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レンタカーで巡る出雲地方:島根半島を横断して出雲大社へ、玉造温泉 玉井別館に泊まる

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サンライズ出雲で訪れた山陰旅行の初日(正確にはサンライズ出雲での車中一泊からの2日目)。スタート地点は鳥取県の米子ですが、その後はほぼ島根県内(島根東部?)を移動しました。


弓ヶ浜半島を北上して美保神社に行ってみる

米子駅でレンタカーを受け取ったのが9時半過ぎ。今回の山陰旅行は鳥取の大山登山をすることのみが決まっていて、他は現地で考えればいいかと雑な計画です。

2日間乗ったダイハツムーヴ

天候により初日の大山登山は諦めたので(結果的にはどちらに登っても変わらなかったと思いますが)、米子をスタートしてどこに行くかいきなり決まっていません。ちなみにこの日の宿泊地は宍道湖の南にある玉造温泉です(松江の中心地から車で20分ぐらい)。
巨大な連結汽水湖である中海と宍道湖はそれぞれ一度は見たかったのと、中海に掛かる橋も車で渡ってみたい、そのまま出雲大社まで行っておこうかな……ぐらいのふんわりした希望。

まずは妻の提案で島根半島の東端あたりにある美保神社に行ってみることにします。七福神のえびす様の総本宮で、漁業や音曲の神様でもあるのだとか。釣りと音楽(楽器)趣味人としては足を運ぶ価値があるかも。

米子市駅前からは日本海と中海の間に伸びる弓ヶ浜半島を境港方面に北上します。
レンタカー走り出して気づいたのですが、米子も松江も幹線道路は黄色の点滅信号が多い。最初に見た点滅信号でスローダウンしたところ、後続車に左からぶち抜かれてしまったのですが、以後は慣れました。国道等を走ってる際に、信号で止められることが少ないのはなかなか快適です。

ナビに従って走っていると進行方向にかっこいい橋が見えてきました。もう弓ヶ浜半島の北の端。橋のこちら側は鳥取県の境港市、橋の向こうは島根県の松江市美保関町になります。

中海と日本海を結ぶ海峡のような川「境水道」に掛かる「境水道大橋」でした。写真奥に向かって左にカーブした境水道の先に、国内5番目の大きさの湖(汽水湖)「中海」があります。

美保関町側から見上げる境水道大橋。

逞しい上下のトラス構造と全体で描く美しいカーブ、これはかっこいい!

橋の下で写真を取っていると境水道を大漁旗を付けた船が日本海に出て行きます。夜のニュースで見ましたが、この日(8/31)は翌日からの日本海のベニズワイガニ漁の解禁を前にした、出漁式が行われていたそう。


美保神社と青石畳通り、美保関漁港を歩く

小さな湾状の漁港が見えてきたら美保関漁港です。島根半島の本当の先端はもう少し車で行った美保関灯台ですが、今回は行きませんでした。無料駐車場に車を停めて美保神社に。

美保湾(日本海)越しの伯耆大山、山頂付近にはかなり雲が掛かってしまってますね。山岳系の天気予報ではこの日の大山山頂は雨、翌日登った際もほぼ同じような気象状況だったようです。

美保神社へ。

社殿は江戸時代の1813年に建てられたもの。えびす様を祀っている海に面した神社ということもあり、漁業や開運の神様として信仰されてきたそう。


楽器の奉納が多い鳴り物の神様でもあるそう。

観光客が多く訪れる出雲大社とはまた違い、静かな雰囲気で落ち着く神社でした。お守りを購入。

境内から美保関漁港が見えます。

大鳥居前の脇道は「青石畳通り」と名付けられた少路が伸びています。

江戸時代の門前町、参道の遺構とのこと。

美保漁港。ハングルの書かれた漂流物。日本海ですね。

中海と大根島、こんなところにあった!?ベタ踏み坂

さて、この後は出雲大社に向かいつつ途中で立ち寄れそうなところを探していきます。中海の島である大根島や中海を渡る橋を渡りたいとは思っていたのですが、Google Mapを見ているとその途中にちょっと有名な橋があることに気が付きました。

