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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

Peak Designのアンカーを使って防水スタッフバッグをショルダーバッグ化してみた

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テント泊やキャンプの際、もう少し荷物を増やしたいけどバックパックは大型化したくない、みたいな際に使えるかもしれないカメクラ技(?)。

登山の際は必要な荷物全てをパッキングできるサイズのバックパックを選ぶことが基本ですが、大して登山要素がない場所だったり、あまり大きなバックパックを使いたくない(移動の公共交通、テントの中で邪魔になるなど)こともあります。或いは現地で消費する予定の食料を、多めに持って行く場合など。

具体的には立山の雷鳥沢キャンプ場や上高地の徳沢キャンプ場など、登山道という程でない道を数10分から1〜2時間歩けば辿り着けるキャンプ場、普段使いのバックパックに合わせて、テントやシュラフ等を別に持って行くシーンを想定。

バックパックとは別に適当なトートバッグやショルダーバッグ、エコバッグ、なんならコンビニ袋や紙袋を使ったって別に良いのですが(濡れそうなら止めた方が……)、5月6月と立山の雷鳥沢に行った際には、このような感じでバックパックとは別にしたテントやシュラフを携行しました。

用意したのは防水のスタッフバッグ。黒のは私のカリマー(Karrimor SF)の40Lドライバッグ(パーゴワークス カーゴ40で使っているもの)、青いのは妻のISUKAの20Lサイズ。

これらのスタッフバッグのバックル部分に、カメクラなら余らせまくっている(?)ピークデザインのアンカーを取り付けます(この写真のアンカー、かなり古いやつですね… V2でしたっけ?)。

こんな感じ。少々強引に付けてますし、これによりスタッフバッグのバックル破損等の可能性もあるので、自己責任でどうぞ。

あとは各自、うっかり買いすぎて余ってるピークデザインのカメラストラップ、或いはアンカーリンクスを取り付けたカメラ用ストラップを装着すればOKです。これでスタッフバッグがショルダーバッグになりました。

私は「スライドライト」を使用、手持ちのストラップでは最も幅の広いモデルですが、「スライド」などより幅広のストラップの方が楽かもしれません。
当初妻には「リーシュ」を使って貰ってましたが、少々ストラップ幅が細かったので、その後アンカーリンクスでカメラ用のもう少し太いストラップを付けています。

実際に斜めがけしてみるとこんな感じ。歩く際にちょっと邪魔ですが両手が自由になるのは大きいです。立山室堂や上高地のハイキング程度ならなんとかなるでしょう。

ストラップの長さはピークデザインのスライドライトの最短より少しだけ伸ばした状態。最短まで縮めればもう少し荷物の位置を上げられます。

ちなみに、アンカーもストラップも関係なくなりますが、公共交通に乗る際などは手提げスタイルの方が身軽です。具体的には立山黒部アルペンルートなど。防水バッグなので雪の上や濡れた地面に置いても大丈夫。登山道でなければ、巨大なテント泊用のバックパックに振り回されるより、意外とこのスタイルの方が動きやすかったりもします。

スタッフバッグのバックルを外すと、少し荷物の位置が下がってしまいますが、ストラップに体を通しやすくなりますし、ストラップの両端が広がるのでショルダーバッグとしても安定します。

この方式で残雪期の立山でも中型のバックパックで済みましたし、登山の際にアタックバッグでなく使い慣れたバックパックを使えたり、テントやシュラフを取り出したスタッフバッグをテント内の荷物整理に使えたりと、結構メリットもあります。山に登らないテント泊なら今後もこのスタイルで良いかなと思ってます。

コツとしては重い荷物よりもテントやシュラフ、防寒着など軽くて嵩張るものを中心にパッキングすること。重量のある荷物はやはりバックパックで背負った方が安定しますし、携行も圧倒的に楽です。