今月4月23日(木)に発売されるEarFunのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「EarFun Clip 2」(現在、先行予約中)を、発売に先駆けて試用しました。本記事はメーカーより製品サンプルを提供いただき作成していますが、二週間ほど使ってみた率直な感想をお届けします。

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- 愛用中の「イヤーカフ型」が待望のバージョンアップ
- ワイヤレス充電対応と、厚みを増した中低音
- 外観と基本性能:着実なアップデート
- 専用アプリ「EarFun Audio」によるカスタマイズ
- 日常に溶け込む「ちょうどよさ」
愛用中の「イヤーカフ型」が待望のバージョンアップ
昨年発売された前モデル「EarFun Clip」は、同社初のイヤーカフ型オープンイヤーイヤホンでした。実は私自身この製品をかなり気に入ってしまい、自宅内でのイヤホン使用はほぼこれ一択というほど愛用していました。
オープンイヤーイヤホンの最大の利点は耳の穴を完全に塞がないこと。音楽を流していても、宅配便のチャイムや家族からの呼びかけ、家電類のアラームなどを聞き逃すことがありません。この「安心感」は、没入感の高いカナル型では得られない「ながら聴き特化型」ならではのメリットです。もちろん屋外でのジョギングやウォーキングなど、周囲の音を察知する必要があるシチュエーションにも最適です。


オープンイヤーイヤホンの装着方法は耳掛け式などもありますが、イヤーカフ型は耳の縁を挟むように装着するので、メガネやマスクの紐とも干渉しにくく、自宅ではメガネで過ごすことの多い自分にはピッタリでした。
「イヤーカフ型は低音が弱く、音が軽いのでは?」という先入観を持たれがちですが、前モデルの時点でその音のバランスの良さには定評がありました。今回の後継機「EarFun Clip 2」は、その良さをどこまで伸ばせているのか見ていきましょう。
ワイヤレス充電対応と、厚みを増した中低音
「EarFun Clip 2」を二週間と少し使ってみて、強く感じたのは道具としての完成度が上がっていること。
前モデルもバランスの良い製品でしたが、音源ソースによっては低音が少し物足りなかったり、音量を上げた際に迫力不足を感じる場面もありました。イヤーカフ型という形状の特性上、そこは妥協すべき点かと思っていましたが、Clip 2では中低域の厚みが目に見えて向上しています。

大型化された12mmチタン振動板ドライバーの効果か、各レンジの音がしっかりと鳴り、小音量でも音が痩せることがありません。ボーカルや各アンサンブルの輪郭もより鮮明になり、オープンイヤーであることを忘れるほどの満足感があります。
カナル型と比較した場合も「音質差でどちらを選ぶか?」ではなく、「ノイズキャンセリングの要不用」「装着感を含めて単純に好みの差」というレベルまで到達していると感じます(もちろん遮音性や低音を求めた場合はやはりカナル型の方が有利ではあります)。
また、個人的に嬉しいポイントだったのが、充電ケースのワイヤレス充電対応です。前モデルにおける唯一と言っていい不満点ではあったので、日常的に使う上での不満が完全に解消されました。

外観と基本性能:着実なアップデート
ここからは、改めて外観やスペックの確認。Clipとの違いなどももう少し整理します。

充電ケースはClipと同じ楕円形ですが、ワイヤレス充電対応の影響かわずかに横幅が増しています。写真のホワイトがEarFun Clip、ブラックが新しいEarFun Clip 2、Clip 2もブラックとホワイトの2色展開になります。

USB-C端子とボタンが充電ケースの底にあるのも同じ。充電方式はUSB充電の他、ワイヤレス充電にも対応しています。EarFun Clipはなぜかワイヤレス充電に非対応だったので、この改良点は素直に嬉しいですね。

本体の形は一見同じように見えますが、耳を挟むバネになっている「C型ブリッジ」の部分は、一目で分かるほど形状が変化しています。

このC型ブリッジ部分はニッケルチタン形状記憶合金をシリコンで覆った構造で、かなり耐久性のある素材になっています(手で広げたぐらいではなんともないです)。耳への着圧に大きな変化はないですが、気持ちソフトになった印象もあり、数時間の連続使用でも耳が痛くなることはありませんでした。

ドライバー外観も円形のプレートが見えていたClipから楕円形のサウンドポートに大きく変化しています。ドライバーユニットも12mmのチタン振動板ダイナミックドライバーに大型化され(Clipは10.8mmのカーボンファイバー製)、これらが音質の向上に大きく寄与しているようです。

