久しぶりにメガネを作りました。前回メガネを作ったのは4年前、当時話題になっていたJINSとZoffでの購入でしたが、今回は最近なにかと話題(?)のオンデーズで作ってみました。
- オンデーズでメガネを作ってみたい!?
- ららぽーと立川のオンデーズでメガネを選ぶ
- 2本同時購入の場合は2,000円OFF
- 検眼、保証、スタッフの対応など
- レンズの在庫の関係で4日後に受け取り
- ケースは白黒の箱形
- その他、感想など
オンデーズでメガネを作ってみたい!?
OWNDAYS(オンデーズ)は近年急成長を遂げている、低価格帯のメガネが人気の眼鏡店。私が4年前にJINSとZoffでメガネを作った際に書いた記事が当時そこそこ読まれたのですが、その際にブコメ等でALOOKや眼鏡市場の名前は出たけど、オンデーズについてはまだ目にしなかった気がします。
私がオンデーズの名前を意識するようになったのも、本当に最近のこと。先月、テレビ東京・カンブリア宮殿にオンデーズの田中修治社長が出演しているのを見て、ようやく話題のメガネ屋とオンデーズの名前が繋がった位です。あとはその直後に見た、karaageさんのこちらのエントリ……。
カンブリア宮殿では田中修治社長が、14億円の負債を抱えていたオンデーズを買収、再生するまでのストーリーを強く打ち出していましたが、個人的にはあまりその手の物語性には興味はなく、あくまで製品の品質、サービス、価格のバランスが取れていれば使ってみたいなというもの。というかあまり過剰にブランドストーリーを強調されるのも白けてしまうんですよね。別にバ○ミューダの悪口じゃないですよ。
ということでJINSとZoffでは一度メガネを作ってますし、「次はオンデーズで作ってみようかな」と。
JINSとZoffのメガネはどうなった?
4年前に作ったJINSとZoffのメガネですが、家用に少し度を落としたJINSのメガネは最初は使っていたものの、ここ2年ぐらい徐々に出番がなくなり、今はフレームの加水分解が進んでほとんど使わない状態です。捨ててしまってもいいのですが、勿体ないですし実家の置きメガネにでもしましょうか。
Zoffのメガネは視力もしっかり出ていて、コンタクト装用以外の時間はずっと使っていました。
元々、コンタクト派でしたが、丁度4年前に会社をめて宛のないフリーランス生活に突入…… 平日は自宅に居ることが多くなり、自然と1日中メガネで過ごす日も増えました。
そんなライフスタイルの変化もあって、もう少し自宅でのPC作業が楽になるメガネを作ってもいいのかなと。Zoffのメガネは遠くまでよく見えるようコンタクトよりも強めの度数、かつ乱視は少し弱めの設定だったので近距離で若干滲むことがありました。
ららぽーと立川のオンデーズでメガネを選ぶ
JINSやZoffに比べるとまだ店舗の少ない(?)オンデーズ。私の住む多摩エリアだと、豊田駅前の「イオンモール多摩平の森」か「ららぽーと立川」(あとは新百合ヶ丘など)にあるようです。ということで先週の月曜祝日、ららぽーと立川にあるオンデーズの店舗を訪ねました。
店舗面積は多摩エリアその他のメガネチェーン(JINSやZoff)にくらべると少しこぢんまりとした雰囲気もありますが、これはテナント的な都合もありそうですね。
メガネを作るシステムは一般的なメガネ店と一緒でまず好きなフレームを選んで、検眼への流れ。レンズの薄さによるの追加料金は発生しないシステム(これが売りらしい。Zoffはこれでメガネが結構値上がりした記憶……)。ただし、PCレンズ、遠近両用、偏光、カラーレンズなどで作る場合は、オプションとして+3,000〜10,000円の追加料金が掛かるようです。
まずはグンニャリ曲げられるフレームでお馴染み(?)、超弾力性特殊素材を使ったAIR Ultemから1本選びました。とりあえずオンデーズにきたのでこれは1本作っておこうかなと。価格は9,980円(税抜)のもの。最近はJINSやZoffでも同様のウルテム素材を使ったフレームが出ているようです。
余談ながら今回オンデーズで作ったAIR Ultem、確かに軽いのですがレンズの入った完成品で比べたら4年前にZoffで作ったZoff Smartの方がわずかに軽かったんですよね。たったの2g差ですけど。


