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ハードシェルのシームテープが剥がれや日傘の穴をGEAR AID シームグリップWPで補修

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雪山で着るハードシェル。ざっくり言えばレインウェアの頑丈なやつ。2018年から5シーズン使っているものですが、前シーズンの後半からフードや襟周辺のシームテープが剥がれてきました。


他の場所は特に問題ないようですが、フードなどの首周りは強風に吹かれてバタついたり、頻繁に動かす場所だからなのか、よく調べてみると数か所で剥がれが見られます。

首から下の剥がれは見られませんし、表生地は洗濯後に熱を与えればまだ撥水効果は回復するレベル。着用するのはほぼ雪の中なので、水が染みてきたようなことはありませんが、口元で剥がれたシームテープがピロピロしてるのだけは鬱陶しい……。そろそろ買い替えを検討してもいい頃かもしれませんが、これといって欲しいモデルがある訳でもなく、シーズンに入ってからじっくり探せばいいかと考えていますが、とりあえず剥がれているシームテープだけは補修しておくことにしました。

用意したのはGEAR AIDの「シームグリップWP」。同ブランドの補修材にはいくつか種類がありますが、レインウェアやテントなどの縫い目の目止め材(シール材)、破れた箇所の補修用途で使う接着剤がこれ。
塗ることで小さな穴や破れを補修できるようですし(被膜になる感じでしょうか)、もちろんテープ剥がれや補修パッチの接着にも使える万能補修材みたい。

付属の塗布用ブラシ。テントの目止め作業など一度に大量に塗る用途のために、チューブに調節取り付けられるブラシも付属しています。一度使ったらダメになってしまいそう。

チューブに最初に穴を開けるためのトンガリが蓋側にないので、千枚通し的なもので開けましょう。

作業はシームテープが剥がれた箇所の両側にシームグリップWPを塗り、しばらく置いてから貼り付けるだけ。つい素手で作業してしまいましたが、防水の接着剤なので洗っても落ちませんし、すぐに乾くことなくずっとベタベタしているのでシンナーを使って落としました。

以後はニトリル手袋を使うようにしてますが、細かいところの作業はやっぱり素手がやりやすい。

フード周辺は立体になっているので、一度に複数箇所を処理するとうまく乾燥できなかったり、あちこちがベタベタになってしまうので、数回に分けて補修を行いました。乾燥までは8〜12時間程度とのこと。

一晩経ちましたが、結構しっかり接着されてるように思います。効果は半永久とのことですが、実際どうなのか? 数カ月後から始まるスノーシーズンで使って確認したいと思います。

使える限りは補修して使いつつ、並行して新しいシェル探しも続けてみることにします。

そういえばこの夏活躍したモンベルの日傘(トラベル サンブロックアンブレラ)にも一箇所、いつの間にかぎ裂きのような穴が空いていたのを、GEAR AIDのリペアテープを貼って補修していた箇所。

裏側にもシームグリップWPを塗っておきました。これで仮にリペアテープが剥がれても大丈夫なはず!?

シームグリップWP、結局使ったのは少しだけ。注意通りに冷蔵庫で保存しますが、保存中に硬化してしまった等のレビューも目にしました。せめて次のシーズン中ぐらいがは持ってくれるといいなと思いますけども。

Amazonやヨドバシカメラでも買うことができますが、シームグリップWPを含めたGEAR AID製品はモンベルで取り扱いがあるので、商品説明はモンベルのオンラインストアでも見ることができます。