで、裏地はポリウレタンとクロロプレン。恐らくレンズ側と接する滑り止めのような加工がクロロプレンだと思います。

一番マウント側の1番とスイッチ類の切り欠きがある3番カバー以外は前後はありません。

ということで装着完了。フード部分は6番のカバーを付けています。

6番のカバーだとズームリングを回して前玉(フード部分)が伸びてもカバーで伸縮部分が隠れるデザインになっています。

7番カバーはフードと同じサイズでこんな感じ。ワイド側では収まりが良いですが……

テレ側だとこうなります。フィールドでレンズを伸ばしたまま行動して、伸縮部分にホコリやゴミが付いてることは結構あるので、保護効果は6番の方が高そうですが、移動中にフードのバヨネットロックが外れてうっかり落とさないようにテープで固定することもあり、まずは7番から使っています。

フードを外すとこんな感じ。

筒の縫い目部分は目立たないように底側にまとめて装着するとよさそう。

マウント側の1番カバーを装着すると目印の赤丸は隠れてしまいます。レンズのスイッチ部分や電子接点で向きが分かっていればいいですが、フィールドでのレンズ交換やテレコンの抜き差しなどは、落ち着いて行った方がよいでしょう。

目印を隠したくないならば1番カバーを外してしまうのもひとつ。

これなら一目で分かります。

見た目もそこまで変ではありません。

もちろんテレコン(MC-14)装着は問題なし。

1番カバーを外してテレコンを付けた場合。

カバーを付けることでレンズ外径が少しだけ大きくなりますが、 エツミのブラケットでドットサイトを装着した場合の干渉は特に気になるものではありませんでした。

装着後に何度かフィールドで撮影を行ってますが、ズームリングやピントリングの操作性はやはり少し落ちます。掌全体で握り込んで動かす場合は良いですが、無意識のうちに指先で押して微調整みたいなことも結構やっているので、裸の状態に比べたらやはり操作感は悪くなります。

その代わり今までカメララップを巻いて運用していたのが、そのままバッグに突っ込めるようになりましたし、少々雑に扱ってもこれ以上傷が増えることもないので、今後買い替えや下取りが発生することになっても、鏡筒が傷だらけのレンズに後ろめたさを感じることもなくなりそうです!?

最後に迷彩柄については特に何かしらの効果については何も期待していません。野鳥や動物に対しての効果を期待すすならば、カメラより人間の方をどうにかする方が先決だと思いますし(ブラインドテントなど)、むしろ草むらに置いたカメラをうっかり見失うことがないよう気をつけたいところ!? 後はこういうカバーを付けて、動物園みたいな場所に行くのはちょっと恥ずかしいかも……(自意識過剰)。