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R4多摩川大丸床止設置他工事終了、左岸低水護岸や周辺の様子など

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多摩川緊急対策プロジェクトの一貫として行われていた「R4多摩川大丸床止設置他工事」。以前河川敷に掲示されていた工期は6月20日までとなっていましたが既に終了しているようです。
工事情報 | 京浜河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局


大丸用水堰のライブカメラは常にチェックしていましたが左岸の床止め工周辺の低水護岸に設置されている立入禁止ロープが外されないので、まだ工事は続いているのかと思っていましたが、いつの間に下流側の低水護岸工事や土砂の撤去も終わっていて、河川敷から工事車両等も消えていました。
多摩川:大丸用水堰下流/東京都府中市是政6丁目 (左岸) | 京浜河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局


このロープですが現在も残っているというのは、恐らく郷土の森公園バーベキュー場の利用客に向けて、是政排水樋管からの流れ込み周辺での転落を防止するための注意喚起ではないかなと。

多少の効果はあるかもしれませんが、低水路内からは普通に入れる場所ですし、何かあった際の責任逃れのようにも感じられて(個人的には根拠の曖昧な立ち入り制限等の掲示には反対です)、もう外してしまえばいいのに……と思ってしまいます。

確かに流れ込み護岸付近は草が高くなると分かりづらく、子どもの遊び場としては危険なのですが、以前同様のロープを貼った木の柵も復活してますしこれでいいんじゃないのかな。


柵の延長で立禁表示のロープへ。正面の低水護岸の切れ込みは確かに危ないかも。

流れ込み対岸(下流側)の低水護岸も完成しています。低水路内に積み上げられていた土砂もすっかり撤去されています。ショベルカーやダンプカーなど工事車両の姿もどこにもありません。

是政排水樋管からの流れ込み。

郷土の森公園サッカー場の脇を歩いて……

流れ込みの下流側。こちらは角の部分のみロープが設置されています。


少し前まで工事が行われていた新しい低水護岸。

途中で護岸のパターンが変わって……

古い低水護岸と繋がっています。


この古い低水護岸は以前からあったのですね。高水敷側は少し高くなって郷土の森公園サッカー場と野球場。低水路側は護岸上部まで土砂で埋まっています。

古い低水護岸が埋まっているのはグランド(野球場)部分の端まで。

その下は武蔵野線の鉄橋。増水時のグラウンドの土砂流出を防ぐ目的の護岸だったりするのでしょうか。令和元年東日本台風ではグラウンドの被害も大きかったですが、今回の大丸用水堰の撤去完了により同じ規模の雨でも高水敷の影響は減るのかな。

澪筋の左岸側、以前はこの辺りでよく釣りをしていましたが水深等結構変わった気がします。

三沢川分水路の吐出口。こうして見ると大きいですよね。


この芝生?は何だろう。明らかに人が植えたっぽいですが、正式な整備にしては規模が小さすぎますし……。


先日まで工事車両が行き来をしていたスロープ。

改築された大丸用水堰の全景。


以前はプールのように水が淀んでいた左岸の澪筋ですが水の動きが活発になっています。

帯工はカワウの休憩スポットになっています。


床止め工、帯工の周辺は水深が一定なのでウェーディングポイントになりそう。

左岸側の魚道は相変わらず水は流れません。この夏の台風等でどんな変化があるでしょうか。

最後に完成した郷土の森公園サッカー場沿いの低水護岸。



低水護岸のグランド側、結構人が歩きそうば場所に地面から飛び出した鉄骨がありました。大丸用水堰の上にもチラホラ残っていますが、危ないのでなるべく撤去しておいて欲しかったかな。

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