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PENをGR化、 28mm相当の広角単焦点「LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.」を手に入れた

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先日書いたこちらのうかい竹亭の記事…

このとき使ってたレンズはオリンパスのM.ZD 17mm F1.8。FF換算で34mm相当と、そこそこに広角でかつテーブルフォトにも使え、使い勝手のいい単焦点レンズです。

…でも、やっぱりたまに狭く感じてしまう。どうやら私にとっての標準画角というのはもう少し広角なのかもしれません。

広角のマイクロフォーサーズ用単焦点レンズが欲しいかも?

広角単焦点レンズというと、オリンパスにはM.ZD 12mm F2.0という素晴らしいレンズがあります。最近も新製品であるPEN-Fのキットレンズとして採用されていたりしましたが、それなりに値が張ります。

魅力的なレンズではあるものの、ズームレンズのM.ZD 12-40mm PROも持っていますし、お散歩レンズとして使うには少々贅沢過ぎますね。

やはりスナップシューター「GR」は魅力的!

となるとAPS-Cセンサーを搭載した単焦点コンパクトのGR(GR II)。28mm相当F2.8というレンズスペックはかなり魅力的に思えてきます。さらに最近では、フジフィルムのX70という対抗製品もあったりします。え、DP1系を忘れてる…? いや、まあまあそこは(笑)

ただしこれらの製品も7〜8万台と気軽に手を出せる訳でなく… というか12mm F2.0が買えちゃいますからね(笑)

28mm相当の単焦点がマイクロフォーサズにもあった!

…なんて悩んでいた所で、面白いレンズの存在を思い出しました。パナソニックの「LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.」。GF2のキットレンズあたりで登場したものの、評判のよい20mm F1.7の影に隠れてイマイチ注目されてこなかった(?)単焦点レンズです。

重量55gと驚ぐらいに軽量の小型パンケーキレンズです。

2014年に若干外装のリニューアルがあり、2型へとマイチェンしてますが光学系やAF周りは変化がないようです。ちょっと調べてみるとなかなか良さそうじゃないですか。
Panasonic(パナソニック) LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. 実写レビュー | フォトヨドバシ
Panasonic(パナソニック) LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH. 実写レビュー | フォトヨドバシ

開放F値でF2.5とそこまで明るくはないですが、MFT機で使った場合GRのスペックにもかなり近い感じ。ちなみにフォーサーズとAPS-Cのボケ量の差は約1段弱。

最新の2型でも3万円程度とGRを検討するより遙かにお買い得ですし、丁度状態のいい1型を格安で見つけることができました。Amazonにも何本か中古が出てますが、1.5万円弱といったところでしょうか。

Panasonic LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.

ということで前置きが長くなってしまいましたが、もう手元にあります。そういえば私にとって初めてのパナソニック製レンズです。

このレンズ(1型)、鏡筒が初期のパナMFTレンズでよくあったグレーっぽいのものとブラック1色のものがあるようです。ブラックの方は2型と外観の違いもあまりなく、オリンパス機にもよく合います。ちなみに2型にはシルバーもあります。

愛用のPEN Lite E-PL6に組み合わせるとGRとまではいきませんが、私の持っているMFT機では最もコンパクトなシステムになります。

ボディキャップレンズのBCL-0980よりもちょっと厚みがある程度。

これだけ軽量のレンズですが、ちゃんと金属マウントです。

エツミのフジツボ型フードも合いますね。


E-M1との組み合わせではかなりアンバランスですが、これはこれで悪くない?

重量は実測51gでした。E-PL6との組み合わせで400gを切っています。GMやGF7など最近のパナボディに比べたら大きく重いですが、ボディ内蔵の手ぶれ補正を使えるのがオリンパス機の利点。

といってもE-PL6の手ブレ補正は後継機のE-PL7やOM-D程は効かないのですけども。

手持ち夜景からテーブルフォトまで使えそう?

早速、手に入れたその足でスナップを撮ってみました。まともな作例とは言えませんが、テンション上がって撮ってしまったものなので、お許しくださいませ。
夜だったので暗所ばかりでしたが、意外にも(?)AFがサクサクで快適です。20mm F1.7はAFが遅いイメージがあったのですが、全くの別モノですね。





こんな感じ。普通っちゃ普通なんですが(笑)画角的には非常に使いやすい。やっぱり私はこれぐらいの広角域の方が扱いやすいようです。最短撮影距離は18cmとそこそこ寄れますし、ボケを期待する画角ではないでものの、コンデジなどに比べたらボケだって作れます。

F2.5という微妙な明るさも、28mm相当という広角のおかげで手ブレに関してはそこそこ耐性がありますし、描写の方もなかなかにシャープ。キットズームの広角側とはひと味違う写りと思われます。昼間の屋外では、どんなキレのいい描写を叩き出してくれそうなのか楽しみです。

追記:E-PL6をE-PL7に買い換えましたが、14mm F2.5との相性の良さは相変わらず。以前よりもコンデジ感覚でPEN Liteを使う頻度が上がっております。


追記:一度手放してしまったのですが、2023年に2型の「LUMIX G 14mm/F2.5 II ASPH.」を再購入。パナソニックの小型ボディGM1やGF10に装着して楽しんでいます。