前回記事でOpenSkyプロジェクト:M-02J(メーヴェを模した飛行機)のラストフライトについてレポートしましたが、この展示飛行が行われたイベント『空まつり 2025 in SEKIYADO NODA』について。

- 江戸川河川敷、関宿滑空場へ
- [パラモーター(PPG)]
- [ドリフター、PHG]
- [マイクロライトプレーン]
- [ジャイロプレーン]
- [関宿滑空場 展示飛行]
- 午後の展示飛行いろいろ
- 江戸川左岸を歩いて南桜井駅へ
江戸川河川敷、関宿滑空場へ
空まつりの会場となったのは千葉県野田市にある関宿滑空場。野田市は千葉の北西端(チーバくんの鼻先)にある市で、埼玉県と茨城県に挟まれ、埼玉との県境に江戸川、茨城との県境には利根川が流れています。関宿滑空場があるのはそんな江戸川の左岸河川敷になります。
野田スカイスポーツ振興会 ::Noda Sky Sports Promotion::

最寄り駅は東武アーバンパークライン(東武野田線)の川間駅。そこからバスで30分弱。9時過ぎに川間駅を出るバスは、空まつりに参加すると思われる乗客で混み合い、乗り切れない乗客が次のバスを待つ状況でした。平井入口バス停を下りたら、江戸川河川敷までは徒歩10分程度です。






江戸川堤防沿いの道路は軽い交通渋滞と堤防の上にはカメラを構える人々の姿。

以下、小見出しの[ ]内は公式サイトのプログラムに準じています。
[パラモーター(PPG)]
堤防の上へ。江戸川の高水敷が滑走路になっていて、その向こうに低水路(川の水が流れている部分)があります。滑走路は全長1500mほどあるようです。対岸は埼玉県の春日部市(2005年に旧庄和町から編入)。

既にパラモーター(エンジンを付けたパラグライダー)が展示飛行を行っていました。気持ちよさそう。

メーヴェことM-02Jの周りには大勢の人が集まっていたこともあり、デモフライトは滑走を俯瞰で見られる堤防の上から見ることにしました。

この日は高水敷の駐車場が開放されていて次々に車がやってきていました

本部のテントなども設置されていましたが、プログラムのアナウンスがある訳でもなく、参加者たちが順番に飛行機を飛ばして、観客も広い河原の好きな場所から見学するようなそんなゆるい雰囲気のイベント。

[ドリフター、PHG]
ドリフターというマイクロライトプレーン(ウルトラライトプレーン)が離陸します。M-02Jもですが見慣れた小型の旅客機などと比べても低速&短い滑走でふわっと浮き上がります。

ご覧の通りとても小さな飛行機ですが、滑走路の上空をそこまで高度を上げずに飛んでくれるので地上からも肉眼でよく見えます。



続いてM-02Jのデモフライトがあり、フライトを終えた八谷さんがM-02Jの解説を始めた頃に飛んでいた動力付きハンググライダーのような乗り物。足とプロペラの距離がとても近いな……。

[マイクロライトプレーン]
そして超軽量動力機のマイクロライトプレーン。軽飛行機をさらにスケールダウンさせたような見た目の小型飛行機で海外から取り寄せたキットを組み立てたものや完全自作の機体もあるそう。

空まつり公式の解説によると「超軽量動力機。非常に軽量・小型で動力を有する航空機をアメリカではウルトラライトプレーン、ヨーロッパではマイクロライトプレーンと呼んでいる。このマイクロライトプレーンの内、一定基準を満たす飛行機を日本の航空行政当局である国土交通省航空局は超軽量動力機と名付けた」とのこと。

M-02Jの翼越しに見るドリフター。

こちらもマイクロライトプレーンのジャンルだそうですが、ハンググライダーとプロペラ付きの三輪バギーが合体したような乗り物。三輪の意味でもある「トライク」とも呼ばれるそう。




滑走路とトライク。



デモフライトを終えたマイクロライトプレーンたち。




こちらは少し大きいですがやはりマイクロライトプレーンになるのかな?


4人ほどで押して滑走路へ。


[ジャイロプレーン]
そして回転翼のジャイロプレーン。空まつり公式の解説によると「ヘリコプターに似ているが、ジャイロプレーンは回転翼を動力で回転させていない。飛行時にはパイロットの背中側のエンジンの動力によって前進し、前進によって起こる相対的な気流を回転翼に受け、回転させて揚力を生み出し飛行する」とのこと。

2機準備していましたが飛び立ったのはこちらの1機のみでした。後部座席もあるから2人乗りなのでしょうか。


2〜3人の手で運べてしまうマイクロライトプレーン。このような様子をすぐ間近に楽しむことができるイベントです。


[関宿滑空場 展示飛行]
軽飛行機に曳航されてグライダーが飛び立ちました。




先程の飛行機もいつの間に飛び立っていました。

持ってきたパンを食べつつ天気がいいので堤防で1時間ちょっとお昼寝……

昼寝から目を覚ますといつの間に空が曇り少し冷えてきました。


滑走路の運用も先程までとは反対方向に。手前にあるのはグライダーのトレーラー。

グライダーを飛ばしてから下りてきた軽飛行機。

午後の展示飛行いろいろ
午後のM-02Jのラストフライトも無事終わり、再びマイクロライトプレーンやジャイロプレーンのデモ飛行へ。

午前中は飛んでいるところをじっくり見られなかったシルバーのマイクロライトプレーン2機。




雲がある空もそれはそれで悪くない。

ドリフターはパイロットが途中で交代しているんですね。



そして再びパラモーター。




のんびり一日楽しむことができました。

江戸川左岸を歩いて南桜井駅へ
そういえば江戸川の対岸、右岸の春日部市側に見えていた白い巨大な建物。SCか何かかな?と思ったら……


GLPの巨大物流倉庫でした。

帰りはバスでも良かったのですが、せっかく普段来ない江戸川まで来たので堤防を歩いて戻ることにします。

堤防の外、野田市側は立派な屋敷林が点在する田園風景。


やはり風が強いのか民家の生け垣が高い! そしてよく手入れされてる。

新五駄排水樋管と新五駄排水機場。堤防の上からは見えませんが五駄沼という大きな池があるようです。


江戸川を渡って続く鉄塔。


江戸川右岸の「庄和排水機場」。地下には地下神殿でお馴染みの首都圏外郭放水路の調圧水槽があります。


大落古利根川から国道16号沿いの地下に延長6.3kmで伸びる地下放水路に貯留された水はここで江戸川に排水されます。


すっかり夕暮れ。

川間駅ではなく国道16号線の金野井大橋を渡って南桜井駅を目指すことにします(距離は同じぐらい)。

巨大な東京環状(16号線)の円周の一番上という北あたり。

はじめまして春日部市 (旧庄和町)。

東武アーバンパークライン南桜井駅前にはヤオコーがあるので住みやすい街のはず。

M-02Jのラストフライトを目当てに出掛けた空まつりですが、様々な手段で空を楽しんでいる人達の姿を見ることができ充実した一日となりました。この後、大宮で夕飯を食べて府中へ戻りました。



