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府中の絶品タイ料理店「ヴィエンタイ」にラオスのお坊さんが来るのでカメラを持ってお邪魔してきた

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建国記念の日の月曜日、前回の記事で紹介した府中の絶品タイ料理店「ヴィエンタイ」にお呼ばれして出掛けてきました。

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最近、よく足を運んでいる府中駅近くの安くて美味しいタイ料理店「ヴェンタイ」(詳しくはこちらの記事を見てくださいませ)。

短期間にちょいちょい訪れては、毎回「おいしいおいしい」と料理の写真を撮りまくっていたところ、店のお母さんに「大きいカメラのお兄さん」と認知されてしまいました(持ってる中で一番小さいミラーレスカメラのGX7MK2を使ってたのに!)。

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三連休の初日にやはり妻とランチで訪れた所、「月曜日(ヴェンタイの定休日)にラオスのお坊さんを呼んで料理を振る舞うから、写真撮りにおいでよー。料理はタダよー(お坊さんに少しお布施してくれてもいいよ)」と誘っていただきました。

常連という程通っている訳でもないのにいいのかな?と思ったのですが、お母さんが帰り際にも誘ってくれたこともあり、せっかくなので妻とお邪魔してきました。
もちろんいつもより大きなカメラを持ってね……。

指定された時間にお店を訪ねると普段のランチタイムよりも多い従業員の方、お母さんとその旦那さん、お母さんのお友達っぽい外国人の方とそのご家族、そして私たちのようにお呼ばれしたお客さん数人が集まっていました。

お母さんが特に細かいことを説明してくれる訳でないので(笑)、どのような会なのかよく分かってなかったのですが、外国人のお客さんが教えてくれた話によると、お坊さんに食事を振る舞い、お経をあげてもらって商売繁盛を祈るイベントのよう。ちょっと調べてみると「タンブン」という、お坊さんに寄進して徳を積むタイの習慣がそれにあたるようでしょうか?

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外国人の方は全員がタイ出身という訳でないようで、ラオスやベトナム、ミャンマー、カンボジアといった隣国の名前も聞こえてきました。
日本人のお客さんもやはり常連というより、お母さんに誘われて訳の分からないまま来てしまった、みたいな人がポツポツいて「3週間位前から来るようになったばかり」という方も…… まあ我が家に至っては1週間前からですけども。

しばらくお茶を飲みながら、初対面のお客さん同士ぎこちないながらも挨拶や会話をしつつ、次々に用意されていく料理を眺めつつお坊さんの到着を待ちます。お坊さんは、道に迷って到着が遅れました(笑)

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お坊さんには付き添いの方がいらっしゃって、法具やマイク、スピーカーのセッティングから、一部儀式の通訳的なことも行ってくれましたが、基本的にはタイ語(ラオス語?)で進められていくので、我々は何が話されているのかは分かりません。とはいえ仏教の儀式なので、なんとなくの雰囲気で参加できます。

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お坊さんにお経を上げて貰い(凧糸やろうそくを使った儀式?も興味深かったですが説明が難しいので割愛)、料理に手を付けて貰い、それからみんなでお食事。食事の後で、再びお経を上げて貰う流れです。
最初はどこまで写真を撮っていいものか遠慮気味でしたが、お母さんに「遠慮しないで沢山撮ってねー」と言っていただき、そこからは遠慮なしの公式カメラマンのように行動してしまいました(笑)

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ゲストの方の顔が写ってる写真は載せられないので、お食事の様子や当たり障りのないものを……。

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といっても料理の名前が分からないものばかり…… メインのひとつがこの挽き肉とトマト、ニンニク、ナンプラー系の味付けでちょいピリ辛。これ、めちゃくちゃ美味しかったので、メニューに加えて欲しい位。

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ココナッツミルクと鶏肉のカレーは素麺でいただきました。当然美味しいです。

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生春巻き風のお料理、きのこやお肉が入ってます。ベトナムの料理のようで、外国人のお客さんが「私これ大好きなんです」と嬉しそうに沢山取っていました。

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生魚(鯵かな?)に刻んだパクチー等の薬味を混ぜて叩いてナンプラーで味付けした感じのもの。これは東南アジア風「なめろう」ですね。ビールが飲みたくなります(笑)

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見るからに辛いやつ。一口食べると頭の血管が一瞬「キュッ」っとなるやつですが、これまたご飯に絡めながら食べると合うのです。

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塩気の強い味付け卵はお粥やご飯と合わせて食べるのだとか(そのまま食べましたが美味しかったです)。殻ごと割ってあるのが面白い。

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鯛の酒蒸し(香草蒸し?)もやってきました。タイだけに鯛…… な訳がない。

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葛餅のようなもっとねっとりした食感で、味はタピオカ系のデザート。新食感ですが美味しいです。

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そもそもヴェンタイの通常メニューが美味しいですし、お坊さんに食べていただくためのお料理なのですから、何を食べても美味しいに決まってますよね。

こんな感じでお布施をセロテープでペタペタ貼り付けます。楽しいですね。

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食事が終わった所で再びお坊さんの読経や、お店の関係者、外国の家族の方がお祈り?して貰う儀式が行われます。お坊さんのいる机にみんなで触れて、その後ろの人は前の人の体に手を付ける、などの作法も教えて貰って真似したり……

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水をバサーツっとかけて貰ったり……

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腕に紐のお守りを結んで貰ったりします。

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私たち夫婦もお守りを結んでいただきました。

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私はなぜか両腕に(笑) 右手のお守りは3日経ったら外すもの、左手のお守りは付け外しできるもので、寝るときは枕元に置くのだとか。

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旅のお守りでもあるらしく、丁度近々タイを経由しての長期のアジア旅行の予定があるので(この話はまたブログで)とてもいいタイミングでした。

このような感じで新顔の客ながら、図々しくも楽しい会に参加させて貰いました。宗教色の強いイベントながら、細かなしきたりや作法を問うこともなく気軽にゲストも参加できるカジュアルさは、仏教が生活に根付いたお国柄ならではなのかなと。もちろん日本の仏教や神道にしても、似たような所はあるのですけども。

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写真もたくさん撮らせて貰ったので、近々ランチの際にでもデータを届けてこようと思います。

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「ヴィエンタイ」、とても素敵なお店なので府中近辺までお越しの際は(新宿からなら府中まで京王線でたった20分ですよ!)ぜひ気軽に訪ねてみてくださいな。


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ヴェンタイのお母さんには大きなカメラ認定されてしまいましたが、愛用のGX7MK2が現在かなりお買い得にな件について。