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都心上空から見る関東平野と富士山:多摩・武蔵野のランドマークを同定してみる

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以前、北海道に行った際、羽田空港を飛び立った飛行機内から撮った関東平野(東京・神奈川)ごしの富士山。別の記事を書くために過去の写真を集める作業をしていて、なんとく眺めてたのですが……。


都心周辺は分かりやすいランドマークが多いこともあり、レインボーブリッジ、東京タワー、六本木ヒルズ、皇居に国立競技場…… と少し拡大すればひと目で分かるお馴染みのスポットばかりですが、遠くの西東京エリア(多摩地区)や神奈川県方面はどこまで見えていたのか気になってきました。

平野上にある黒っぽい部分は恐らく緑地。中央少し上を横切るようにうっすらと黒いエリアが続いているのが、高尾山付近から三浦半島まで続く多摩丘陵でしょう。多摩丘陵の少し手前を横切っている多摩川も分かるので、結構当たりを付けられるのではないでしょうか?(画像は最大で長編3000pixelと、いつもよりかなり大きく書き出してあるので暇な人は拡大してみよう)

右上あたり、100%まで拡大したら結構分かりそうな気がしてきました!?

切り抜いたのが上の写真ですが、中央手前が新宿副都心のビル群、そのまま上に上がって行くと中央少し下にある白く細長いのが調布市の東京スタジアム(味の素スタジアム)。すぐ隣に調布飛行場。その周囲の深大寺や野川公園、武蔵野公園、多磨霊園も分かります。さらに味スタから少し左上の多摩川がうねっている部分に掛かっているのは是政橋、特徴的な斜張橋の主塔も見えます。その右側にある緑色の楕円は東京競馬場…… よく知っている地元のランドマークが同定できるとだんだん楽しくなってきます。

文字を入れてみました。スマホ画面だと分かりにくいかもしれませんが、等倍サイズで書き出しているので拡大すれば見えるはず。緑地もですが意外と塔状の建物の存在が目立ちますね。府中市の東芝町も150mの高さがあるエレベータ研究塔がしっかり写ってます。文字は入れてませんが、是政橋の対岸にある南多摩水再生センターの煙突も分かります。

ということで全体に広げてやってみました。主に緑地を中心に、馴染みのある場所なども。都心周辺はやりだすときりがないので目立つものを少しだけ。住んでいる多摩に比べると、どうしても川崎、横浜方面の解像度が低くなってしまいます。相模原から先は圧縮されすぎて全く分かりません。山は適当です。

多摩丘陵は稲城市、町田市、多摩市には緑地が多く残されているものの、川崎市横浜市ではかなり大規模に開発されているのが分かります。地形的には丘陵のはずが、ほぼ平野に見えてしまうぐらいの住宅地。

Google Earthを開けば同じようなことがもっと詳細に角度を変えながらできる……とか言ってしまうと身も蓋もないのですが、自分が撮った写真でやるから楽しいのです!? かつて旅レポで何気なく投稿した写真にこんなに色々写っていたのか!という驚き。
続いてもう1枚。1枚目よりも飛行機が北東に進んでます。右手前に荒川が写っているのがヒントになりそう。

写真の右下周辺を切り抜くと荒川と並んで戸田競艇場が見えます。ということは手前の橋は東北上越北陸新幹線の鉄橋、手前のマンション、団地群は高島平、その間に新河岸川、首都高5号線のカーブも分かります。中央左は光が丘団地や光が丘公園、右にあるのは陸上自衛隊 朝霞駐屯地、その上に左右に伸びる関越自動車道……。

多摩方面は一部被るので簡単にしておきますが、こちらの写真では昭和記念公園なども確認できました。画面中央付近を左右に横切る玉川上水〜井の頭公園を挟んで神田川のラインが思いの外目立ちます。川幅は狭くても上水沿いに緑道が整備されているのが大きいようです。

なんてことをやりだしたら、当初の作業をほっぽりだしてすっかり時間が経ってしまいました。Xにポストしておしまいにしようかと思いましたが、せっかくなのでブログ記事にしておきます。