少し前からこんなアイテムを試しています。
KUVRD クマムシート WaterBear Screen Cleaners
これまでユニバーサルレンズキャップ＆フードなど、このブログでも紹介したアイテムを作ってきたKUVRDの新製品「クマムシート」。サンプル品を送っていただいたので、紹介してみたいと思います。
「クマムシート」（Waterbear Screen Cleaners）は表はソフトセーム（人工のセーム革）のクリーニング面、裏はシリコンジェルのシールにになった正方形のシート。スマートフォンやタブレットのディスプレイの拭き掃除に使ったり、シール面を貼り付けて携行できるアイテムです。
製品の使い方、特徴はプレスリリース、公式の動画、GIFアニメを見て貰うのが手っ取り早いと思います。
サイズは約1.4m辺から5cmまで、S/M/Lの3種類。
私自信はディスプレイ等の掃除は大量に在庫しているカメラレンズ用クリーニングティッシュや、やはり使い捨てできるレベルで在庫してる布クロスを使っています。使い回しタイプのクリーニングアイテムといえばHAKUBAのレンズペンがありますが、さらに新たなクリーニングアイテムとなるとどう使い分けられるか難しいのですが、せっかくの機会ということで使ってみることにしました。
実際に使ってみると、基本的な性能に関しては公式の宣伝文句は決して大げさではないですし、確かにちょっとした画面の汚れや指紋ならばしっかり落ちます。スマホケースの裏に貼っておける適度な粘着力もあるし、しばらく使ったら水洗いして乾けばすぐにまた使える。
普段使ってるバッグ類にはほぼレンズティッシュ、クロス、レンズペンが入っているのですが、飲食店などでテーブルの上に置いたスマホ画面がちょっと気になったような際に丁度いい感じ。
カメラのフィルター、レンズには少し気を使う
公式サイトや動画を見ているとカメラのレンズやフィルター、メガネのレンズなどへの仕様も想定しているようです。Sサイズがレンズペンのチップより少し大きいぐらいなので、レンズフィルターの汚れ拭きには結構使いやすい感じ。実際に試してみましたが、確かに指紋などは綺麗に落ちます。
ただし、クリーニング面が常にクリーンな状態をキープできているかは使い方によるので（カメラボディ等に貼り付けて保管する方式ですし）、前の清掃の際の汚れが残っていたり、飛んできた砂粒などの小さな粒子を拾っていないとは限りません。
レンズフィルターならば最悪何かあっても消耗品なので交換できますが、レンズ前玉に直接使うのは少々躊躇してしまうかも…… 洗った直後など確実に綺麗な確信があれば良いのですけども。
レンズ直接は少々躊躇するものの、タッチ操作やファインダー使用の際の鼻の脂などで汚れやすいカメラのモニターに関しては、保護フィルムを貼っていることもあるので積極的に使えます。
どこに使っても絶対安心という訳ではありませんが、それを言い出すと布のクロスも同様ですし、自分なりに使い方のルールを決めると良いでしょう。
カメラ本体の空きスペースにペタッと貼り付けておけば、いつでも剥がして使えるのは便利ですね。
面白いアイテムだけどちょっとお高い……
さて、このクマムシート、アイデアや製品自体はとても面白いと思うのですが、気になるのが価格です。
現在Makuakeのクラウドファンディングで先行予約が始まっていますが、早割り価格（超早割は既に終了）で2セット4080円からとなかなかに良いお値段です（購入特典で1セットのプレゼントがあるようなので実質3セットかな）。複数サイズと枚数、繰り返し使えることを考えても少々躊躇する価格だと思います。
円安の影響もあるので仕方なのかもしれませんが（KUVRD公式でも2セット$20）、海外スタートアップ系の製品は今まで以上に割高に感じてしまいますね……。価格についてはあくまで私の感覚ではありますし、Twitterではそれなりに購入報告もあるみたい。興味を持ったはクラファンのページでチェックしてくださいませ！