それがこの橋「江島大橋」)。手前側は弓ヶ浜半島の北で島根県の境港市。橋の向こうは中海に浮かぶ「江島」、さらに「大根島」と続いていて、どちらも火山島なのだとか。

橋を渡った先が江島で正面に広がるのは中海、その先に見える岬のようなものが大根島です。

この江島大橋はかつてダイハツのCMで有名になった「ベタ踏み坂」(望遠レンズの圧縮効果によりすごい急坂に見える坂)でした。Google Mapで見るまでまさか中海に掛かる橋だとは知りませんでした。いや、多分情報は何度も見ているはずですが、ちゃんと覚えてなかっただけでしょう。

そんなベタ踏み坂を下りてすぐの丁字路角にあるファミリーマートには、ベタ踏み坂コーナーがありましたね。コースターやキーホルダーまで作られていて、ちょっとした観光スポットですね。

ファミリーマート店内で販売していた大根島醸造所のクラフトビール。この日の夜、旅館の部屋で飲もうと買ってみましたが、結局自宅までお持ち帰りとなりました。車移動してるとこうやって後先考えずに荷物が増えがちなのですが、公共交通の移動があると最後に荷物になってしまうんですよね……。

大根島醸造所はファミリーマートに隣接する場所にありました。ここでの販売は行ってないようですが、大根島醸造所のビールはこの他にも松江市内の別のファミリマートでも見かけました。

江島大橋を降りてすぐの丁字路から見たベタ踏み坂。レンズの焦点距離は50mm相当からかなりトリミングしてますが(200mm相当ぐらい?)、この程度ではそこまでの圧縮効果はありません。でもまあ多少は急坂に見えるかな。

ベタ踏み坂に見えるのはさらに大根島まで渡って、中海を挟んだ側から超望遠レンズで引き寄せた結果。実際どれぐらい遠いかといえば、標準画角の50mm相当でこの遠さです(笑)

上の写真から無理やりのトリミングをするとようやくベタ踏み坂らしい坂が見えました。しっかり撮るならば800mmとか1000mm近い超望遠が必要そうですね!?  旅行にそこまでの望遠レンズを持って行くことはありませんが、事前に知っていたらOLYMPUSの75-300mmでも持っていったかも?

続いて大根島の西から松江方面を結ぶ大きな橋…… ではなく堤防の上に作られた道路を渡って、最後に切れ目となっている大海崎橋の手間にある駐車場に移動。中海の北側は穏やかで空も青空が見えています。

一方、道を挟んだ中海の南側は吹き付ける南風でかなり荒れています。水の色もかなり濁ってますし、道路をを挟んだだけの同じ湖とは思えない。

堤防の上から両側の南北両方の中海を眺めてみました。当初、水面の海抜も違っているように感じたのですが(北側の水位が低いように?)、大海崎橋の下を水は流れているので恐らく気の所為。波の影響で少しは差があったかもしれませんが、あくまで誤差レベルかな。


松江市街〜国宝松江城

中海を抜けて、ちょっとした丘陵を超えて行くと松江市の中心部に入ります。松江駅は見てませんが、町並みを見る感じでは米子駅前よりも街の規模は大きそう。2つの汽水湖の水と川を利用した堀が張り巡らされた城下町で、小田原の町並みを少し思い出しました(あまり他の城下町を知らない)。

せっかく松江に来たのですし、国宝の松江城天守を見ておきましょう。駐車場は1時間300円だったかな?

まだ出雲大社も控えてますし下から天守だけ眺めればいいかな、と思ってましたが見るとやっぱり上りたくなる見事な天守閣(大人680円)。1600年代に築城された現存天守で、黒い板張りと白い漆喰によるコントラストが映える硬派な印象。築城時期の近い長野県の松本城にも通じるところがあります。

石落としや鉄砲、矢狭間が多く見られるのも戦国時代の名残を残す松本城との共通点かも。通しの柱や梁の構造も複雑で興味深いですが、あまりじっくり見てると時間がないので一気に天守最上階へ。

天守から北→東。大山が見えるとしたら東と南の間ですが、この雲なので……。

南→西。大きな湖は宍道湖です。

「松江神社」や明治時代の迎賓館だった洋館「興雲閣」なども覗きながら駐車場に戻ります。


出雲蕎麦(割子そば)を食べて出雲へ

それにしても腹が、減った……。時間は既に13時過ぎ、夕飯は温泉旅館の食事ですし、出雲蕎麦がいいのでは。でも出雲まではまだ1時間近く掛かるので…… ということで、松江城近くで出雲蕎麦を食べられる店を探してやってきた「きがる」。

