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住吉ざくらから久地円筒分水、今年も散り際の二ヶ領用水の桜を見る

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今年も川崎・二ヶ領用水の桜を見てきました。

今の桜は開花が始まったタイミングで気温の低い日が続いたりして先週末にようやくの晴れ。週明けからまた冷え込むとのことで、もうしばらく楽しめるかなと期待していたら、9日火曜日に花散らしの雨……というか春の嵐のような天気になってしまいました。これは一気に桜も散ってしまったかも。

翌日、桜は前日の風雨でかなり散ってしまったかもしれないけど、用水路の水面を流れる花筏は楽しめるかもと毎年恒例の二ヶ領用水に出かけてみることにしました。

やってきたのは東急東横線の元住吉駅。例によって出掛けるのが遅いので、既に13時近くです。


桜の前に駅前の「豚山」でランチ。ミニラーメンですが、まあ普通にボリュームありますね。豚も分厚くて美味しかったです。さて、しっかり歩いてしっかり消化しなくては。

ということで「住吉ざくら」です。住吉ざくらのある「渋川」は武蔵小杉あたりで二ヶ領用水の川崎堀から分流して、鶴見川の支流である矢上川まで流れる2.4kmの用水路。川沿いには桜並木が続き、元住吉駅から下流の桜は住吉ざくらとして親しまれています。


やはり前日の嵐でかなり花は落ちてしまいましたし、葉桜も目立つようになりました。

前回、2022年に住吉ざくらを見たのが雨の日だったので、晴れの日の住吉ざくらを見たかったのです。


ものすごい量の花びらがゴミとして集めれていました。右奥にはパンパンになったポリ袋が数個。

あれだけの花びらが落ちたというのにまだまだ木にも花は残っています。

ここに来ると撮りたくなる東海道新幹線と住吉ざくら。

尻手黒川道路より下流は1ブロックのみで桜は終わるので、折り返します。


元住吉駅は複々線と車両基地の引き込みが上下に入り組んでいるのがかっこいいですね。

今度は渋川を上流に向かって歩きます。


桜越しに武蔵小杉のタワマンが見えるお馴染み?の光景。

花筏が溜まっているのは二ヶ領用水と渋川の分岐

ここから先は二ヶ領用水です。正面に見えているのは南武線。南武線の線路から少し離れた場所を並走するように流れる二ヶ領用水ですが、数カ所で南武線とクロスしています。



これぐらいの葉桜もいいものです。





第三京浜を超えると枝垂れ桜が増えます。

ピークを過ぎ葉桜となった枝垂れ桜は、藤の花のようにも見えます。

とてもよいですね。

溝の口あたり、246号を超える歩道橋の上から歩いてきた二ヶ領用水を振り返る。


そして今年もここにやってきました。

久地円筒分水。


もう16時過ぎですが風もなく円筒分水の水が桜が映り込んでいます。

今まででいちばん静かで人がいない久地円筒分水でした。それもほんの数分の間で、しばらくしたら散歩や犬連れ、写真目当ての人などがやってきていつもの円筒分水の光景へ。

ここで切り上げて津田山駅に出る予定でしたが、まだ明るかったのでもう少し二ヶ領用水を遡ります。


久地さくら緑地。


久地のあたりは水量が多く流れも緩やかなので、花筏が溜まりやすいのですよね。二ヶ領本川と宿河原用水の両方から花びらが流れてきますし。



左が本川、右が宿河原用水。左手奥に見えているの高架が東名高速です。日没までに宿河原用水も歩けそうでしたが、あまり遅くなると南武線が混雑するので久地駅で切り上げます。昨年は登戸駅から溝の口駅まで二ヶ領用水を歩いたので、今年は下流側から反対方向に歩いてみたいのでした。


宿河原用水の桜の様子はこちらに記事で。宿河原駅の前後も素晴らしい桜並木が楽しめます。

嵐の後の散り際の桜でしたが、住吉ざくらに二ヶ領用水、そして久地円筒分水と楽しい半日散歩でした。