ということで昨夜、帰還報告しました焼岳山行の写真です。今年の涸沢カールの紅葉は見ることができませんでしたが、バスのチケットをキャンセルしなくて良かった!と思える(笑)、楽しい山行となりました。
登山ルートや細かい写真などは今回もヤマレコの方にて。
それでは以下、やや長めの山行スナップになります。
まずは朝一の上高地バスターミナル。この付近の標高は1500m位。丁度カラマツが色付いてますね。手荷物預かり所があるのも確認したのですが、まぁトレーニングには丁度いいとテントを持ったまま焼岳に向かうことにします。後で聞いたら奥さんは、涸沢用の防寒具やサンダルなどほとんどのテント泊装備を持って来ていたとか… そりゃ疲れるわ。
パブリック施設 | 上高地公式ウェブサイト
名残惜しそうに穂高方面を眺めてみたりとか(笑) 次に来るのは来年のGWでしょうか?
焼岳に登るというのは活火山に登るということ。日本百名山にも入る人気の山ですが、そのことは登山客もよく認識して山に入るべきでしょう。
カエデの紅葉はまだ途中といった感じ(日当たりもあるのかな?)。
一面の紅葉という訳ではないのですが、スッキリ抜ける青空と緑とのコントラストも良いものです。
突然視界が開けると、そこに今日の目標焼岳の立派な姿! カラマツやダケカンバの黄葉も美しい!
上高地からのこのルート、そこまで危険な箇所はありませんが数カ所にハシゴがあります。この長バシゴが一番の難関。できればストックなどはしまって両手を開けた方が良いでしょう。
黄葉も美しいですが、やはり赤い紅葉が見れると嬉しいです(笑)
いよいよ最後の登り…の前に50m程下ります。勿体ない!(笑)
この登り、急登な上に大小浮き石だらけで、うっかり落石させないように歩くのにかなり気を遣いました。下りはストックをしまってかなり慎重に歩きました。次回来るときはヘルメットも念のため被っておきたいかも。
そして振り返れば絶景! 歩いて来た尾根道、焼岳小屋の緑の屋根、穂高連峰に遠く槍ヶ岳、そして足下の梓川と上高地。今日、来て良かった!
山頂付近ではあちこちで硫黄の吹き出し(って表現でいいのかしら?)が… 手ぬぐいは恐らく温泉卵作りに登山客が置いたもの。
そして焼岳山頂。正確にはここは北峰で、10m高い南峰もあるのですがそちらは立ち入り禁止。
頂上には火山湖の正賀池があります。火山湖の付近も立ち入り禁止です。
(火山湖の写真にも小さく写ってますが)警察のヘリが山頂を大きく回るようにして穂高方面へ飛んでいきました。事故など起きてなければいいのですが…。
お昼はこんな景色を眺めながら食べました(同じような写真ばかりスミマセン)。梓川左岸の赤い屋根は帝国ホテル、右岸の手前が上高地温泉ホテル、その奥が河童橋のあたりです。
お昼はバスターミナルで買ったお弁当。こうして見ると美味しそうですが、山頂は冷たい風が吹いていて、冷たいお弁当よりも暖かい麺類が良かったかも(笑)
絵に描いたようなクロスロード!…に見えますが実はT字路です。左手に下ると中尾高原方面。山頂で見た限りでは、中ノ湯>中尾高原>上高地ルートの順に登山客が多かったように思います。中ノ湯ルートもかなり展望が良いらしいので、また来てみたいですね。
焼岳|北アルプス登山ルートガイド
帰りにも立ち寄った焼岳小屋にて。ヘルメットの無料貸し出しがあったようです。ブルーのヘルメットは先日の御嶽山の噴火の後で配備されたものだとか。
ヘルメットに登山者関心 県内活火山で着用増加|御嶽山噴火
午後は太陽の角度のせいか、黄葉が一層オレンジがかって綺麗に見えました。
笹原が輝いて見えました!
そんなこんなで写真ばかりでかなり長くなってしまったので、本日はここまで。下山後の上高地など、もう1回ほどお付き合いくださいませ。
焼岳&上高地写真はflickerの方にもう少しあります。
2014.10.12焼岳 | Flickr