I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

旅行のお供に最適な軽量薄型のミニ三脚 Velbon「CUBE」を購入/ミニ三脚比較

本ページは商品、サービスのリンクにプロモーションが含まれています

f:id:OKP:20150810214053j:plain
私、これまでの短い経験からではありますが、基本的に旅行や登山の最中に三脚を使うような撮影をしないということが分かってきました。星空を撮るときに限って、長秒露光のために三脚を使いますが、普通の風景写真の類ではまず使いません。あくまで旅の流れの中で写真を撮りたいので、いちいち三脚を立てての撮影というのにあまり興味がないのですよね…。

コンデジで記念撮影をするための三脚が欲しい

…というのはあくまでメインの一眼(ミラーレス)の話であって、風景バックに自分たちを撮るような記念写真では三脚が欲しくなることもあります。自撮りのできる超広角コンデジのTG-850も持ってはいますが、やはりそれでは風景がきちんと撮れませんし…。

ということで、先日のスイス旅行のお供に、以前から気になっていたベルボンのミニ三脚「CUBE」を買ってみました。
http://www.velbon.com/jp/catalog/cube/cube.html

Velbon 旅行用 小型 三脚 ゴールド CUBE GOLD

Velbon 旅行用 小型 三脚 ゴールド CUBE GOLD

  • 発売日: 2011/09/01
  • メディア: Camera
所謂コンデジ用のミニ三脚ですが24cmという仕舞寸法からは考えられない、1m弱(94cm)の高さまで一瞬で伸ばせる8段伸縮の脚を持つ仕様です。百聞は一見にしかず、実際に動画で見て頂くのが一番いいでしょう。


Velbon CUBE (ベルボンキューブ) - YouTube

伸ばした脚はかなり華奢なので個人的にはコンデジ用だと思っていますが、フロントヘビーにならなければ、小型のミラーレス機ぐらいは大丈夫かも? それ以上のクラスのカメラになると、ちょっと心配になりますね。
こんな感じでコンデジを装着したままショルダーバッグに収まってしまいます。
f:id:OKP:20150810214057j:plain
脚の長さは一番短くした状態か、最大に伸ばした状態のどちらかにしかなりません。
f:id:OKP:20150810214058j:plain

脚をしならせてセッティングするのがキモ?

ちなみに、この三脚の華奢な脚ですが、外側にしならせるようにテンションをかけて立てることで、安定性が増します。これは説明書にも書かれていますし、公式の動画を見てもそのようにセッティングしていますね。
f:id:OKP:20150810214056j:plain

推奨積載質量は400g(オリンパスのSTYLUS 1sぐらい)と控えめに設定されていますので、無理せずにコンデジのみで使っている分には充分だと思います。
手持ちの小型ミラーレスですとPEN Lite E-PL6と標準EZズームで430g程度なので、この辺りがギリギリのラインといった感じでしょうか。写真のE-PL6+M.ZD 25mm F1.8だとやや重量オーバーですが、無理をしなければ大丈夫そうかな?
f:id:OKP:20150811101232j:plain

可動域は狭いですがクリップのようにつまんで角度を調整できる雲台もなかなか便利ですし、ワンタッチで縦位置にすることもできます。
f:id:OKP:20150810214055j:plain

バッグの隙間に収まってしまう薄型設計

スイス旅行ではこのCUBEにNikonCOOLPIX S9700を付けて街歩きなどで使いましたが、三脚を付けたままでショルダーバッグの隙間に入ってしまうコンパクトっぷり。ただでさえバッグはE-M1でズッシリな状況ですし、そこにもう1台記念撮影用のカメラを加えるのに、本機の軽量さと収納時の薄さ(32mm)は有り難かったです。

3本の脚が収納時は1列になることで、雲台部分を含めてもコンデジと厚みがほぼ一緒になります。
f:id:OKP:20150810214054j:plain

今後もやはり登山や旅行時の記念撮影用に、コンデジ専用三脚として活躍して貰う予定です。もちろん組み合わせるのは先日注文したばかりのSTYLUS TG-4 Tough。脚を縮めて使えばTG-4のマクロ撮影用にも使えるかな?

そんなTG-4は結局お盆休み前には発送されなかったので、もう少し待つことになりそうです…。

ミニ三脚3機種を写真で比較

最後に手持ちのミニ三脚3つ(「Fotopro M-4 MINI」「Manfrotto PIXI」「CUBE」)を比較してみましょう。
f:id:OKP:20150811101233j:plain
私の場合、全て登山や旅行用の携帯三脚の用途で手に入れたものですが、重量、仕舞寸法(縮長)、全高、最低高、耐荷重とそれぞれスペックはバラバラ。どれが特別優れているという訳ではなく、それぞれに一長一短ありますので適材適所で使い分けていきたい感じですね。

Fotopro M-4 MINI Manfrotto PIXI Velbon CUBE
本体重量 670g 650g 390g
縮長 175mm 185mm 240mm
全高 450mm 135mm 940mm
最低高 150mm 135mm 240mm
耐荷重 2kg 1kg 400g

最低高付近ではM-4 MINIが断トツの自由度を誇ります。脚をべったり開いての15cmのローアングルから最大伸長の45cmまで、脚の長さと角度を数段階で調整可能です。PIXIは割り切った使い方しかできませんが、耐荷重が1kgと比較的余裕があるため、荷物を軽くしたい登山の際の保険として持ち出すことが多いミニ三脚です。
f:id:OKP:20150811101231j:plain
最大伸長で比較すると今回手に入れたCUBEが完全に飛び抜けてしまいました。使えるカメラは軽量なものに限られますが、他のミニ三脚にはない「高さ」という個性はこのCUBEの大きな強みですね。
f:id:OKP:20150811101234j:plain

Manfrotto ミニ三脚 PIXI ホワイト MTPIXI-WH

Manfrotto ミニ三脚 PIXI ホワイト MTPIXI-WH

  • 発売日: 2014/02/13
  • メディア: エレクトロニクス
発売時期はCUBEが一番古かったんですね。