I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

マイクロフォーサーズ雑感①

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先週末にMFTデビューして感じたことなどダラダラと。私、これまでMFTに目もくれることなく頑なにオリジナルのFTボディ&レンズを使ってきまして(というか数年前に中古のFTボディで一眼デビューしたので)、何を今更な話ばかりかもしれませんが、他に吐き出すところもありませんので…。
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PENまで買ってしまった

今週末頃に発売が予定されているO-MD E-M1の到着を前にして、何故かPENシリーズのE-PM2を買ってしまいました。E-M1は本気でE-5の後継として(FTレンズメインに)使うつもりで選んだ訳ですが、せっかくMFT機デビューするのですが、サブ機も含めてFT/MFTに集約してしまおうかな、手軽に持ち歩けるコンパクトなミラーレスも欲しいなと、そんな感じでしょうか?
唯一の手持ちミラーレス機だったK-01も手放してしまいましたし。

PEN mini E-PM2

今回買ったE-PM2は丁度1年目の昨年10月に発表になったPENシリーズのエントリーモデル。同時発表の中級機E-PL5同様に、昨年春に発売された人気モデルE-M5クラスの「OM-D画質」を売りにした機種になります。
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epm2/feature/index2.html
PENの上位2機種は方は今年に入って新モデルが出ましたが(E-P5、E-PL6)、PEN miniはこの秋新製品が発表されるのか、はたまた拡げ過ぎてしまったシリーズ整理でディスコンの噂もある中、価格の方はレンズキットで¥30000を切る所まで下がっていました。最上位のE-P5は今年久々のフルモデルチェンジでしたが、E-PL6の方はWi-Fiへの対応などマイナーチェンジのレベルともいえ、基本的にはE-PL5からの「OM-D画質」がMFT機のひとつの基準になってると言っていいでしょう。
同時期に発売されたE-PL5との違いですが、大きな所はチルト液晶とモードダイヤルの存在。個人的にロック機能のないモードダイヤルが鞄の中で動いてしまうというトラウマ(E-30、K-30時代に)があるので、サブ機として使うならこれぐらい操作系はシンプルでよいかなと。コンデジ並のコンパクトさですし、組み合わせるレンズ次第では日々持ち歩いてみたくなりそうです。

ないならないで…

E-PM2には、一眼レフ機や上位PENにあるようなシャッター前後の電子ダイヤルがなく、頻繁に操作する露出や絞りの変更が即座にできないのですが(十字ボタン/ダイヤルで2ステップで可能)、割り切れば意外となんとかなるものです。
これまで、馬鹿の1つ覚えのように絞り優先モード(A)ばかり使っていましたが、プログラムオート(P)をメインに、必要に応じてプログラムシフト(Ps)へ移行する使い方だと、頻繁に複数の数値を変更する必要もありませんし、かえて手早く最良の撮影結果に行き着けるようです。絞り値も自分で選ぶより、かえって適正値が選ばれているような…?
複数ダイヤルのあるE-M1が届いてもPモードを多用してしまいそう。

MFTかm4/3か

フォーサズ/マイクロフォーサーズの略記、「MFT、m4/3、m43」など色々ありますが、どれが一番分かりやすいのでしょうね。個人的に特に拘りはないので、その時々で違ったりしてしまいますが(最近はm4/3と書くことが多かったかも)、文字の入力のしやすさだけならMFTと打つのが一番早いかな?
「EL&P」とか「E.L&P」とか「E.L.&P.」と打つよりは「ELP」が楽だよね、みたいな…。

Brain Salad Surgery

Brain Salad Surgery

もっと早くMFTへ移行すべきだった?

E-M5の発表時にも機会はあったかと思いますが、個人的にはこのタイミングで良かったかなと。PENシリーズも代を重ねて成熟が見えてきた時期ですし、以前は貧弱だったレンズのラインナップもオリンパス以外のメーカーも含め充実しました。
ここにきてこれまで使っていたFTレンズを扱えるMFT機ということで、丁度いいタイミングなのかなと。恐らくオリンパス最後の一眼レフになるであろうE-5も楽しめましたし、もちろんこれからも使っていくつもりですけどもね。
APS-Cのペンタックス機を使ったことで、FTとのセンサーサイズによる違いもある程度分かりましたし、その上で今の自分には、複数のマウント、複数のセンサーサイズを運用するよりも、FT/MFTを中心に使っていくのがベストなのかな、という判断です。
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ところでK-3が気になる

おまえKマウント裏切っといて何いってんの?という感じですが、ちがいます裏切っちゃいません、単に色々と余裕がなかっただけ。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/k-3/
K-7来のプレミアムスモールは踏襲しながらの様々な進化、スペックだけ見るなら現行のAPS-C機の中でも最高クラスのDSLRじゃないでしょうか。各新機能もですが、SAFOX 11によるC-AF時の動体対応の進化は特に気になる所です。
K-3、すごく魅力的なボディだと思います。ただ、レンズ交換式のカメラは単純にボディの性能だけでは選べない、というのが最近ようやく分かってきました(複数マウントを維持できる財力があるなら別ですがw)。自分の求める用途に合ったレンズ群、そしてそのレンズを快適に扱えるボディというシステム全体で判断しないといけないというのが、この1年フラフラと他マウントにも揺れながら気付いたことでしょうか。
さて、ペンタックスユーザーだった半年の間に、いくつかお気に入りとなったペンタックス使いな方のブログをチェックさせて頂くようになったので、皆さま方が新しいK-3にどんな感想を持ち、どんな素敵な写真を見せてくれるか非常に楽しみです。
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ところで最近のAPS-C機の標準になりつつある2000万画素超えって、絶対に持て余してしまうなぁ…。撮れるからにはなるべく高品位なデータで撮っておきたいという気持ちになりそうですし、そうなると今度は大容量の画像データの保存という課題が…。
もう少し続きます(たぶん)。