カメラファンならお馴染み、撮影器具の仮止めやバミリにも使ったりする「パーマセルテープ」。何度も貼ったり剥がしたりすることができ、粘着力が強力なのにベタベタが残らない紙の粘着テープ(マスキングテープ)です。
…という書き出しから始まったものの、上の写真は正しくは「パーマセルテープ」ではないのですが(同様の性能を持つ、カモ井加工紙のマスキングテープです)、かなり普通名称化してるものなので便宜上このようなタイトルにしました。ちなみに本家のパーマセルテープは現在「シュアーテープ」という名称になっているようです。
Shurtape(シュアーテープ) カテゴリー | 銀一(ginichi)|プロフェッショナル映像機材・撮影用品専門店
スタジオにしろ屋外撮影にしろこの手の粘着テープは出番が多いので、撮影機材と一緒に持ち歩いてる人は多いと思うのですが、登山や旅行の際となるとどうでしょう。なるべく荷物を減らしたいような状況で、嵩張るテープを携行するのは面倒くさいな… と思っていたり、うっかり持って行くのを忘れてしまうのは私だけではないのでは?
特に私のようにトレッキング中、旅行中のスナップ撮影が中心で、じっくり腰を据えて風景撮影をする訳でないスタイルだと、そもそもテープを使うシーンが少なかったりします。
保険として短く切ったテープをレンズに貼っておこう
それでも唐突に「あ、テープ欲しい…」という場面に遭遇することがあるので、そんなときの保険として短く切ったテープをレンズ本体やレンズフード、レンズキャップに2〜3切れ貼り付けておくことにしています。
ずっと貼りっぱなしにしておいても、レンズやフードにベタベタが残らないのがパーマセルテープ(じゃないけど)のいいところ。ここは質の微妙なマスキングテープやドラフティングテープなどでケチってはいけません。
定番の使い方ですが、星の撮影などにおいてマニュアルフォーカスで合わせたピントリングやズームリングを固定したい場合。わざわざこのためだけにテープ本体を持っていくのもちょっと…ね。これだけあれば十分です。
使い切りでなく何度も貼ったり剥がせたりできるテープなので、一度の山行(旅行)ならばそんなに長さがなくても問題ありません。
レンズやカメラボディのうっかり動かしたくないスイッチ類を固定するのにも、テープが使えます。登山中に頻繁にカメラを触っていると思わぬうちに、変なスイッチが入っていたりして後でガッカリしたりするのですよね…。
バヨネットでしっかり止まっているはずのレンズフードが、登山中のショックで外れてしまうのを防ぐ用途にも欠かせません(外れた場所、状況によっては回収が不可能なことも)。
追記:ホットシューカバー同様にいつの間になくなりがちなシンクロ端子キャップを固定する他、2台のカメラをひと目で見分けられるよう、黒白のマスキングテープを使い分けるなど……。
以上、なんてことないTIPSではありますが、この短く切ったテープにはちょいちょいと助けられているので、私同様の無精な方、うっかりテープ携行を忘れがちな人は、お守りとして事前に準備しておくと突発的な事態にも色々と役に立ってくれると思いますよ。
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私が愛用してるカモ井加工紙のマスキングテープ、小さいサイズ(長さの短い)ロールもあったんですね。普段の持ち運び用にはこちらを使えばいいのかもしれませんね。
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