冬本番を前に、突然エアコンが壊れてしまい買い替えることになりました。
家電量販店で知った「東京ゼロエミポイント」なる助成制度のおかげで、工事費もろもろで10万円を超えるエアコンを5万円台で買うことができました。急な出費だったので超助かりました。ありがとうゼロエミ!
- 部屋のエアコンが突然壊れた!
- 6畳用シンプルエアコンでも8〜10万円ぐらいは掛かりそう…?
- 50000円割引になるエアコンがあった!
- ところで「東京ゼロエミポイント」とは?
- 新しいエアコンになりました
部屋のエアコンが突然壊れた!
PC作業などをしている6畳間。我が家で唯一、北向きの窓に面した部屋なので、冬は何かしらの暖房器具が必要な程度には冷えます。先日の冷え込みで、朝少し部屋を温めておくか……と夏のクーラー以来にエアコン稼働させたところ、しばらく温風が出た後に止まってしまいました。オレンジ色のランプ(タイマーランプ)が点滅する状態で、取説を確認すると点検/修理が必要な故障のよう。
リセットを掛けても症状は変わらず、コンセントを抜いて再び電源を入れると10分ほど稼働して(しばらく温風は出る)その後オレンジ点滅となって沈黙……の繰り返し。
このエアコンは入居時に地元のケーズデンキで購入したもので、かれこれ14年近く使っているもの。これはもう寿命だろうと、本格的に冷え込む前に買い替えを決意。電気ストーブ等を買って冬を凌いだとしても、夏にクーラーが使えないと昨今の猛暑は乗り切れません。新年度や夏前のエアコン取付繁忙期でなく、ブラックフライデーセールの始まってる今は買い替えに悪くないタイミングだったと思うことに!?
6畳用シンプルエアコンでも8〜10万円ぐらいは掛かりそう…?
まずは量販店ECサイトで相場を調べてみると、6畳用の最もシンプルなタイプ(標準的なエアコンでは最も安いクラス)でも、エアコン本体で6.5〜9万円、取付取外し工事で別途1.5万円ぐらいは掛かりそう。さらに隠蔽配管をしている部屋のエアコンなので、別途工事費が掛かる可能性もあります。
購入した際も隠蔽配管の工事費込みだと確か10万円近く掛かった記憶があります。急な出費は痛いですが、現在の家に入居してからずっと使っているエアコンですし、よく動いてくれたなと。
地元の家電量販店はノジマ、ヤマダデンキ、ケーズデンキがあるのですが、まずは買物のついでにノジマに寄ってみました。ノジマは店頭価格が設置費込みになっていて、だいたい8万円ぐらいから。取り外しとリサイクル費用で別途1万円ぐらい。そこから9000円の「東京ゼロエミ」(後述)なる値引きが入るようです。
税込み9万円前後のモデルの型番と価格をチェックしてメモ(候補は東芝、日立、富士通、パナソニック、シャープ。ダイキン、三菱あたりは少し高かった)。価格帯が上がると自動お掃除機能(ホコリ取り)やファンの凍結洗浄機能なども付いて魅力的ではありましたが、良さげなモデルだとトータルで12万円〜ぐらいになりそうですし、今の家にいつまで住み続けるかも分からないしなぁ(引っ越しの予定もないけど)。
50000円割引になるエアコンがあった!
一旦、帰宅して基準にする価格リストを作成。週末前の金曜日だったこともあり、その日のうちに他の量販店も回って、価格で決めてしまうことにします。
続いてヤマダデンキ。ヤマダは工事費別の価格表示になっていて、エアコンの廃棄料金もノジマと異なるので、価格表にメモを書き加えていきます。
店員の方に話を聞いていると「買い替えるエアコンが15年以上なら、ゼロエミ割引の大きいモデルがあります」と。写真を撮っておいたエアコンのシールを確認すると、なんと2009年の製造。購入年だとまだ14年弱ですが、製造年で判断するそうなので15年割引の対象になるとのこと。
このクラスのエアコンの大半は、ゼロエミ割引は通常9000円、長期使用からの買い替えでも20000円なのですが、富士通ゼネラルのAS-VY224R(型番のYはヤマダデンキモデル)は省エネ性能が高く、通常15000円割引、長期使用だと50000円と大幅な割引の対象になっています。
【推奨品】富士通ゼネラル AS-VY224R-W エアコン ノクリア VYシリーズ ヤマダデンキ50周年モデル (6畳用) ホワイト【DD】 | ヤマダウェブコム
実は同じモデル(AS-V224R)はノジマにもあったのですが、ゼロエミ割引の人気で在庫切れとなっているらしく、最短でも12月後半の入荷と聞いて早々に諦めていたものでした。
本体価格は税込み70000円台の半ば(ECとは少し違いますね)、工事費や消費税込み込みだとトータル10万円を越えるのですが、そこからゼロエミ50000円が割引されるのでなんと5万円台に!(+3000ポイント還元)。在庫もあって翌々日には工事可能ということで、その場で決めました。
ところで「東京ゼロエミポイント」とは?
さて、先程から登場している「ゼロエミ」とは一体? これは東京都が2019年より実施している「東京ゼロエミポイント(家庭のゼロエミッション行動推進事業)」なる制度で、東京都民が省エネ性能の高い家電(エアコン、冷蔵庫、給湯器、照明器具)を購入した際に、規定の省エネ性能に応じたポイントが都から付与されるというもの。
総合TOP | 東京ゼロエミポイント
当初のポイント申請受付は既に終了していますが、今年2024年の10月から新制度となり、対象の省エネ家電に買替えると(一部の家電は新規購入も対象)価格から値引きされる制度になっているそう。旧制度も新制度も全然知らなかった!
東京ゼロエミポイント【公式】
家電買い替えで最大8万円値引きの「東京ゼロエミポイント」、実は最大値引きを狙うのはかなり難しい!?【東京都民限定】(オトナライフ) - Yahoo!ニュース
家電ごとに省エネ性能の他、購入条件(新規購入、通常の買替え、長期使用からの買替え)でそれぞれ割引額が異なり、一般的には高額となる上位機種が省エネ性能も高く割引も大きくなっています(最大で冷蔵庫の8万円)。今回購入したエアコンのように本体価格に対して割引が極めて高く設定されているモデルも一部存在するようですが、このクラス(6畳用)だと買替え値引きで9000円/20000円(長期)が大半でした。
東京ゼロエミポイントの申請作業は店舗が行いますが、購入時に、本人確認証、設置済みの家電全体、長期使用家電の場合は製造年が確認できる底面シール等の写真が必要となります。今回は工事の相談用に本体、室外機の写真を事前にスマホで撮っておいたので、手続きはスムーズでした。
10万前後の出費を覚悟していたところを、半額程度で済ませることができたので、この助成は正直とてもありがたかったです。事前にネットで調べていた際にはゼロエミの制度には気付けなかったので、量販店に足を運んだのことも正解でした。私同様に知らない方もいるかも知れないので(?)記事にまとめてみました。
ちなみに現在の東京ゼロエミポイントの期間は買替えの場合で2027年3月末まで、新規購入は2026年3月末までとなっています。予算の消化状況によって早く切り上げられることもあるようです。
新しいエアコンになりました
週末のうちに工事があり、既にエアコンは新しくなっています。富士通から富士通へ。
エアコンの真下が私のデスクで、周辺には楽器なども設置しているので、さすがに工事の邪魔になるかとキーボードなどは一旦片付けておきました。一瞬だけ部屋が広くなって気持ちよかった(笑)
今週のお題「生活の知恵」