先程までいた大根島産の蕎麦を使った挽きぐるみ蕎麦が食べられるそう。「出雲そば」は「割子そば」と呼ばれる数段重なった小さな器で提供されるお蕎麦がスタンダードみたい。

とろろが付いた満月そばの三段を頼んでみました。上から順に薬味とそばつゆを掛けて、食べ終えたら残ったつゆを下段に入れて、足りなければまたつゆを追加しながら食べて行くスタイル。

そば粉9割のいい感じのボソッとしたお蕎麦が嬉しい。
とろろは3段とも付いていたので(そりゃそうか)とろろのない普通のおそばも1枚追加しました。

さて、次こそ目指すは出雲。松江城下から出雲までは宍道湖の北と南を通る行き方がありますが、この日宿泊する玉造温泉は宍道湖の南側なので、北側の431号線を走ります。

ちょっと車を停めて宍道湖を眺めます。やはり南風が吹き付けて波と濁りも入っています。雰囲気としては霞ヶ浦や北浦を思い出しますが宍道湖は汽水の湖。中海同様にシーバス釣りでも有名なスポットで中海を抜けた良型のシーバスが入ってくるようです。

これから向かう出雲方面には上空の雨雲から雨が降り注いでいるのが見えます。道路に右手に見えるのが出雲大社に最も最寄りの鉄道駅「出雲大社前」(一畑電車大社線)に繋がる一畑電車北松江線。ちなみにJRの出雲市駅から出雲大社は10km弱離れているようです。

宍道湖の対岸も数カ所で激しく雨が降り注いでいます。ゲリラ豪雨でしょうか。

宍道湖の西側に出た頃にはかなり激しい雨になりました。やはりゲリラ豪雨のようです。

出雲大社参拝

出雲大社、宍道湖を抜けたらすぐなのかと思ったら、島根半島の付け根を日本海まで抜けきった場所にあります。もう少し調べておけと……。雨は小雨になっていたので、巨大な無料駐車場に車を停めて参拝へ。

ガイドブックなどにも乗っている巨大なしめ縄「大注連縄」があるのは昭和に建造された神楽殿。

拝殿。

拝殿の奥にある御本尊。平日、雨、午後ということもあって参拝客、観光客の姿は数えるほど。

御本尊の周りをぐるりと歩いて行きます。

たくさんの神様が集まる出雲大社、あちこちに様々なお社があります。

全国から集まる八百万の神々の宿になる「十九社」御本尊の両サイドにあります。ひな壇神様。

おみくじは分かりやすい吉や凶の運勢はありませんが、結構いいこと書いてある。

駐車場の位置関係もあり、途中から拝殿にエントリーしたので、帰りは表参道をまっすぐ戻ります。

「ムスビの御神像」、右が大国主神。

神社を歩くなら雨の日も悪くないですね。

因幡の白兎からのウサギモチーフ多めの出雲大社。

境内敷地の鳥居からさらに表参道は伸び、その先に巨大な鳥居が見えます。



出雲大社 神門通りから宇迦橋の大鳥居

表参道から続く神門通りはいかにもな観光地感。歩道と車道の段差がありませんが、タイミングによって車両規制や歩行者天国化でもするのでしょうか。休日はとても賑わいそうです。

景観に配慮したスタバ(現在、島根、鳥取ともにスタバは4店舗ずつあるそう)、オシャレカフェ、ネオクラシカルなテイストの商業施設が立ち並ぶこれぞ観光地。

一畑電車大社線の「出雲大社前駅」。ステンドグラス風の窓があるかまぼこ屋根のクラシカルな駅舎は1930年(昭和5年)の建築。

かつて使われていた旧式の車両が展示保存されています。

こちらが現在稼働している車両(戻りがけに見かけたもの)。時刻表は1時間に1〜2本しかありません。

そして「宇迦橋の大鳥居」。結構新しく見えますが大正4年に建てられたもの。

本来は神門通りからそのまま大鳥居正面を抜けて堀川に架かる宇迦橋があったようですが、現在は宇迦橋の架替え工事中で、道路と橋は迂回路となっています。

この延長線に新しい宇迦橋も架かるのでしょう。

堀川を白鳥の親子が泳いでいました。島根といえばコハクチョウが飛来する白鳥ロードがありますが、この子らは外来種のコブハクチョウなので居付きでしょうかね。宍道湖などにも多いようです。

