今年もこの記事を書く時期がやってきました。今年は前年までより少しは節制したつもりでしたが、振り返ってみたら全くそんなことはありませんでした。
昨年の12月14日にこの記事を書いてますので、それ以降〜本日までの1年間の買い物の中から「よかった」と思える買い物をピックアップしてみました。ただしこのブログのアーカイブを見ながら拾ったので、ブログ記事にしてないと思い出せてないものがあるかも…?
- OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIとマイクロフォーサーズ用レンズ
- ドラム式洗濯乾燥機:日立「BD-SV110A」
- フルサイズミラーレス機にも手を出した2017年
- マムートのバックパック2種類を追加
- PENからLUMIXに買い換えてみた
- 防水タフカメラも買い換えた
- 大型・横置きタイプのカメラ防湿庫
- みんな大好きPeak Designのカメラ用品
- 「パーゴワークス フォーカス」他カメラ携行アイテム
- 本体のみで充電できるモバイルバッテリー他
- 万能おろし金「ゼスターグレーター」
- 追記:イワタニのたこ焼きプレート
- ひとまずここまで…
- 過去の「今年買ってよかったもの」
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIとマイクロフォーサーズ用レンズ
まずは、昨年末に立て続けに私の元にやってきたオリンパスのカメラとレンズ。E-M1 Mark IIは発売以来ずっと愛用していた初代E-M1から大きく進化した、最新フラッグシップ機。2017年にかけてカメラ業界の大きなトピックとなった機種です。
その直後に手に入れた「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」は高倍率ズームの概念を覆す高画質に、E-M1 Mark IIと組み合わせた際の5軸シンクロ手ぶれ補正(最大6.5段分)でやはり大きな話題となったレンズです。
今年はこのカメラとレンズの組み合わせで雪山から夏山、秋山、北海道の知床まで、まさに全天候での写真撮影を楽しみました。個人的な買い物部門ではベストオブ今年買ってよかったものになると思います。
そして同じくマイクロフォーサーズ用のレンズで、パナソニックの広角ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm」を買ってしまったのも今年のこと。12-100mmと合わせて今シーズンが始まったばかりの冬山写真で活躍して貰う予定のレンズです。
現在、大口径単焦点レンズのラインナップもかなり魅力的になりつつあるマイクロフォーサーズ界隈ですが、ズームレンズ中心な私の運用においては、このE-M1 Mark IIを中核とした8-18mmと12-100mmという2本のズームレンズがあれば、大抵の用途には対応してくれる心強いシステムです(ただし、他のレンズが欲しくないとは言ってない)。
OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkII ボディー
- 発売日: 2016/12/22
- メディア: エレクトロニクス
ドラム式洗濯乾燥機:日立「BD-SV110A」
個人の買い物部門のベストがE-M1 Mark IIと愉快な仲間たちならば、家族(自宅)の買い物部門のヒットはやはりドラム式洗濯乾燥機。スイッチひとつ(ではないけど)で日々の家事で最も苦行に感じていた洗濯物を干して取り込む作業をすっ飛ばして、ふわふわの洗濯物が仕上がるのはもはや生活革命。
アウトドアウェアや一部のおしゃれ着の洗濯以外で洗濯物を外干し・部屋干しすることはほぼなくなりました。電気代は多少増えたかもしれませんが、それが何か?
