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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

久しぶりの谷保天満宮「おかがら火」と「うそ替え神事」

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毎年11月3日は国立市の谷保天満宮にて「おかがら火(庭燎祭)」が執り行われます。

季節の祭事 | 交通安全発祥と学業の神 谷保天満宮

  • おかがら火(庭燎祭)(午後6時)
    • 本社拝殿の前に高さ3メートルにも及ぶ2基のマキの山を積み、午後6時に一斉に点火します。 炎の高さを競い御神木の転倒を防ぎ合う、関東における奇祭の1つと言われています。おかがら火にあたると悪い病気にかからないと言い伝えられています。
    • この行事は養和元年(1181年)11月3日に天神島から現在の地に谷保天満宮が遷座した際、その残木を神前で焚き上げたことか ら始められたと言われています。
    • 当日、並行して、うそ替え神事も行われます。
  • うそ替え神事
    • 11月2日と3日の両日、「うそ鳥」をお頒ちし、これを他の参拝者と交換し合うことによって、その年心ならずも話したり行ったりしてしまったうそやいやなことを帳消しに し、うそとして吉にとり(鳥)替える、とされています。
    • 「うそ」とは、「うそ」という小鳥の形を柳の木を刻んで作り、腹部に空洞があり中に天満宮のおみくじを蔵しています。谷保天満宮 の「うそ鳥」は端正でユーモラスな風体が特色となっています。

以前は毎年のように見に行っていた「おかがら火」ですが、文化の日絡みの連休となると山や旅行に行くことが続き(KENSOのライブがあった年なども)、2020年に久々に行った際はコロナ禍による縮小開催ということもあり、かなり小規模なものになっていました。これはもうほぼかがり火のレベル。

今年の11月3日は中央線方面の登山だったこともあり、帰りがけに久々に行ってみることにしました。

鳥居をくぐって境内に近づくと、既に大きな炎が見えます。

燃え盛る2組の薪の山、「こんなに大きかったっけ!」と驚くレベルで盛大に燃えています。

祭りの開始は18時からなので始まって30分程、火が全体に回ってもっとも激しく燃えている時間帯かも。

写真を撮っているこの距離でもかなりの熱さで、写真を撮っているだけでも汗が吹き出してきます。

高く上がる火柱。境内の木への延焼を防ぐためか、消防団による放水が行われるのですが、丁度そのタイミングは今回は写真に撮ることができませんでいた。

……というのも火から少し離れた場所にて……

無料で振る舞われる煮団子を貰って食べていたのでした(笑) これを食べるのも久しぶり。野菜たっぷりの団子(すいとん的な感じ)汁。山帰りで夕飯はまだだったので美味しかった。


そして「うそ替え神事」。うそ鳥を購入して神職の方と交換、さらに夫婦で交換(このダブルの交換システムは今回初めて聞いたかも)。

なかには木のうそ鳥とおみくじが入っています。うそ鳥、300円の値上げで800円になってました。

もう一回ぐらい放水がないかな、としばらく見ていましたが……


消防団の方が上着を脱ぎだしたので、境内を後にしました。

帰りの谷保駅で見かけた気になるポスター。「駅からハイキング」ちょっと調べてみよう。