Clipでも採用されていた物理ボタンですが、タッチ式と違って確実なレスポンスがあるのがお気に入り。このボタンに「マナーモード」を設定することで、ワンクリックや長押しで瞬時に音量を下げられます。音漏れに関してはClipと同レベルで、よほど音量を上げない限りは音漏れが目立つことはないでしょう。

Clipとの主な仕様の違いはこんな感じ。価格は定価9,990円(税込)と前モデルより上がっていますが(Clipの実売価格は6,000〜7,000円程度)、先行予約キャンペーンを利用することで30%オフの6,993円(税込)で購入することができ、引き続き高いコストパフォーマンスを維持しています。
| モデル | EarFun Clip | EarFun Clip2 |
|---|---|---|
| ドライバー | カーボンファイバー製10.8mm | チタン製12mm |
| Bluetooth規格 | 6.0 | 6.0 |
| 対応コーデック | LDAC / SBC / AAC | LDAC / SBC / AAC |
| 通話マイク仕様 | AIデュアルマイク | 4マイク(AI通話ノイズキャンセリング) |
| 防塵・防水 | IP55 | IP55 |
| ワイヤレス充電 | ✕ | ◯ |
| Google Fast Pair | ◯ | ◯ |
| マルチポイント接続 | ◯ | ◯ |
| 再生時間(ケース併用) | 10時間 / 40時間 | 11時間 / 40時間 |
| 再生時間・LDAC(ケース併用) | 5.5時間 / 22時間 | 6時間 / 22時間 |
| 重量(片耳 / ケース込) | 5.7g / 49.2g | 5.5g / 49.6g |
| 定価(税込) | 7,990円 | 9,990円 |
専用アプリ「EarFun Audio」によるカスタマイズ
これまでの同社製品同様、専用アプリでの設定変更が可です。
「適応イコライザ」を含むイコライザ調整はもちろん、ボタン操作のカスタマイズやマルチポイント接続の管理もスムーズ。
イコライザの設定ですが個人的にはClip同様にデフォルト状態の音質が一番好みでした。サラウンド効果を得られるシアターモードもありますが、カナル型に比べると効果は控えめに感じました。そこまでわざとらしい効果ではないのでライブ音源などを聴く際に使うと面白いかもしれません。個人的にはアニメや映画の動画視聴の際に使うと迫力が出ることがあるので、たまに試しています。




Clip同様にLDACコーデックに対応していますが、マルチポイント接続ができなくなるので、自分はオフにしています。LDACオフでも十分良い音で鳴っていると思います。
本体から音を鳴らす「イヤホンを探す」機能の他、GoogleのFind Hubにも登録されるのでスマートフォンから位置を確認することが可能です。
地味に便利なのが「自動電源オフ」の設定。本体をケースに入れ忘れた際でも、指定した時間が経てば自動で電源を切ってくれるため(Bluetooth切断状態ならば)、バッテリーの無駄な消耗を防いでくれます。
日常に溶け込む「ちょうどよさ」
「EarFun Clip 2」は、奇をてらった変化ではなく、ユーザーの「あと一歩」を丁寧に埋めてきた実直な進化を感じる製品です。
「作業をしながら、宅配や家族の声を聞き逃したくない」「カナル型の閉塞感が苦手だけど、音質にも妥協したくない「デスクワークのお供に、一日中付けていられるイヤホンが欲しい」そんな方にぜひ試してみてほしい製品です。
- モデル:EarFun Clip 2
- 公式:
EarFun Clip 2
- ドライバー:チタン製12mm径ダイナミックドライバー
- Bluetooth 6.0
- 対応コーデック:LDAC、SBC、AAC
- 再生時間(イヤホン単体):11時間(LDACオフ)、6時間(LDACオン)
- マルチポイント接続
- ハイレゾワイヤレス認証
- EarFunアプリ対応
- IP55防塵防水(イヤホンのみ)
- 本体重量:5.5g(イヤホンのみ片側)、49.6g(充電ケース込み)
- 付属品:充電ケース、USBケーブル
- 希望小売価格:9,990円
EarFunよりブログ読者向けの25%OFFクーポンを発行していただきました。ぜひご活用ください。
- 対象商品:EarFun Clip 2
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- 通常価格:9,990円(税込)→ クーポン適用後:7,493円(税込)


