以前から登山や旅行で愛用しているパーゴワークス(PaaGo WORKS)のカメラバッグ「フォーカス(FOCUS)」。今年、2019年に入って若干のマイナーチェンジがされていたようです。
そろそろ使用中のフォーカスの買い換えを検討していたタイミングだったので先日購入、ひととおりチェックして使ってみたのでレポートします。
- 旅と登山に欠かせないトップローディングカメラバッグ
- フォーカスが今年マイナーチェンジしていた
- ポケット内の仕切りが消えた
- もちろん今までのフォーカス同様に使えます
- フォーカス三世代と今後のフォーカス利用など
- こちらもどうぞ
旅と登山に欠かせないトップローディングカメラバッグ
パーゴワークス「フォーカス」は小型〜中型のミラーレスカメラ、一眼レフカメラを1台と細かなアクセサリ類を収納、携行するためのトップローディングスタイルのカメラバッグです。
ショルダーバッグ携行、ウエストバッグ携行、そして付属のアタッチメントパーツを使ってバックパックの正面に吊り下げてカメラを携行することができ、登山の際に重たいカメラをバランスよく携行するのに欠かせないアイテムとなっています。
私は5年前の2014年から先代モデルの「フォーカス L」を使うようになり、さらに2016年にリニューアルされた現行「フォーカス」を2017年に購入、これも2年ほど使用しています。
リニューアル後の現行フォーカス(本記事中では「2016年モデル」と呼称します)については購入当時に詳しくレポートしていますが、レインカバーが付属していた初代フォーカスLに対して、止水ジッパー採用や縫製の見直しによりより、耐水性を高めたモデルとなっていました(完全防水という訳ではない)。
しかし、2年間使用しているうちに、上蓋のPVCコーティングにひび割れや剥がれが発生してきました。
今年の春、ネパール旅行に行く際にリペアシールを使って補修していましたが、さすがにそろそろ買い換えも検討していたタイミングでした。
フォーカスが今年マイナーチェンジしていた
そんな折、別の商品チェックでパーゴワークスの公式サイトを見ていたところ、一部の商品写真でフォーカスの外観(カラー)が変更されていることに気付きました。以前は中央のバックル部分に使われていた紫色のベルトが黒に変わっているようで、製品ページにも「2019年モデルよりセンターのベルトが"パープル"から"ブラック"に変更となります。」との記述。
FOCUS | PAAGOWORKS
あくまでマイナーチェンジのレベルのようですが、せっかくなのでこのタイミングで買い換えることにしました(正確には買い足し)。
パーゴワークス(PaaGo works) フォーカス HB904 ブラック
- メディア: ウェア&シューズ
基本的な仕様については以前に詳しくレポートしているので割愛しますが、バッグ本体に保護材を兼ねたインナーバッグを組み合わせた方式。付属品としてバックパック接続用のアタッチメントパーツなど。
付属のラベルなども以前のものと同じでしょうか。
フォーカス20-年モデルの変更点を確認
買ったばかりのフォーカス2019年モデル(右)と2016年モデル(右)を並べてみました。すぐに分かる外観の変化として、パープル(紫)だったベルト(上部持ち手とメイン開口部のバックル)がブラックに変わっています。
付属のショルダーストラップもワンポイントのパープルがブラックに。肩に当たるパッドの大きさも少し大きくなっているようです。
「LET'S PACK AND GO!」は「PACK AND GO!」に。
さらに3箇所のポケットのジッパー部分の持ち手もグレーからブラックに変更されています。
ブラックにパープルのワンポイントは初代のフォーカスLから踏襲されていたカラーリングでしたが、ここにきてブラック一色でよりクールな印象を強く打ち出してきた印象です。
ポケット内の仕切りが消えた
気になったのが、正面左右に設置されているポケット内の仕切りが廃止されていたこと。以前はレンズティッシュやすぐに取り出したい薬を収納したり、仕切り部分にやレンズペンやペンを引っかけていた部分なので、ここは残して欲しかった気もするのですが……。
キーホルダー部分のベルトは黒から目立つオレンジに変更されていますね。
その他の仕様、サイズは変更なしのはず。念のため重量を測ってみましたが、ストラップ抜きの本体で2016年フォーカスが349g、2019年フォーカスは342gでした(カタログ値は350g)。リペアテープを貼っている差分などもありますし(ポケット内仕切りの生地も)、あくまで誤差の範囲と思われます。
もちろん今までのフォーカス同様に使えます
以前の記事でも書きましたが、カメラの出し入れをスムーズにするなら、インナーバッグの巾着口にあたるヒラヒラ部分を本体とインナーの隙間に押し込んでしまうといいでしょう。
収納力も変わらずで、オリンパスのOM-Dやソニーα7系をストレスなく出し入れされる内寸が確保されています。同社のSWING-Lだと少しキツくなるサイズのカメラの収納にはフォーカスがおすすめ。
先日、登山中に軽い雨に降られた際にも使っていましたが、小雨程度なら内部への浸水もなく安心して使えます。もう少し雨が強くなったら、巾着部を引きだして保護してあげるといいでしょう。
パープル部分も特に気に入ってた訳ではありませんし、黒一色の方がむしろ締まって見えていい感じ?
些細な変更ながら以前のモデルより、アウトドアだけに限らず普段使いしやすくなったように感じます。
フォーカス三世代と今後のフォーカス利用など
ということで我が家に新旧三世代のフォーカスが揃ったのでなんとなく記念写真。
これで今度こそ(ネパールにも持って行きましたが)初代のフォーカスLは引退させたい所ですが、実はOM-D E-M1 MarkIIにバッテリーグリップを付けた場合、旧フォーカスLにしか入らないこともあり手放せなかったりもします。
2016年フォーカスも蓋の破れなどはありますが、すぐに引退させることはなく、旅行や登山でのカメラ2台持ちの際はこれから2016/2019年フォーカス両方を使ってカメラを運ぶことになりそうです。