I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

多摩川の枯れ藪が消える前に見たキジと焼け野原のモズとノスリ

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枯れ藪の中を飛ぶオスのキジ。10日ほど前に多摩川の河川敷で見た光景です。

前回の記事で採り上げた今月21日に火災が発生した多摩川の河川敷。


車でも自転車でも行きやすく定期的に訪れている場所なので、焼けてしまう少し前の様子が写真に残っていました。冬の間はこのような枯れ草が重なり合った枯れ藪が広がっている場所になります。

普段は地元で観察した生き物については、具体的なエリアを特定する日記と生き物の記録はなるべく別に出すようにしているのですが(隠している訳ではないけど、特定できるピンポイントと生き物の名前はなるべく結びつけないようにしています)、既に撮影から時間が経っていること、火災によって現地の状況が大きく変化してしまったこともあるので、今回はこのような形の記事としています。

藪の中を覗いていると小さな鳥たちがいます。ホオジロやシジュウカラ。


まんまるのモズ。

そうやって双眼鏡で藪の中を覗いているとキジのメスがいました。単独で藪の中にいる姿を見つけたのはこれが初めてです。周囲は枯れ藪ですが、ここだけ少し凹んだ地面で緑の草が生えていました。

この場所、緑の草が生えているからか周囲より低くなっているからか、火災の後でも残っていました。

キジが飛んでいる姿を目撃するのは自分が藪の中を移動している際に、こちらの気配で逃げ出す姿ばかりだったのですが、このときは堤防の上から見ていてヤブの中を突然飛んだキジにカメラを向けて撮ることができました。もう少し横の姿を撮りたかったですが、こればかりはキジの気まぐれなので……

気付いたときには上空を去っていく姿だったミサゴ。

カワラヒワやホオジロがとまり木にしていた木は残っているでしょうか……。


ここからは、火災の翌日現地を訪れたときのもの。最初に上空に現れたのは白っぽいノスリでした。虹彩が黄色ので若い個体のようです。風切羽や尾羽根に特徴があります。それにしても焼けてしまった藪の上空で何をしていたのでしょう…… 餌になりそうな小動物はいないと思うのですけども。

同じ場所で上昇気流に乗っていたチョウゲンボウ。この他にもトビを含めた数羽の猛禽がグルグルと上空を旋回していました。

焼け残った灌木の周辺では繁殖期に入ったモズが盛んにさえずっていました。

この日はいつもいるホオジロやカワラヒワの姿はなく、モズのカップルばかり。

焼け残った藪ドームの上にノスリがとまっていました。飛んでないないノスリを初めて見たかも。2月初旬までは澄んでいた冬の空も、最近はすっかり霞むようになってしまいました。

ヤブドームの上から移動したノスリ。その枝は細すぎるのでは……

体重で大きくしなった枝の上に器用にとまっています。やはり空気の霞のせいでモヤモヤ。

その後、こちらに向かって飛んで来たノスリ。やはり先程と同じ若い個体だったようです。

空気の霞が気にならない距離まで近づいてくれました。

もしかしてそ嚢が膨らんでる? いつの間に食事をしていたのだろう……

しばらく近くを旋回しながら徐々に高度を上げて行くノスリ。


しばらくすると2羽のトビ飛んできて加わりました。ノスリの姿を見て上昇気流に集まってきたのか、はたまた視覚とは別の感覚で見つけることができるのか?

このような焼け残った木の周囲では……

相変わらずモズ。

他の鳥は殆ど見られないのに、焼け焦げた木の枝とか特に気にならない感じ?

こんなにモズばかりを見るのはちょっとめずらしいかも、というぐらいモズだらけの日でした。

オスだけでなくもちろんメスも。


最後は灰だらけの地面をついばみながら歩いていたハシボソガラス。

今後どんな鳥や動物たちが戻ってくるのか、また観察できたら紹介したいと思います。