I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

住宅地の中にある管理釣り場でマス釣りしてきたよ!

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昨年のクリスマスプレゼントに釣り竿(ルアーロッド)を貰った私のその後になります…。
moognyk.hateblo.jp
当然、さっそく何か魚を釣りたいぜ!となる訳ですが、季節は冬、久々の釣りということもあって、自然河川や湖、海でなく管理釣り場に行ってきました。素直に近所の多摩川に行っておけよ… という気もするのですが(笑)

「管理釣り場」とは…?

管理釣り場(通称「管釣(かんつり)」」というのは読んで字の如く、人の手で管理された釣り場、つまりは釣り堀です。しかしながら、区画整理されたプールのような釣り堀に比べると、自然のフィールドを意識したような整備がされたもの、中でもルアーやフライフィッシングに特化した釣り堀を、一般的には管理釣り場と呼ぶことが多い気がします。
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管理釣り場には大きく分けると、湖や池を模した「ポンドタイプ」、自然河川の一部を区切って魚を放流した「渓流型」があります。東京近郊だと比較的渓流型が多く、私も丹沢水系の管理釣り場をよく利用しておりました。
しかし今回利用したのは川崎市の住宅街の一角に作られたポンドタイプの管理釣り場、「Berry Park in FISH ON!王禅寺」です。
BerryPark in FISH ON!王禅寺
元々、東京電力系の子会社が所有、運営する管理釣り場でしたが、震災後の資産整理に伴い2012年に中古釣具販売チェーンのタックルベリーへと売却されました。この「FISH ON!王禅寺」の存在は以前から知ってましたが、実際に利用したことはありませんでした。

前売り券をタックルベリー各店で購入し、かつTB会員になっておくことで、平日ならば3時間で2200円、6時間で3200円とかなりリーズナブルな価格で遊ぶことができます。

事前に釣り場のレギュレーションを確認しておこう!

自然のフィールドとは違い*1、管理釣り場には様々なレギュレーション(ルール)があります。使用してはいけないルアーやフライ、釣り竿の長さの規定などは事前にHPなどで確認しておきましょう。

一般的に管理釣り場ではフック(釣り針)にバーブ(かえし)のある針は禁止され、バーブレスフックと呼ばれる針の使用が定められています。その他にも釣り場によってはリリース禁止(釣った魚は全て持ち帰り/買い取り)などもあるようなので、注意しましょう。
「FISH ON!王禅寺」のレギュレーションを確認した所、フックは全てシングル(1本針)のバーブレスということになっていたので、事前の準備として持ち込むルアーのフックを全て交換しておきました。このシングルフックルール、最近は魚へのダメージも考え、かなり一般的になっているようです。

多くの市販ルアーはこのようなトリプルフック(三本針)が付けられています。
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これが交換用のシングル・バーブレスフック。
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交換するとこんな感じになります。小さなルアーの場合、フックを交換すると重量バランスが変化して動きが変わってしまうものもあるので、なるべく以前に付いていたフックと重さを合わせてあげるとよいでしょう。
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住宅地のど真ん中にある管理釣り場

「BerryPark in FISH ON!王禅寺」があるのは川崎市の麻生区。徒歩圏内の最寄り駅は特になく、小田急線の新百合ヶ丘と田園都市線のたまプラーザの中間あたり。アクセスは車かバスになります。
施設の名称にもありますが、近隣には王禅寺という寺を始めいくつかの寺や緑地、雑木林などがまとまったエリアに作られたレジャー施設。高低差の多い山を切り開いた住宅地の一角になります。

写真は受付やレストランなどがあるロッジ風の建物。釣具のショップ(タックルベリー)も入っているので、釣れ筋のルアーやフライを現地で購入することができます。有料のレンタルタックル(道具)などもあるようなので、手ぶらで行くことも可能です。
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こんな感じの大きめの池が2つと、小さな池が2つ。それぞれ、ルアー専用、ルアー&フライ、ルアー&フライ&テンカラ、餌釣り専用の池と分かれているようです。
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それでは早速、新しい釣り竿TULALA ポルタメント170で釣り開始。ちなみに釣り人の間では、新しい道具で魚を釣ることを「魂を入れる」なんて表現することもあります。魚にとってみたら随分と迷惑な入魂作業ですけども…。
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はい、釣れました、無事入魂完了。まあ釣り堀ですし。こういう管理釣り場はちょっとコツが分かっていれば簡単に釣れます。ルアー(カラー)のローテーションと魚の習性を知っておくことがコツといえばコツなのですが、その辺の情報は専門のサイトなど見て貰った方がいいでしょう。需要があるようならそのうち書きます(?)。
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初心者の人は周りを見て「他の人よりもゆっくりリールを巻く(ルアーを動かす)」ことを意識するといいかもしれません。

この日は3時間の前売り券を買っていきましたが、14時半ぐらいからスタートして今の季節だと17時前には日が沈んでしまいます。日没までにだいたい10尾を少し超えるぐらいの魚を釣ってこの日は納竿。全て20〜30cm程度のニジマスでした。
ここにはニジマス以外にも数種類のサケマス系の魚が放流されているようですので、また行くことがあれば他の魚も狙ってみたいと思います。この魚種を狙って釣り分けられるようになると、また楽しかったりするのですが、意外と簡単でなかったりして、つい直ぐに釣れるニジマスに手を出しがちです(笑)

正直釣りの種類としては、そこまで面白いものではないのですが(笑)、都心からも近く気軽に魚の引きを味わうことができるという意味では、とても貴重なフィールドですね。初心者の方のキャスト練習などにも、最適かと思われます。

カワウ&アオサギのパラダイス!?

このようにな住宅地に囲まれた池に、これだけ魚が放された場所ですので、当然多くのカワウ(川鵜)やアオサギといった鳥がそれらの魚を目当てに集まってきます(野良猫も多いw)。周囲には広い雑木林もあるので多くの鳥が営巣しているのでしょう。
時々、従業員が派手に爆竹を鳴らして鳥を追い払っていたりと、住宅地も近いのに大丈夫かいな?と思ったりもするのですが… 釣り堀の経営というのは色々と苦労が絶えないのでしょうね。
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身近に見られる鳥としてはかなり大型な部類になるアオサギも、釣り人のすぐ傍までやってきます。こいつらが数匹近くまで飛んでくるとかなりの迫力です。
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アオサギの英名はグレイヘロン(Grey Heron)というのですが、グレイヘロンといえばフライ(毛針)の素材としてもお馴染み。フライタイイングをする人にとっては、彼等の落とし物も釣果とは別に嬉しいプレゼントかもしれませんね(笑)

おまけ:よみうりランドのイルミネーション

帰りに前を通りかかってあまりに綺麗だったので、コンビニでコーヒーを買いがてら外から眺めたのですが、よみうりランドのイルミネーションって凄い豪華なんですね。比較的近所に住んでいながら、全然知りませんでした。
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2月14日までの期間で、もう少し続いているようですので、機会があればこちらもちゃんと見に来たいなーなんて。
イルミネーション|よみうりランド ジュエルミネーション 2017-2018
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標準ズームのK-S1ではISO3200まで上げてもちょっと厳しかったですね。やはり以前の16M機の方が高感度は強かったような…? 次はもう少し明るいレンズを付けたOM-Dで来ることにしましょうか。

*1:もちろん自然の釣り場にも釣法・漁具の規制、入漁料等のルールは存在しますが