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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

新宿OM SYSTEM PLAZAでOM SYSTEM OM-5 Mark IIの先行展示中

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6月17日に発表されたOM SYSTEMの新型ボディ、OM-5 Mark IIを見てきました。

午後から銀座に行く用事があったので、もう展示機は出てるかなと?帰りに新宿に立ち寄ってみたところ。普通にありました。ちなみに新宿のOM SYSTEM PLAZAは火・水定休なのでOM-5 Mark IIが発表になった17日と翌日は休み。19日からの実機展示の告知についてはnoteの記事は昨日出ていたようですが、Xでのポストは今日までなく、そのおかげなのかまだ展示機を気に掛ける人の姿も少ないように感じられました。


ということでOM-5 Mark IIとのご対面。E-M5 Mark IIIと同型だったOM-5からはグリップや軍艦部にデザインの変更が入り新色としてアースカラー系のサンドベージュが加わりました。そして待望、というかようやくUSB-Cが搭載(充電・給電可能)。PDには非対応ですが、充電池が容量1210mAhのBLS-50のままなので……。

撮像センサーや画像処理エンジン(TruePic IX)に変更はなく、TruePic X以降の機種で搭載されているAI被写体認識AFの搭載は見送られています。他メーカーでは入門機にも動物AF等が搭載されていることを考えるとここは少々寂しい。機能的には2020年発売のOM-D E-M1 Mark III同等となります。

新しいグリップは人差し指部分だ一段下がっていて、引っ掛かりの小さい小型ボディにしては非常に握りやすい(元々OM-5も良かったと思いますが)。従来機通りの静かで気持ちのシャッターフィールも踏襲されています。

操作系における大きな変更としてはメニュー構成がOM-1以降で実装されている横移動を軸に選択するタイプに変更されています。自分は長年OLYMPUSのカメラを使っているので、旧メニューにも慣れてはいますが、やはりこちらのメニューの方が多くの人にとっては使いやすいでしょう。

気になる新色のサンドベーシュですがマットな仕上がりで個人的には結構好き。ボディ素材は樹脂製なのでマグネシウム合金のような堅牢さは感じられませんが、質感については前世代同様と考えて貰ってOK。カメラクリップのプレート装着時の破損が一部で話題になっていた底面もやはり樹脂パーツのままなので、過度に負担を掛ける使い方は引き続き注意した方が良さそうです。

正面から軍艦部に掛けての角の仕上げなどはOM-1系を彷彿とさせますし、E-M5系の流れを色濃く残していた(というかガワは全く同じだった)初代OM-5よりもOM-1の弟分感が出たように感じられます。

OM-5 Mark IIのカタログも配布されていましたし、OM SYSTEM PLAZAでは今後OM-5 Mark IIに関連する各種イベントの開催も予定されているようです。

さて、この日は登山ブログ(以前ははてなブログを拠点にされていました)でも知られるRedsugarさんの写真展『山のむこう』を拝見してきました。山にまつわる人々の歴史や信仰を切り口にした作品群の展示。ブログで見られる写真とは一味違うRedsugarさんの作品を美しいプリントで見ることができるのは、来週6月26日まで。会場は東銀座の『CO-CO PHOTO SALON』です。

山 の む こ う - CO-CO PHOTO SALON -ココフォトサロン-