10月25日（土）、相模原市緑区橋本のリニア中央新幹線神奈川県駅（仮称）新設工事現場で行われた「さがみはらリニアフェスタ2025」に行ってきました。
このイベントはJR東海と神奈川県、相模原市の共催で、現在橋本駅の南口周辺で進められているリニア中央新幹線 神奈川県駅（仮称）の工事現場の一部を一般開放し、展示ブースや特設ステージを設置。工事現場の様子を見られるようにしたイベントです。10月25日と翌日26日の2日間開催されました。
「さがみはらリニアフェスタ２０２５」の開催について（JR東海・PDF）
当日は生憎の雨模様ですが今年の6月に開催された「さがみはらリニア開放区」のときは開放エリアが異なるようなので、午後から京王相模原線に乗って橋本まで出掛けてみました。
入場は無料ですがTIGETを使った事前申込を行って入場しました。会場内で地元出身のアーティストなどによるパフォーマンスが行われるステージは3箇所ですが、26日の夜のみ開催される地下の工事現場を利用した「地下ステージ」のライブとライトアップが今回のイベントの大きな見どころ。
6月のさがみはらリニアフェスタ2025ではホーム西側（名古屋方面）の地上の足場のみが開放されていましたが、今回は新駅工事が行われている巨大な開削部分の上に架けられた3つある桟橋のうち西側の2つの桟橋（会場では東側から桟橋①、②の表記）の上が開放されていました。
東側（品川方面）から2つ目の桟橋①上からホーム品川方面。
開放してない桟橋のさらに向こう（品川方面）にトラックステージ。バックトラックを使ったヴァイオリンのパフォーマンス（恐らく「Style-3!」の演奏）が聴こえていました。
桟橋①からホーム名古屋方面。地下に下りる巨大なスロープが見えます。
続いて桟橋②。この日の日没から行われる地下ステージの観覧エリアになっています。
桟橋②の上から桟橋①を見ています。足元には先程のスロープの続き。
そして名古屋方面。赤い鉄骨の先にもホームは続いていますが、開削工法ではなく国道16号線に向かってトンネルで工事が行われています。
地下の特設ステージ。かなり激しい雨が降っていますが屋根もないステージで演奏は可能なのでしょうか。
ステージ観覧のための少し高い足場が設置されていましたが、雨に濡れて滑りやすいと判断されたのか、開演までにこの足場は後方に撤去されて使われませんでした。
6月の「さがみはらリニア開放区」ではあちら側の足場の上から地下の工事現場を眺めました。
なかなか普段は見ることができないアングルなので写真を撮っておきます。
そして開削部西側の足場の上（真下に地下ステージ）から品川方面の桟橋②。
さがみはらリニアひろば方面へ。
ずっと雨です。
建設中のタワーマンションの上は霞んでいます。
恐竜クレーンのリーニアスとハシロン。
グリーンステージでは金管バンドの「40秒で支度しな！」がパフォーマンス中。屋根もないステージでずぶ濡れでパフォーマンスを行っていました（グループ名から想像できるようにジブリ系の曲などを演奏していました。「ハトと少年」の一節も聴こえてきましたが、雨の影響で演奏が大変そうでした）。
びしょ濡れの管楽器やマイク、大丈夫でしょうか……。
品川側のトラックステージではこの日最後のパフォーマンスのSSW小林柊矢さん。
品川側の開削部から名古屋方面を見る。
神奈川県のブースが展示していたドローンやロボット。
17時半からの地下ステージのパフォーマンス、雨は止んでいませんが行われるようです。
トロンボーンカルテットによるデュカス「ラ・ペリのファンファーレ」で幕を開けます。
プレーヤーの後ろから傘を差しています。相変わらず管楽器には過酷な状況……。
バリトンとソプラノ歌手も登場。
1曲歌い終わったところで、雨の影響、演者や楽器のコンディションのためにプログラムを短縮して次の曲がラストとの案内。残念ですが仕方がないと思います。
曲はJR東海のキャンペーンソング『会いにいこう』。
ポップスということで動きのあるライトアップに。
10/25 さがみはらリニアフェスタ2025より「地下交響〜 Echoes of The Earth」
— OKP@音楽垢 (@okprogre) 2025年10月26日
トロンボーンカルテットでデュカス「ラ・ペリのファンファーレ」、ソプラノ＆バリトン歌手を迎えての「会いにいこう」。雨の影響でプログラムの短縮もありましたが寒い中のパフォーマンスお疲れ様でした pic.twitter.com/AepjkewKmK
オリジナルはUAが歌う楽曲だそう。知らなかった……。
ステージ終了後も地下のライトアップが続いていました。雨はほぼ止んでいたので2回目、18時半からのステージは無事行われたかもしれません（さすがに寒かったので帰りました）。