出雲大社付近を歩いたことで遅めのランチもいい感じに消化されました(とろろのせいか蕎麦にしては腹持ちが良かった)。

宿にはチェックインが18時過ぎになりそうなことは連絡済みですが、出雲から玉造温泉までは車で1時間ほど掛かるのでそろそろ行かねば。山陰自動車道を使うと多少早いようですが、宍道湖南岸の国道9号線を使いました。宍道湖ではシーバス釣りをしてる人の姿などもチラホラ……。

玉造温泉の大型旅館「玉井別館」に泊まる

国道から宍道湖の流入河川である玉湯川を少し遡るとろある温泉街が「玉湯温泉」。古くからある温泉地で、山陰温泉の玉造温泉駅(歩くと20分以上はかかりそうですが)があります。
玉湯川沿いの道に入ると左手に見えた案内に従って、この日の宿「玉井別館」の駐車場に車を停めます。川沿いの道はこの先で一方通行になるようです。玉湯温泉では一番手前(下流側)にあるお宿のようですね。

「別館」ということは他にもあるのか?というと、もう少し上流側に「湯元 玉井館」という全6室の小規模な旅館があります。ホームページを見ると同じグループの旅館のようですが、玉井別館は全46室とかなり大きな旅館なので、趣はかなり異なりそうです(湯元 玉井館の宿泊レポートは月山ももさんのブログで見られますが、お食事を含めて完全に別のお宿ですね)。

到着は18時を過ぎていましたし、翌日はチェックアウトしたらすぐ鳥取県に移動、大山登山に向かってしまったので今回は玉造温泉の温泉街を歩くことはできませんでした。
玉井別館はホテルと見紛うほどの大きな旅館。専用の玉井別館橋も立派で大型車がすれ違えそうな幅。

入口付近には足湯もありました。

予約は妻名義だったのでチェックイン中にロビー周辺をチェック。和モダンなデザインで広くきれいな館内です。特にロビー周辺かかなり最近にリフォームされてそうです。

浴衣、歯ブラシ、ヘアブラシなどはロビー横から任意のサイズを選んで持って行きます。170cmの場所から持っていった浴衣がLLサイズだったのは正しかったのかな?

コーヒーにスープバー。食事でお腹いっぱいになり利用することはありませんでした。

館内にエスカレーターのある旅館なんて初めてでは…!?

エスカレーターで2階に上がって反対方向に進むと大浴場。我々の部屋はエスカレーターを直進して渡り廊下を渡った別棟(西の荘)です。温泉旅館あるあるの増築&リフォームにより館内はちょっとした迷路みたい。

西の荘3階のお部屋でした。玄関を入ると正面に冷蔵庫(空で自由に使えるやつ)、右手が洗面所とお手洗いに部屋風呂、そして正面のふすまの先が……

12畳の広いお部屋でした。2人でこの広さは贅沢すぎますね。テレビは控えめサイズ。

テーブルの上にはお茶菓子と種なし梅。「どじょう掬いまんじゅう」は島根のどこにでも売られている銘菓のようです。お茶と合わせると良く合うひよこタイプのアレです。夕飯まで30分しかなかったので、手はつけずにお土産にしました。

夕飯時間は恐らく18時からのスタートで、18過ぎのチェックインだったので18時半と19時の案内がありました。部屋で少し休みたかったので、19時からにしてもらいました。

スタンダードプランでも大満腹になった夕飯

19時になったのでエスカレーターを1階で降りてすぐの食堂「飛翔」へ。

食堂内は部屋ごとに仕切られた半個室になっていました。全体的に新しい内装だったので、ここ数年の間に感染対策などもあってリフォームしたものかもしれません。これだけの大規模な旅館の食堂で、周囲を気にせず部屋ごとの食事ができるのはありがたいですね。

食事は既に並べられていました。恐らくこちらの旅館のスタンダードな夕食、朝食付きプランだと思いますが(予約時、食事のグレードアッププランの選択肢もあったと記憶しているので……)、今回は個人ツアーでの予約なので詳しいことは不明です。

スタッフの方からメニューの簡単な説明はありましたが、お品書きがなかったので細かいところが分からず。これだけ大きな宿だと、宿泊プランによって料理が複数あるかもしれないので難しいのかもしれませんが……。

飲み物と日本酒のメニュー。まずはビールが飲みたい。

美味しそう。小鉢4種、ボイルカニ、刺身、うなぎ、しゃぶしゃぶ、茶碗蒸し。

まずはビールを飲みつつ、小針や刺身をつまみはじめます。いつも食べてるけど脂の乗ったカツオがうまい。小鉢の謎の煮こごりが美味しかったけど、何だったのだろう……?