ちなみにドラム式洗濯機の埃問題やお手入れについて書いた記事、当ブログで過去最もはてブが付いた記事になりましたっけ。お手入れ作業は今もも続けてますけど、大して時間もかかりませんし、今の所乾燥機能の低下などの不具合は発生していません。
仮に上記お手入れ効果むなしく、数年おきの有料メンテ(修理)が発生することになっても仕方ないかなと感じるぐらい、もう過去には戻ることはできません。ただし次回の買い換えタイミングの頃にはメンテフリーの洗濯機が誕生していることを期待します(笑)
フルサイズミラーレス機にも手を出した2017年
マイクロフォーサーズに忠誠を誓っていたはずなのに(そんなことはないです)、つい安くなっていた中古のα7に手を出してフルサイズセンサー機の世界に片足を突っ込んでしまったのは今年の春のことでした。
実際に使ってみると吐き出される絵は確かに素晴らしいものでしたが、カメラ本体の使い心地だったり、アウトドア使用における信頼感(雨天や低温時の動作など)、もし本格的に導入するとなると本体もレンズも維持費が青天井になることが分かっていたので、年を越える前に潔く全て処分したことを告白します。
既に手元にはありませんが、自分にとって必要な道具を見極める重要な過程、好奇心を満たてくれたという観点からも、自信を持って「買って良かった」と言える買い物です。
それにしてもα9、α7R IIIそしてGMレンズの拡充と今のソニーは本当に勢いがありますし、オリンパス E-M1 Mark IIからの流れもあり「プロの道具に耐えうるミラーレスカメラ」の大きな潮流が生まれた1年だったように感じます。
今回は縁の続かなかった私ですが、もし稼ぎが今の3倍位になったら、またソニーとのお付き合いを考えることになるかもしれません?(笑)
マムートのバックパック2種類を追加
昨年の誕生日にマムートのタウンユースのザック(バックパック)を貰ったのですが、とても気に入ったこともあり、さらにひとまわり小さいザックを買ってしまいました。用途別にどちらのザックも活躍してくれました。
どちらのザックもインナーケースを入れてカメラリュック的に使うことが多かったのですが、カメラの出し入れのスムーズさを求めてさらに新たなザックが欲しくなってしまい、やはりマムート製のザックを追加で買ってしまいました。合計3個… さすがにアホです。
現時点では日常用、都内での仕事などにはこの「SEON TRANSPORTER 26L」、荷物が増えた際は「ROCK PRO SE 28L」という使い分けがベストです。
マムートといえばこの撮影用に使ってる手袋を買ったのも、昨年12月の買い物記事の後。丁度、E-M1 Mark IIのデビューと同じタイミングでよく使っていたのを覚えています。
好日山荘のWEBショップでは小さなサイズが売り切れてますが、実店舗ではまだ並んでいるのをつい先日見かけたばかりです。
PENからLUMIXに買い換えてみた
普段使いのミラーレスカメラはずっとオリンパスのPEN Liteを3世代使ってきたのですが、パナソニックDMC-GX7MK2の価格が7月頃に「何かの間違いでは?」というレベルで下がってたこともあり、つい乗り換えてしまいました。初めてのLUMIXです。
結果的にかなり満足できるカメラで、当初はオリンパスと違うUIの操作感に戸惑いつつも、慣れてくるとオリンパスよりも使いやすい部分なども多々あって、今ではすっかりお気に入りの1台となっています。
パナソニック ミラーレス一眼カメラ ルミックス GX7MK2 ボディ シルバー DMC-GX7MK2-S
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: Camera
防水タフカメラも買い換えた
コンデジの買い換えもありました。防水カメラTG-4を今年発売されたTG-5へ。基本性能は完成されていたTG-4でしたが、そこからさらにブラッシュアップを重ねた新型機です。
登山のサブカメラとして持ち出していますが、フィールドセンサー機能によりGPSの位置情報だけでなく温度(気温)が記録されるのが、地味に嬉しい。写真を撮っておけば登山中の気温の変化を後から確認できるって、これまではありませんでしたからね。
未だに市場では品薄のようなので、今から手配しても年内(クリスマスまでは更に厳しい!?)に手に入れられるかはギリギリかもしれません。
OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 レッド 1200万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-5 RED
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: Camera
大型・横置きタイプのカメラ防湿庫
これだけ頻繁にカメラやレンズを買っていると(それに応じてある程度は手放していますが)、プラスティックの防湿ケースだけでは管理しきれなくなってしまいます。
ということで、以前から欲しかった防湿庫を今年の梅雨時期直前に手に入れました。カメラを湿気から守ってくれるだけでなく、「カメラの定位置が決まった」ことでカメラやレンズが家の中で迷子になることが“少なく”なりました。
