三連休最終日の2月12日から翌日に掛けて、福島〜山形エリアを車で旅行してきました。
米沢に行く途中、猪苗代湖で白鳥を見る
当初は連休2日目から2泊のスケジュールで出掛ける予定を立てていたのですが、初日宿泊先の天候が微妙だったこともあり12日の出発に計画を変更。初日は福島あたりで食事をしてから、米沢に移動して昨年も泊まった白布温泉に宿泊、翌13日に天元台から西吾妻山登山を楽しんで帰る予定となりました。
月曜日の早い時間に車で東京を出発、連休最終日ガラガラの東北道をひた走り、日の出時刻の6時半過ぎに猪苗代湖畔に到着しました。「道の駅 猪苗代」でトイレ休憩をしたら「白鳥浜」へ。朝方の天気は曇。朝日も見えませんでしたし、晴れていれば見えるはずの磐梯山も雲の中。
数年前の同じ時期に来た際の「道の駅 猪苗代」の朝はこんな感じでした。夜のうちに山形駅前から移動して車中泊、そのときは裏磐梯(福島県)のグランデコスノーリゾートから西吾妻山に上りました。
この日は冬になると猪苗代湖に飛来するという白鳥を見ようと思って朝からやってきたのですが、湖上には2羽の白鳥が浮かんでいるのみ……。
これはオオハクチョウですかね。
少し周辺を見回しましたが、他の白鳥がいる気配もないので移動します。
志田浜とオナガガモ
少し車を走らせて、東岸の志田浜というところにやってきました。猪苗代湖の周辺には夏には湖水浴が楽しめるビーチがいくつかありますが、さすがにこの時期、時間帯は閑散としています。
白鳥の姿はありませんが、たくさんのオナガガモが集まっていました。
カモ鴨カモ鴨カモ鴨カモ……
飛ぶカモ。
歩くカモ。
猪苗代湖の対岸、山の上に風力発電の風車。
カモと風車。
オナガガモ、かわいいですね。
青松浜湖水浴場とコハクチョウ
オナガガモはたっぷり見たので、今度は湖の南側へ。郡山市湖南町の「青松浜湖水浴場」まで移動します。車で30分ちょっと、青松浜の湖畔には雪が残っていました。
移動中に徐々に空が晴れて、雲に隠れていた磐梯山も徐々に姿を現しました。駐車場からすぐの湖畔の浅瀬にたくさんの白鳥が集まっています。まだ半分ぐらい寝ている?
起きてるのもいます。この青松浜に集まっているのはコハクチョウですね。
先程のオオハクチョウとの違い、嘴の黄色と黒い部分がちょっと違います。
オナガガモはここにもいます。
徐々に活動的になってきました。
だんだんテンション上がって、一斉に鳴きだした。
望遠レンズを覗くと離れた湖上にもたくさんの白鳥たち。さらに向こうの方から泳いできます。
あまり飛ばない白鳥と元気なカモ
一斉に飛び立つ姿が見られるのかな…… とか思ってましたが、目の前の白鳥たちは起きたと思ったらまた寝たり、たまに泳いでどこか行くぐらい。そしてたまに東の方から数話ずつ飛んでくる白鳥。
白鳥は大きいですし優雅に翔ぶので、近くを飛んでくれれば比較的楽に撮ることができます。
眼の前を旋回する際に山をバックに飛んでくれたりなど。
白鳥よりもカモの方がたくさん飛んでます。
普段、旅行にはあまり望遠レンズを持って行くことはないのですが、今回「初日はどうしようか? 猪苗代湖に白鳥がいるらしい?」みたいな感じで、車に積んでおいたのが役に立ちました。
三脚で大きな望遠レンズを構えているカメクラの姿も。ずっと同じ方向にレンズを向けているようだけど、飛び待ちなのでしょうか。
こちらはお手軽カメラで飛んでるものはなんでも撮る。
9時近くなると殆どの白鳥が目覚めたようです。
大きな湖は波があります。対岸付近のガスもかなり晴れました。
磐梯山、冬に登ろうと思いつつまた機会を逃してしまった。この日もこの後、またガスってしまったようです。
磐梯山とハクチョウたち。
白鳥は飛ばないけどカモが飛んでるのでまあ楽しい。
みんな大好きなオオバンもいた。
ちょっと通りますよ(オナガガモ♀)。
ちょっと通りますよ(オナガガモ♂)。弁足を上げて挨拶してる(訳ではない)。
気がついたら9時半、一部の白鳥たちはどこかへ泳いで行きましたが、その他はそのまま休憩に入ってしまったようです。
三脚カメクラの人たちも撤収していますし、我々も次の予定というかランチのための移動があるの切り上げます。ここから郡山の中心に方面に抜けて再び東北道に乗り、北緯37度を目指します!?*1
猪苗代湖、日本の湖沼で4番目位の大きさだけあって非常にデカい。道の駅猪苗代から約湖周を半周して40分ぐらい、ノンストップで1周するだけでも1時間以上は掛かりそうですね。
*1:ちなみに福島県は南〜北でずっと北緯37度台ではある/37度37分28秒〜58分36秒、福島市庁舎が北緯37度45分39秒