I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

多摩川中流で二組のノスリとカラスの攻防を観察する

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ハシボソカラスから激しいモビング(擬攻撃)を受けるノスリ。


モビング(平塚市博物館)
タカ類やフクロウ類、カラス類などが現れると、小鳥が群れを作ってつきまとい、それを追い払う行動をとることがあります。こうした行動をモビング(擬攻撃)と呼びます。この行動は実際の攻撃ではなく、嫌がらせをして追い払うのが目的です。

多摩川中流部でのタカ観察日記。鳥を探しながら河川敷の林の中を歩いていると「ガーガー!」というハシボソガラスの鳴き声と共にカラスとノスリが頭上に現れました。上空の半分ぐらいは木に覆われている場所ですが、開けた側の空でもしばらく飛んでくれたのでじっくり観察、撮影ができました。

ノスリがカラスを追いかけてるように見えますが、カラスがモビングを仕掛け、逃げるノスリがたまに反撃、みたいな攻防の繰り返し。ノスリはよくカラスに追いかけられているのを目にします。

そのままノスリとカラスが交錯、ノスリがカラスを追い越して冒頭のシーン。

虹彩の黄色いノスリは幼鳥だそうです。

実はこのときノスリとカラスは2羽ずついました。突然、川の対岸側(ノスリがよく飛んでいる広い緑地があります)から飛んで来たのですが、2羽のノスリはつがいかと思いましたが、幼鳥ということは兄弟とか親子の可能性もあるのかな。ノスリは雌雄がほぼ同色で分かりにくいようなので、2羽の特徴を見て行きましょう。

こちらが冒頭から登場しているノスリA。左翼の初列風切の4番目にかすれたような特徴があります。

そしてこちらがノスリB。左翼の初列風切は破損がありませんが、右翼の初列風切の3番目の先端が少しほつれているのが特徴。目の色までくっきり分かる写真が撮れなかったので、こちらは幼鳥か成鳥かは分かりません。

尾羽根を広げた際の隙間もノスリAとは異なり、中央付近に隙間ができるのがノスリB。

ちなみにこの2羽のノスリが現れる30分くらい前に対岸の緑地の上空を飛んでいたノスリ。初列風切の特徴を見るとAとBの2羽とも違うようなのでノスリCですね。身体も少し太く見えます?

ノスリCは遠くの空でやはり別の鳥にモビングされてるのかと思ったのですが、そこまで近距離で交錯することもなく、写真を後で確認したらセグロカモメでした。ノスリが襲ってる感じでもなかったですし、たまたま近くを飛んだカモメを威嚇したとかそんな感じでしょうか。

再び2組のノスリvsハシボソガラスに戻ります。こちらはノスリB。

なかなかカラスがしつこいです。

ハシボソガラスも結構羽根が傷んでるのですよね。自分よりも身体の大きな猛禽に戦いを挑んているからなのか、はたまた別の理由か(川でよく羽をバタバタさせて水浴びしてるし)。

モビングの際は2羽の鳥の色々な飛行姿勢が見られるので、ついシャッターを切ってしまいます。

ノスリのポーズ、カラスのシルエットがカッコいい。

ノスリBの右翼の特徴がよく分かります。

頭上で繰り広げられたノスリとカラスの攻防は1〜2分の間。ノスリAとカラスはすぐに上空から消えてしまったので、4羽を同時に1枚の写真に収めることはできませんでしたが、なかなか面白いシーンが見られました。

この日見た他の鳥。オカヨシガモのオスとメス。

オオバンのおしり。

センダンの木に止まったツグミ。

トビ。

オナガ。

ヒヨドリ。

サイトロン SAFARI 5x21を手にしてから多摩川でのタカ探しが捗ってます。