TOLIHAN NEWクリーンドライ・キャビ 防湿庫 114L H-115WD-MII
- メディア: Camera
みんな大好きPeak Designのカメラ用品
登山用ザックにカメラを取り付けるキャプチャープロ カメラクリップを切っ掛けに使い始めたPeak Design製品。
今年は「アンカーリンクス」というストラップのワンタッチ交換システムを導入したことで、複数のカメラと複数のストラップを効果的に使い回せるようになりました。
その他にもリストストラップのカフも絶賛愛用中だったり、最新製品のクラウドファンディングなどにも申し込んでみました(こちらは来年のお買い物記事のネタかも?)。
【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン アンカーリンクス AL-3
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: エレクトロニクス
「パーゴワークス フォーカス」他カメラ携行アイテム
3年前から愛用していたパーゴワークスのカメラバッグ「フォーカス」。しばらくディスコンとなっていたのが、いつの間にリニューアルされて復活していたのですが、あるイベントで読者の方に見せて貰う機会があり、我慢しきれずに手に入れてしまいました。
ショルダーバッグの他バックパックの正面に吊り下げる使い方ができ、登山中のカメラの携行には欠かせません。最近はカメラバッグとして使いつつ、登山中はキャプチャープロなどでカメラを携行して、空になったフォーカスをサコッシュ的に使うことも多いです。
カメラ携行補助アイテムではマインドシフトギアの「ウルトラライトDSLRカバー」も夏頃から使うようになって、やはりフォーカスやPeakDesign製品と合わせて愛用しています。
【国内正規品】MindShiftGEAR マインドシフトギア ウルトラライトDSLRカバー20 ブルー 017067
- 発売日: 2014/05/24
- メディア: Camera
本体のみで充電できるモバイルバッテリー他
最近はスマートフォンの他、デジカメ、GPSウォッチなど登山や旅行に際に充電が必要なアイテムが増えてきました(USB充電できるヘッドライトなども)。
大容量のモバイルバッテリーを使うのも1つですが、本体がACアダプターも兼ねていて、電源があれば給電だけでなく自信への充電もできてしまう2-in-1のモバイルバッテリー「Anker PowerCore Fusion 5000」。これは痒いところに手の届くヒットアイテムでした。
その他にも自宅リビングでのUSB充電を一箇所にまとめるこんなアイテムや…
iMacのUSBスロット&SDカードスロットを使いやすくする、こんなアイテムも今年買って良かったものです。
万能おろし金「ゼスターグレーター」
昨年はスキレットが我が家のヒット調理器具でしたが、最近手に入れた中で活用しまくりなのが、アメリカ製万能おろし金の「ゼスターグレーター」。これまで面倒くさいと思ってたチーズ削りがとても楽ちんになりました。シャリシャリ!
追記:イワタニのたこ焼きプレート
大事なものを忘れていたので追記しておきいます。2017年の春、はてなにたこ焼きの風が吹いたのですが、我が家ももれなくその風に乗っかりました。
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スーパー炎たこのような専用マシン、ホットプレート系、たこ焼き用鉄板など色々と選択肢がある中、我が家が選んだのはイワタニのフッ素樹脂加工のプレートです。
ガス火が譲れないのは過去の経験から決まっていましたが(大阪の友人なども「絶対ガス」と言ってましたし)、お馴染みのイワタニ製カセットコンロと組み合わせるだけで、ガス火力でたこ焼きを簡単に作ることができる便利アイテムです(我が家のコンロは特殊な省スペースタイプなので合わないのでうが、強引に使ってます)。
すっかり定番メニューとなった自宅たこ焼き。恐らく月いちぐらいのペースでやっています。変わりダネはやらず、基本タコのみ。味付けはソースとネギぽん酢が鉄板です。
イワタニ フッ素加工 たこ焼きプレート CB-P-TAF 黒
- メディア: ホーム&キッチン
ひとまずここまで…
といった感じで、個人的な買い物のベストはE-M1 Mark IIを中心としてカメラ周りで、主夫視点ではドラム式洗濯機が2017年のベスト買ってよかったもの。その他にも軽く振り返っただけで、これだけの楽しい買い物がありました。
実はもう少しアウトドア趣味の買い物ネタを続けようかと思ったのですが、ここまででも随分と長くなってしまったのと、アウトドア系の買い物はあまりブログ記事にしてないこともあって、一旦ここで区切ることにします。
改めて「今年買ってよかったアウトドアアイテム」の記事を書くかはまだ分かりませんが、数回〜ワンシーズン使っただけで「良かった」と書いていいのか悩むものもありますし、ちょっと視点を変えて記事にできそうなば木曜日までになんとか…?
今週のお題「今年買ってよかったもの」