ご飯、味噌汁、お汁、サラダ、漬物、デザートなどはセルフでのビュッフェスタイル。

ビールを飲み終えたところで、白ごはんと気になってしまった舞茸しめじご飯のダブルご飯。味噌汁は表示はしじみ汁となってましたが、中身は豚汁でした(笑)

メインのしゃぶしゃぶへ。豚肉と牛肉が2種類、どれも柔らかく美味しいお肉です。


日本酒を注文、「出雲富士」と「月山」。月山は山形県の月山ではなく、島根県内に「月山(吐月峰)」という標高191.5mの山があるようです。読みは同じ「がっさん」ですが、知らなかったので「島根のお酒で“がっさん”なのですか?」みたいな謎質問をしてしまった……。

ご飯に合うおかずばかりで、すっかり満腹になってしまいましたが、最後に軽くあんみつ。

今回は近畿日本ツーリストで宿泊分は事前会計済だったので、ドリンクはチェックアウト際の別会計となります。食後に伝票に確認のサインをするのですが、若いスタッフの方がビール2杯のところを間違えて焼酎ボトル2本と記入していたようで、後から別のスタッフの方に(空き瓶が見当たらないと)確認があり訂正してもらいました。チェックアウト時によく確認せず支払いしてたら面倒なことになっていたので助かりました。

若いスタッフの方に何人か外国人の方がいて、お料理の説明などはスムーズでしたが、やや不慣れなところもあるようだったので、伝票のチェックはちゃんとしておくべきでした(よく見ずにサインしてた……)。

「日本酒発祥の地しまね」、出雲大社のウサギもアピールしてましたね。

食堂の入り口付近。アイスはサービスですが、とても食べる余裕はありませんでした(笑)

部屋に戻る前にロビー横の足湯へ。お土産などの売店もちょっとした規模です。

ここで足湯に入りながら先程のアイスを食べるのが良い感じですが、本当にお腹いっぱいで……(笑)

部屋に入っても満腹&酔いでしばらく動けず、大浴場が閉鎖される30分前にようやく温泉へ。当然、誰もいませんし貸し切りでした。時間帯もありますが、やっぱり平日泊は静かで良いですね。

湯上がりに木次牛乳を飲むことも、江島のファミリーマートで買ったクラフトビールを飲むことなく、翌日の登山に備えてポカリスエットと水をガブガブ飲んで布団に入りました。

7時朝食、8時過ぎにチェックアウトして伯耆大山へ

翌朝の朝食は一番早い7時からにしました。8時頃のチェックアウトを目指せば、かなり余裕を持って大山登山ができそうです。6時半に起床、軽く温泉に入ってから食堂へ、前日と同じ個室スペースに案内されます。

テーブルには湯豆腐と鮭、卵焼き、練り物が用意されていました。

それ以外はビュッフェからのセルフ。宍道湖といえばやはりしじみ汁でしょう。


登山前なのでしっかり食べておきます。

無事、8時過ぎにチェックアウト。玉井別館、とても立派なお宿でした。サンライズ出雲の切符取得のための旅行代理店の個人ツアー利用でしたが、切符代との差額(前回の記事にも書いてますが往復の正規料金を引くと4,000円弱)を考えてもかなり満足度の高い宿だったように感じます。

ここから大山の夏山登山口がある鳥取県西伯耆郡の大山町に移動します。玉造温泉の上を走っている山陰自動車道(米子東ICまで)を使えば登山口の駐車場まで1時間ほどです。

山陰自動車道は無料区間に一部有料区間(東出雲〜米子西)が混ざってますが、ETCカードを忘れてしまったので久々に高速料金の現金支払を行いました。それでは次回は虚無の大山登山です。

出雲大社 (楽学)

出雲大社 (楽学)

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