先週の金曜日、横浜みなとみらいにCP+ 2017を見に行った帰りのこと。仕事で近くを訪れていた奥さんと合流して、夕飯がてら付近を散歩しながらフォトウォークしてみました。
CP+が終わりパシフィコ横浜を出たら、クイーンズスクエアの脇を通りコスモワールドの大観覧車を左手に眺めつつ、日本丸方面へと歩いていきます…。
カメラはもちろんOM-D E-M1 MarkIIにM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROという、手ぶれ補正最強の組み合わせ。2秒程度なら普通に手持ちで止まるカメラなので、夜景スナップには最適です。
まあ、夜景といってもご覧の通り光量はそれなりにありますし、ISO1600+絞り開放で撮っている分には、手ぶれ補正の効きの良さもあって全くストレスがありませんね。
そして、横浜ランドマークタワーの前で奥さんと待ち合わせてから行ったのが…
初めての「横浜ランドマークタワー」から眺める絶景夜景
「こんな機会でもないと行かないから」とお腹がすいている様子の奥さんを説得して、これまで何度もみなとみらいに来ている割に一度も上がったことがなかった、横浜ランドマークタワー69階の展望フロアに行ってみることにしました。入場料金は大人1000円です。
JAFの会員証(スマホアプリでOK)を見せると1人700円に割引になります。10数年間JAF会員をやってますけど、最近になってその割引効果に気付いた私、意外に使えます。
エレベーターで69階まで上がると、目の前の北東側窓からはこんな夜景がドーン! 正面にはクイーンズスクエア、その奥には先ほどまでCP+を楽しんでいたパシフィコ横浜、右手には大観覧車に横浜ワールドポーターズ、海を挟んで大黒ふ頭までが眼下に広がります。
当初はISO1600まで感度を上げて撮っていましたが、どうやらE-M1MarkII+12-100mm F4 PROの組み合わせななら、もっと感度を落としつつ、さらに多少絞っても1〜2秒は手持ちで夜景写真が撮れることが分かりました。こちらは横浜駅方面の北西の窓から。
f11まで絞って2秒露光で首都高横羽線の光跡を写してみたり…
横浜スタジアムや中華街、汽車道や山下公園が見える南東の窓。左手前の海に浮かんでいるカラフルな屋形船が可愛いですね。これもシャッター速度は2秒。
そして多くの住宅地、マンションが立ち並ぶ南西側の窓より。ランドマークタワーの展望フロアには初めて来ましたが、なかなか楽しむことができました。
展望フロアからの夜景写真ですが、窓ガラスにカメラを押し当てる感じで撮っています。なるべくガラスの写り込みが少ないポイントを探しつつ撮ることになります。小型の三脚を使ったりジャケットなどで写り込みを消しながら撮っている人の姿も見られましたが、今回の機材では特に細かいことは気にせず、お手軽に夜景撮影を楽しむことができました。
ランドマークタワー内のレストランでプライムリブを食べた
夕飯は下りのエレベーターを5階で降りてすぐのレストラン「MANGIA MANGIA」に入ってみました。夜景が見えて生演奏でジャズが演奏されている、オシャレ目(そこそこカジュアル)なレストラン… だけどプライムリブが売り?みたいな感じの店。CP+帰りだとグラスワインがサービスもあったりして、先客も丁寧めで居心地は悪くない。
お料理はオシャレな雰囲気の割に、ボリューミーで驚きました。味は普通に美味しい感じ。
楽しみにしていたプライムリブ。見た目はかなり美味しそうですが、ややお肉が硬め… というか端の方の筋の処理など甘い感じで、ナイフを持つ手がかなり疲れます。ただ、美味しい箇所は美味しい、みたいな感想です。
予約してまで… といった気にはなりませんが、飛び込みで入った割には十分楽しめました。プライムリブがもっと全体的に柔らかければ、もう少し印象は良かったと思います。
汽車道から万国橋でお約束写真
夕飯がなかなかのボリュームで思ってたよりも満腹になってしまったので、腹ごなしがてらもう少しみなとみらいを散歩してから帰ることにしました。
といっても汽車道を通って万国橋を渡ってみなとみらい線の馬車道駅まで戻ってくる程度の軽い散歩コースです。どうせなら、大桟橋ぐらいまで行っても良かったかな?
大観覧車を真横から撮ってみたり…
赤レンガ倉庫は万国橋交差点から遠目に眺めるだけ。
CP+に来るとほぼお約束のように撮っている万国橋より。ISO800、f8、SS1秒ですが思ったより精細感がないのは、カメラの手ぶれ補正の優秀さに頼りすぎて、散歩の後半かなり撮影が雑になっていたようです。最後の最後に勿体ないことをしたと反省です。
それでも、ランドマークタワーの写真など見返してみると、このカメラとレンズの組み合わせならば、安心して手持ちで夜景撮影が行えることを確信。三脚の出番はより作品的な撮影を狙った場合のみに限定され、私のようなスナップ中心の撮影スタイルならば、今後ますます三脚を使う機会が減りそうだと感じました。
CP+後の夜景撮影、昨年も似たようなことをしていましたね。