2本同時購入の場合は2,000円OFF
メガネ2本同時購入の場合は2,000円OFF。これは同じ人、度数でなくても構わなくて、同行者で1本ずつ買っても適応されるシステムです。つまり私と妻が1本ずつ買っても2,000円OFFになります。
3本目を購入するとさらに1,000円OFFになるのですが、要は2本以上購入する場合、1本あたり1,000円OFFになるというシステムのようです(レジ処理も1本ずつの割引でした)。
せっかくなので4年前と同様に2本のメガネを作ることにして、先ほどのAIR Ultemのものに、2本目は少し価格の安い5,980円(税別)のセルフレームで、最近作ってない形のものを選んでみました。同行の妻も1本作ったのでトータル3本、3,000円OFFの会計となりました。
検眼、保証、スタッフの対応など
フレームを選んだらまずは渡されたタブレットで名前(カタカナ)と電話番号を登録、それが保証書やカルテなどに使われる仕組みのようです。
コンタクトを付けている場合は、外して保存するためのケースと保存液が用意されています。目を休めるための時間などは特に言われませんでしたが、検眼までの待ち時間が30分弱あったので特に問題ないでしょう。現在使っているメガネを持っていった場合は、事前に計測して貰うこともできます。
検眼はごく一般的な手順で行われ(ランドルト環でなく平仮名の視力表)、どの程度の度数でメガネを作るかをスタッフの方と相談します。
自分の場合は今のメガネよりもコンタクトに近い見え方(特に近距離)を希望したところ、度数を少し落としつつ乱視度数を強めることを勧められ(度数、乱視度数共に今のメガネとコンタクトの間ぐらいの設定)、実際にサンプルレンズでも手元の見え方が向上したのでそれに従うことに。
また、2本作るのメガネの度数を変えることも可能ということで、片方はより運転でも安心して使えるよう度数を1段階上げて貰いました(遠くの視力を出そうと度数を上げると、近距離でやや見辛くなる……的な説明でした。これは歳のせいもあるみたいですが)。
以前はかなりメガネ店に言われるままレンズの度数が設定されていましたが、今使っているメガネやコンタクトの見え方と比較しつつ、何の数値を強めると何が見やすくなるか(見辛くなるか)を分かりやすく説明して貰えたのは、購入する側としてもとても安心できました。
もちろん、実際に使い始めてから気になることなども出てくるのかもしれませんが、その場合も1ヶ月以内なら返品、返金も可能、2回までレンズ交換可能な1年保証もあるということで(店舗は問わないそう)、その点についても安心できそうです。
ちなみにオンデーズでは他店で購入したメガネも7000円でレンズ交換して貰うことができるようなので、度数が合わないけど気に入ってるフレームがある場合はそれを活かして貰うことも可能です。
実際に作ったメガネの度数
さて、現在使っているソフトコンタクト(2WEEK)と4年前にZoffで作ったメガネ、そして今回作った2本のメガネの度数、乱視度数の一覧が以下です。度数はコンタクトが最も弱いのですが、視力的には最も数字が出るのがコンタクトです。
視力自体はここ数年で変化がなく(コンタクトの定期検診で同じまま。両目で1.2)4年前に作ったZoffのメガネでもきっちり視力は出ているのですが、今回はより近距離の見やすさを重視したために、度数は少し落として乱視を強めたものとなっています。
度数 | 2WEEKコンタクト | Zoff | OWNDAYS1 | OWNDAYS2 |
---|---|---|---|---|
SPH(右) | -5.25 | -5.75 | -5.5 | -5.25 |
CYL(右) | -1.75 | -1.0 | -1.5 | -1.5 |
AXS(右) | 180 | 180 | 10 | 10 |
SPH(左) | -4.75 | -5.25 | -5.0 | -4.75 |
CYL(左) | -1.75 | -1.0 | -1.5 | -1.5 |
AXS(左) | 180 | 169 | 165 | 165 |
実際に掛け比べてみると特に近距離の小さい字については、Zoffのメガネに比べて滲みなく見えることが実感できます。逆に遠くの見えやすさについては、どの矯正を使っても運転に支障のない数字が出ているので(最も弱いもので両目0.9)、そこまで気にするものではないかなと。
Zoffのメガネはこれで一線を退くことになりますが、軽くて掛け心地もいいものなので、旅行や山に持って行って使うメガネとしてこれからも活躍して貰う予定です(装備に入れっぱなしにできるので、忘れ物をする可能性が減って助かります)。
レンズの在庫の関係で4日後に受け取り
レンズは薄さ別に3種類から選べ、全て基本料金で作れるのですが、最も薄形のレンズは店頭在庫がないということで後日受け取りのシステム。最速20分の即日完成をアピールしつつ薄形レンズは日数が必要というのは、やや作為的な感じもありますが、そこはまあ仕方ないのかな。
私より視力が悪い妻のメガネは最薄レンズで作る必要があるので、どうせ後日取りに来るならば私の分も含め全て最薄のレンズで作って貰うことにしました。後日、改めて店舗を訪ねて完成したメガネを受け取り、掛け心地の調整などをして貰いました。
ちなみに高弾性のウルテム素材のフレームは、フレーム部での微調整が難しいため(ラバーモダン)で掛け心地を調整することになります。
ケースは白黒の箱形
メガネケースは箱形タイプで白と黒。私の分は白と黒、妻は白が自動的に割り当てられていました。
Zoffで貰った薄形のメガネケースに比べるとやや嵩張るものの、頑丈そうで安心感があります。この辺は可もなく不可もなくといったところ。
その他、感想など
ということで今回実際にオンデーズでメガネを作ってみた訳ですが、検眼から完成までの流れはスムーズながら、今使っているコンタクトやメガネとの違いについての丁寧な説明もあって、安心して度数を決めることができました(2本の度数を変える提案をして貰えたのも良かった)。
メガネ作りにとってなにより重要な要素だと思うので、目的に合ったメガネを作ることができて満足度は高いです。今もオンデーズのメガネをかけてブログを書いていますが、以前よりも近距離(つまりディスプレイ)の見やすさが明らかに良く、ますますコンタクトの出番が減ってしまいそう……?


ただし、店内のフレーム点数、サングラス等を含めた商品バリエーションに関しては(丁度別件でZoffにも立ち寄ったこともあって)選択肢の点で少々物足りなさを感じる所もありました。
今回は最初からオンデーズでメガネを作ることを目的にしていましたが、より自分に合ったフレームを探したい場合、やはり複数のメガネ店を回って探すのが正しいかもしれませんね。正直に言ってしまうと久々に覗いたZoffの店頭には、価格も含めてかなり魅力的なフレームがたくさん並んでいました。


ブランドストーリーに惹かれて選ぶもよし、各店舗を回って雰囲気の気に入った店を選ぶもよし(実際に各店舗かなり店の雰囲気が違うのが面白い)まだまだこの低価格メガネ業界は面白そうです。
今回メガネ1,000円OFFのクーポンを貰ったので、今度は知り合いを紹介してあげることもできますね(自分で1本だけ作る場合にも使えそう)。