今年も生筋子から自家製いくらを量産する季節となりました。
追記:記事最後に、基本的ないくらの作り方を追記しています。
1週間前の日曜、大戸屋の大判アジフライ(完売してしまったそう)を食べた帰りに立ち寄ったヤオコーで1年ぶりの生筋子に出会いました。例年よりやや早い気がしますが、丁度今季の初入荷だったようです。
100グラム698円(税抜き)はここ数年ウォッチしてきた生筋子では最安値! 昨年は特に高くグラム1000円前後で売られていることが殆どで、なかなか手が出ませんでした……。
そんな中からさらに30%OFFになっていた生筋子をゲット。グラム500円切りはかなり久々かも。これぐらいの価格が普通だった頃もありますが、今後の生筋子価格はどう推移していくでしょうか。
1週間後の週末、100グラム980円になっていました… でも30%OFFなら悪くないかな?
ちなみに昨日の生筋子価格(ヤオコー)は980円/100gと昨年並みに…。日曜日に売れず30%OFFがこれだけ並んでいるのを見ると、やはり手を出しづらい価格なのだろうなぁ。でも30%OFFならグラム686円(税込754円)なのでアリじゃない?(うちは一旦休み) pic.twitter.com/Ac5ejO53oI
— OKP (@iamadog_okp) 2023年8月22日
2ハラ分で500g強の生筋子。1度に作って冷凍せずに食べ切る量だと2人だとこれぐらいが上限かも(飽きとか健康とか考慮しつつ)。以前はすぐに食べない分は冷凍保存などもしてましたが、この時期自宅冷凍庫は頻繁に開閉するので、冷凍いくらがあまり良い状態で保存できないことに気づきました。
今は適量作って、チルド室で保存して1週間程度で食べきる方針。60度のお湯でほぐして皮やゴミを取ります。
たっぷりあったので今回は3種類のつけダレで作ってみました。創味の白だし、薄口醤油(酒みりん)、濃口醤油(酒みりん)。最近は少し出汁の味が入ってる方が好きなので白だしを一番多めに。
翌日にまずははらこ飯。2色いくらにしたけど、あまり見た目の違いが分かりませんね。
味は単独で比べると違うのですが、はらこ飯として食べると「どこを食べても美味しい」ですね……。
はらこ飯翌日のランチはやっぱりはらこ飯。
夜はパスタ。鮭とキャベツ、枝豆の生クリームパスタ。いくらたっぷりかけ。
まだまだたっぷり残っているので、日々の食卓でちょいちょい消費して行く。
かつおの日にはいくらはちょっと余計でした。
いつの間に、脂が乗った戻り鰹の季節です。ポン酢しょうゆに付けた瞬間に溶け出す脂……。いくらもうまいが、春からほぼ毎週食べ続けているのに飽きないかつおは素晴らしい。
やっぱりストレートないくら丼もやらねば。
最後の使い切り。茹でた刻みオクラと大根おろしに自家製いくら乗せ。メインの焼き鮭カマをほぐして、ご飯の上で合わせて醤油をひとたらし。もう最高においしいです。
まだまだ残暑が続きますが秋を先取りした生筋子(と戻り鰹)の報告でした。
秋の味覚といえばフルーツタウン稲城の梨やブドウも既に始まっているようなので、そろそろ探しに行ってみましょうかね(追記:早速、稲城梨とシャインマスカット等買ってきました)。
9/13追記:第二弾、初回と比べてもかなり大粒の生筋子が店頭に並ぶようになってきました。価格はグラム800円台〜1000円あたりで、798円から30%OFFの見切り品があったのでゲット。
あいかわらず美味しいいくらですが、粒が大きい方が味がいっぱいする(!?)のでよりうまい。
はらこ飯も鮭多めで作ってみるなど……。引き続き最高です。
【追記】生筋子からの自家製いくらの作り方
生筋子からの自家製いくらの作り方。基本的には卵をバラして、つけダレに漬け込むだけ。過去、色々な作り方を試してみましたが、これが一度も失敗なく安定して作れてる方法です。
【準備するもの】生筋子、湯(60〜80度)、ボウル(重なるザルがあると楽)、ホイッパー(泡だて器)
- 生筋子をボウルに入れ、熱いお湯を注ぐ
- 手で優しくほぐしながら筋子を包んでいる皮から魚卵を剥がす。皮は完全に取り切れなくてもOK
- お湯を捨て余った皮などのゴミを取り除く。再びお湯を注ぎ、ホイッパーで魚卵全体を軽くかき混ぜると、魚卵がバラけてゴミが取りやすくなる
- ゴミが浮いてるうちに上澄みを捨てる。何度か繰り返す(排水溝に細かなゴミが流れるので目の細かい網等でブロックする)。作業はずっとお湯で
- ザルに上げて水を切る
- つけダレに漬け込んで半日ほどで完成
筋子のバラし方は焼き網にこすりつける方法などもあり、手っ取り早いですが多少卵が潰れます。自分はケチなので歩留まりを少しでも上げるため手でほぐしてますが、素手での作業はアレルギーの原因になるという話もあるようなので、ニトリル手袋等使った方が安心かも。
慣れれば数分で終わります。
つけダレはお好みですが、「醤油のみ」「醤油に煮切りしたみりんと酒(2:1:1 目安)」「白だし」等。
濃口醤油を多く使うといくらの色が黒くなってしまうので、薄口醤油や白だしを使うのが個人的にはおすすめ。スーパー等で筋子を買った際についてくるタレも使えます(薄口醤油ベースで白だしほど出汁感も強すぎず安定した仕上がり)。現在は白だしに濃口醤油を少し加えたものを使ってます。魚卵がつけダレを吸ってかなり膨らむので、最初少し多いぐらいのタレで漬けて、不要なタレはザル等で切ればいいでしょう。